当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループ(当社及び連結子会社)は主力事業である「女性だけの30分健康体操教室 カーブス」などを通じて健康寿命の延伸に寄与し、社会課題の解決に貢献する「地域密着の健康インフラ」として、顧客サービス強化による会員の満足度向上、会員数拡充に努めております。
当社グループでは、ウィズコロナ・アフターコロナの市場環境は次の2つの視点から大きく変化するものと捉えています。
①健康マーケットの広がり:コロナショックは自らの生命、健康に目を向けざるを得ない機会となり、中長期的には「自分の健康は自分で守る」との認識が一層広がり、予防・健康マーケットが大きく拡大をしていく。
②非接触型サービス需要の高まり:アフターコロナにおいても消費者心理、社会経済状況には新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く残り、非接触型サービスの需要が高まるなど質的な変化が発生する。
このような経営環境の中、当社グループは2022年末(2022年12月末)までの事業回復と新しい経営環境下でのビジネスモデル確立を目指しており、2022年8月期(2021年9月1日~2022年8月31日)は、これを確実なものとする年度と位置付け戦略を遂行しています。
事業回復の最重要指標である会員数は、前連結会計年度末69.3万人から4.3万人純増し、73.7万人(オンライン会員を含む)となりました。
当第3四半期連結会計期間(2022年3月~2022年5月)は、2022年3月、4月にTVCMを投下しWeb広告等とのメディアミックスマーケティングを展開した結果、前四半期末からは1.8万人の会員数純増となり、最優先課題である「会員数の早期回復」は着実に進捗をしています。また顧客満足度の一層の向上により、月次退会率はコロナ前の水準以下に継続的に抑えることができております。しかしながら、新規入会において3月下旬までオミクロン株の感染拡大やまん延防止等重点措置などによって社会活動が停滞した影響を受け、とくにシニア層(65歳以上)の新規入会が低調となり、当第3四半期連結会計期間末の会員数は当初想定を下回っております。
また、会員向け物販は、第2四半期連結会計期間におけるプロテインの定期契約者数増加及び高機能新商品による客単価向上などにより、当第3四半期連結会計期間も引き続き好調に推移し予想を上回る結果となっております。
なお、コロナショックの影響が大きい店舗の統廃合を引き続き進めており、統廃合店の会員様のうち約70%の方は他店に移籍をして運動を継続いただいています。
これらによって、当第3四半期連結会計期間末の国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数及び会員数は次の通りとなりました。
国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数・会員数
(注)1.当第3四半期連結会計期間の新規出店数は3店舗、閉店・統合数は6店舗となっております。
2.国内カーブス会員数には、オンライン体操教室「おうちでカーブス」の会員数を含んでおります。
男性向け運動施設「メンズ・カーブス」は2022年3月に10店舗目となる店舗を東北大学片平キャンパス(宮城県仙台市)内に出店いたしました。今後、東北大学との共同研究分野を拡充していく計画です。
海外事業は、2019年7月にFC本部事業を買収いたしました欧州を重点地域と位置付けています。当第3四半期連結会計期間末(2022年3月末(決算期のずれにより、2ヶ月遅れでの連結取り込み))の欧州カーブス(イギリス・イタリア・スペイン・他5ヶ国)店舗数は、153店舗(全店FC店舗)となっております。
販売費及び一般管理費においては、マーケティングの戦略的展開により広告宣伝費を費やしたこと等により、第2四半期連結会計期間対比5億19百万円の増加、前年同期比99百万円の増加となっております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、204億49百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は、24億32百万円(前年同期比85.0%増)となり、経常利益は、為替変動によりCurves International, Inc.においてキャッシュの増減には影響しない為替差益が発生した結果、27億10百万円(前年同期比90.7%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税、住民税及び事業税を10億22百万円計上したことなどにより、17億99百万円(前年同期比118.1%増)となりました。
また、当社グループはカーブス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億23百万円減少し359億61百万円(前連結会計年度末比0.9%減)となりました。
流動資産は14億15百万円減少し135億46百万円(同比9.5%減)となりました。これは主に、現金及び預金が20億2百万円減少したことなどによるものです。
有形固定資産は33百万円減少し4億72百万円(同比6.6%減)となりました。
無形固定資産は11億92百万円増加し213億20百万円(同比5.9%増)となりました。これは主に、為替変動により商標権が9億97百万円増加したことなどによるものです。
投資その他の資産は66百万円減少し6億22百万円(同比9.7%減)となりました。
固定資産の総額は10億91百万円増加し224億15百万円(同比5.1%増)となりました。
(負債)
流動負債は84百万円減少し88億45百万円(同比0.9%減)となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が2億28百万円増加した一方、未払金が3億59百万円減少したことなどによるものです。
固定負債は13億34百万円減少し168億57百万円(同比7.3%減)となりました。これは主に、長期借入金が15億51百万円減少したことなどによるものです。
負債の総額は14億19百万円減少し257億2百万円(同比5.2%減)となりました。
(純資産)
純資産は10億95百万円増加し102億59百万円(同比12.0%増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益17億99百万円の計上と配当金7億97百万円の支払いにより利益剰余金が10億1百万円増加した一方、株式給付信託(J-ESOP及びBBT(=Board Benefit Trust))制度の導入に伴う当社株式取得の結果、自己株式が12億47百万円となったことなどによるものです。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当社グループは、国立大学等の研究機関と共同で健康や運動による脳機能への効果測定などを行っております。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は59百万円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。