第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

当社グループ(当社及び連結子会社)は主力事業である「女性だけの30分フィットネス カーブス」などを通じて健康寿命の延伸に寄与し、社会課題の解決に貢献する「地域密着の健康インフラ」として、顧客サービス強化による会員満足度向上、会員数拡充、店舗網拡大に努めております。

 

当第3四半期連結累計期間(2022年9月~2023年5月)の経営成績は以下の通りです。

 

 

前第3四半期

連結累計期間

(百万円)

当第3四半期

連結累計期間

(百万円)

増減額

(百万円)

増減率

(%)

売上高

20,449

22,189

1,739

8.5

営業利益

(利益率)

2,432

(11.9%)

3,094

(13.9%)

662

27.2

経常利益

2,710

2,980

270

10.0

親会社株主に帰属する

四半期純利益

1,799

1,874

75

4.2

 

 

会員数は、前連結会計年度末75.4万人から1.7万人純増し、77.2万人(前年同期末比3.4万会員純増)となりました。(*会員数はオンラインフィットネス「おうちでカーブス」会員および店舗とオンラインのハイブリッドサービス「おうちでカーブスWプラン」会員を含む)当第3四半期連結会計期間(2023年3月~2023年5月)は、3月、4月にTV、WEBを中心としたメディアミックスマーケティングを展開しました。コロナ以降に注力をしてきたヤング層(50~64歳)の新規入会において引き続き着実な成果を上げることができました。また顧客満足度の一層の向上により、月次退会率はコロナ前の水準以下に抑えることができております。

会員向け物販は、会員様への「食生活の相談」を強化した結果、プロテインの定期契約者数が過去最高となりました。第2四半期連結累計期間で微増したプロテイン定期契約者のお届けスキップ数(注1)は、継続的なサポートが奏功し改善傾向にあり、5月には価格改定(2022年9月)前の水準となりました。

(注1)プロテインの定期契約をしている会員様がその月の商品のお届けをスキップする制度。商品のお届けをもって代金請求、売上計上をしているため、スキップ数の増減が売上高に影響します。

 

これらによって、当第3四半期連結会計期間末(2023年5月31日)の国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数および会員数は次の通りとなりました。

 

国内カーブス(メンズ・カーブスを除く)店舗数・会員数

 

前連結会計

年度末

(2022年8月末)

当第3四半期連結会計期間

(2023年5月末)

 

※ご参考:

コロナ前実績

2020年8月期

第2四半期末

(2020年2月末)

 

前連結会計年度末比

店舗数

1,947店舗

1,956店舗

9店舗

0.5%

 

2,014店舗

 内、直営店舗数

75店舗

76店舗

1店舗

1.3%

 

65店舗

   FC店舗数

1,872店舗

1,880店舗

8店舗

0.4%

 

1,949店舗

会員数

75.4万人

77.2万人

1.7万人

2.3%

 

83.2万人

 

(注)1.当第3四半期連結会計期間の新規出店数は5店舗、閉店・統合数は3店舗となっております。

2.国内カーブス会員数には、オンラインフィットネス「おうちでカーブス」および店舗とオンラインの

  ハイブリッドサービス「おうちでカーブスWプラン」の会員数を含んでおります。

男性向け運動施設「メンズ・カーブス」では当第3四半期連結会計期間に1店舗を新規出店し、総店舗数は16店舗となりました。

海外事業は、2019年7月にFC本部事業を買収いたしました欧州を重点地域と位置付けています。当第3四半期連結会計期間末(2023年3月末(決算期のずれにより、2ヶ月遅れでの連結取り込み))の欧州カーブス(イギリス・イタリア・スペイン・他5ヶ国)店舗数は、142店舗(全店FC店舗)となっております。

 

