第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当社グループ(当社及び連結子会社)は主力事業である「女性だけの30分健康体操教室 カーブス」などを通じて健康寿命の延伸に寄与し、社会課題の解決に貢献する「地域の健康インフラ」として、顧客サービス強化による会員の満足度向上、会員数拡充に努めております。

当社グループでは、ウィズコロナ・アフターコロナの市場環境は次の2つの視点から大きく変化するものと捉えています。

①健康マーケットの広がり:コロナショックは自らの生命、健康に目を向けざるを得ない機会となり、中長期的には「自分の健康は自分で守る」との認識が一層広がり、健康マーケットが大きく拡大をするタイミングが来る。

②非接触型サービス需要の高まり:アフターコロナにおいても消費者心理、社会経済状況には新型コロナウイルス 感染症の影響が色濃く残り、非接触型サービスの需要が高まるなど質的な変化が発生する。

このような経営環境の中、当社グループは2022年末までの約2年間で事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を目指しており、2021年8月期(2020年9月1日~2021年8月31日)は、その確かな道筋を創る年度と位置付け戦略を遂行しております。

当第3四半期連結会計期間(2021年3月~2021年5月)は、最優先課題として掲げております「会員数の早期回復」

に向けて、2021年4月より、TVCMを投下し、Web広告等とのメディアミックスマーケティングを展開してまいりました。また、オンライン体操教室「おうちでカーブス」の新規会員募集を開始し、オンラインと店舗を融合させた新しいビジネスモデルを創造するチャレンジを遂行しています。

2021年4月23日以降、緊急事態宣言等が発出される中においても、新規入会数は着実に回復し、退会率もコロナショック前の水準以下に抑えることができ、当第2四半期連結会計期間末64.1万人(オンライン会員を含む)だった

会員数は3.9万人純増し68.1万人(オンライン会員を含む)まで回復をいたしました。しかしながら、2021年4月9日

に公表いたしました、2021年8月期末会員数予想70万人(オンライン会員を除く)の計画に対しては、新規入会数が計画よりも下回ったことにより進捗が遅れている状況です。

なお、緊急事態宣言等の影響により、休業要請の対象となった大型施設に入居する一部の店舗において休業(最大時31店舗)等が発生をいたしましたが、対象店舗の会員様のおよそ70%は近隣店舗利用もしくはオンライン体操教室「おうちでカーブス」の利用によって運動を継続いただくことができており、会費返金等の影響は最小限にとどまっています。

また、コロナショックの影響が大きい店舗の統廃合を引き続き進めており、統廃合店の会員様のうち70%超の方は他店に移籍をして運動を継続いただいています。

これらによって、当第3四半期連結会計期間末の国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数及び会員数は次の通りとなりました。

1.国内カーブス店舗数

 

前連結会計年度

(2020年8月31日)

当第2四半期

連結会計期間

(2021年2月28日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年5月31日)

 

当第2四半期連結

会計期間末比

店舗数

2,020店舗

1,988店舗

1,974店舗

△14店舗

△0.7%

 内、直営店舗数

70店舗

75店舗

75店舗

   フランチャイズ(以
   下、FC。)店舗数

1,950店舗

1,913店舗

1,899店舗

△14店舗

△0.7%

 

 

2.国内カーブス会員数

 

前連結会計年度

(2020年8月31日)

当第2四半期

連結会計期間

(2021年2月28日)

当第3四半期連結会計期間

(2021年5月31日)

 

当第2四半期

連結会計期間末比

休会を除く実質会員数

60.0万人

64.1万人

68.1万人

3.9万人

6.2%

 

(注)1.当第3四半期連結会計期間の新規出店数は3店舗、閉店・統合数は17店舗となっております。

2.特別休会制度は2021年3月末をもって終了しております。

3.国内カーブス会員数には、オンライン体操教室「おうちでカーブス」の会員数を含んでおります。

 

男性向け運動施設「メンズ・カーブス」では、7店舗目となる新店舗を5月に出店いたしました。

海外事業は、2019年7月にFC本部事業を買収いたしました欧州を重点地域と位置付けています。当第3四半期連結会計期間末(2021年3月末(決算期のずれにより、2ヶ月遅れでの連結取り込み))の欧州カーブス(イギリス・イタリア・スペイン・他5ヶ国)店舗数は、159店舗(全店FC店舗)、うちロックダウンなど政府行政方針による休業は108店舗となりました。

 

また、コスト面においては、市場環境を踏まえながらも積極的にマーケティング費用を投下した一方、休業休会に伴う加盟店への経営支援金の減少などによって、販売費及び一般管理費が当第1四半期連結会計期間対比258百万円減少いたしました。一方、マーケティング費用を大幅に抑制しておりました当第2四半期連結会計期間対比では686百万円の増加となっています。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、181億70百万円(前年同期比7.1%減)、営業利益は、13億14百万円(前年同期比23.9%減)となり、経常利益は、為替変動によりCurves International, Inc.においてキャッシュの増減には影響しない為替差益が発生した結果、14億21百万円(前年同期比18.0%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税、住民税及び事業税を8億35百万円計上したこと等により、8億24百万円(前年同期比26.5%減)となりました。

なお、前期まで売上に計上をしていた広告分担金(FC加盟店より徴収)を当第1四半期連結会計期間より売上に計上をしておりません。前第3四半期連結累計期間における広告分担金を調整した売上高の前年同期比は1.7%減になります。これは、FC本部であるカーブスジャパンにおいて広告分担金収入を超過して使用した広告分担金支出について、加盟企業から追加徴収をしない形に契約を変更したことに伴い、超過使用分を販売費及び一般管理費に計上することとしたことによるものです。

また、当社グループはカーブス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億49百万円減少し364億88百万円(前連結会計年度末比0.9%減)となりました。

流動資産は3億4百万円減少し149億70百万円(同比2.0%減)となりました。これは主に、商品が2億79百万円減少したことなどによるものです。

有形固定資産は1億64百万円増加し4億91百万円(同比50.6%増)となりました。

無形固定資産は3億39百万円減少し204億49百万円(同比1.6%減)となりました。これは主に、商標権が2億85百万円、その他の無形固定資産が1億47百万円およびのれんが24百万円減少したことなどによるものです。

投資その他の資産は1億30百万円増加し5億77百万円(同比29.2%増)となりました。

固定資産の総額は44百万円減少し215億18百万円(同比0.2%減)となりました。

 

   (負債)

流動負債は12億89百万円増加し85億52百万円(同比17.8%増)となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が9億37百万円増加したことなどによるものです。

固定負債は23億67百万円減少し190億65百万円(同比11.0%減)となりました。これは主に、長期借入金が23億17百万円減少したことなどによるものです。

負債の総額は10億77百万円減少し276億17百万円(同比3.8%減)となりました。

 

 

   (純資産)

純資産は7億28百万円増加し88億71百万円(同比8.9%増)となりました。これは主に、配当金4億69百万円を支払った一方、親会社株主に帰属する四半期純利益8億24百万円を計上したことにより利益剰余金が3億55百万円増加したことなどによるものです。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当社グループは、国立大学等の研究機関と共同で健康や運動による脳機能への効果測定などを行っております。

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は46百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。