当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、前年同期比1億39百万円減少しました。円安進行に伴いのれん・商標権償却額が増加したこと(注2)、全国での研修再開等営業活動が正常化したことに伴う各種費用が増加したことなど増加要因があったものの、これら以上に広告宣伝費などが減少いたしました。広告宣伝費の減少理由は、会員数増加に伴いFC加盟店からの広告分担金供出額が増加したこと、マーケティングの集客効率が改善したこと等です。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、221億89百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は、30億94百万円(前年同期比27.2%増)となり、経常利益は、為替変動によりCurves International, Inc.においてキャッシュの増減には影響しない為替差損が発生した結果(注3)、29億80百万円(前年同期比10.0%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税、住民税及び事業税を12億62百万円計上したことなどにより、18億74百万円(前年同期比4.2%増)となりました。

 

(注2)のれん・商標権は、Curves International, Inc.買収時に発生した米ドル建てのものであり、定額法により毎四半期2,532千ドル償却しております。対米ドルの期中平均為替換算レートが前年同期に比べ、1ドルにつき23.72円円安になったことにより当第3四半期連結累計期間における円換算の償却額が1億80百万円増加しております。

(注3)海外子会社であるCurves International, Inc.への円建て貸付金の為替換算等により、キャッシュの増減には影響しない為替差損が92百万円発生しております。これは、対米ドルの当第3四半期連結会計期間末の為替換算レートが前連結会計年度末に比べ、1ドルにつき3.15円円高になったこと等によります。

 

 

なお、海外連結子会社等の財務諸表項目の主な為替の換算レートは、次の通りです。

 

1米ドル

第1四半期

9-11月

第2四半期

12-2月

第3四半期

3-5月

第4四半期

6-8月

期中平均

為替換算レート

138.68円[110.47円]

139.22円[112.05円]

137.49円[113.77円]

-[117.81円]

連結会計期間末の為替換算レート

144.81円[111.92円]

132.70円[115.02円]

133.53円[122.39円]

-[136.68円]

 

[ ]内は前年同期の換算レート

 

また、当社グループはカーブス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

(2) 財政状態の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ14億74百万円減少し368億77百万円(前連結会計年度末比3.8%減)となりました。

流動資産は42百万円増加し137億82百万円(同比0.3%増)となりました。

有形固定資産は49百万円増加し4億74百万円(同比11.7%増)となりました。

無形固定資産は15億59百万円減少し218億41百万円(同比6.7%減)となりました(注4)。

投資その他の資産は7百万円減少し7億78百万円(同比1.0%減)となりました。

固定資産の総額は15億17百万円減少し230億95百万円(同比6.2%減)となりました。

(注4)無形固定資産のうちCurves International, Inc.買収時に発生したのれん・商標権の資産価額が、毎期の償却、および対米ドルの当第3四半期連結会計期間末為替換算レートが前連結会計年度末に比べ、1ドルにつき3.15円円高となったことにより、円換算では15億17百万円の減少となっています。

(

 前連結会計年度末 159,566千ドル 1ドル=136.68円 円換算  218億9百万円
償却による減少  △7,598千ドル
当第3四半期連結会計期間末 151,968千ドル 1ドル=133.53円 円換算  202億92百万円

)

 

 

(負債)

流動負債は5億9百万円増加し98億17百万円(同比5.5%増)となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が5億32百万円増加したことなどによるものです。

固定負債は26億99百万円減少し139億88百万円(同比16.2%減)となりました。これは主に、長期借入金が24億67百万円減少したことなどによるものです。

負債の総額は21億89百万円減少し238億6百万円(同比8.4%減)となりました。

 

(純資産)

純資産は7億14百万円増加し130億70百万円(同比5.8%増)、うち株主資本は10億76百万円増加し99億44百万円(同比12.1%増)となりました。

これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益18億74百万円の計上と配当金7億97百万円の支払いにより利益剰余金が10億76百万円増加した一方、円高進行により為替換算調整勘定が3億55百万円減少したことなどによるものです。

 

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当社グループは、国立大学等の研究機関と共同で健康や運動による脳機能への効果測定などを行っております。

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は40百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。