第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 また、当社は、2022年3月1日付で当社が100%の議決権を有する子会社として株式会社関通ビジネスサービスを設立したことにより、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しておりますので、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。

 なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間(2022年3月1日から2022年8月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、社会経済活動の正常化に向けた動きがみられた一方で、ウクライナ情勢の緊迫化や急激な円安による資源及び原材料価格の高騰等により、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しました。

 このような環境のもと、当社グループは一層の企業価値の向上を図るため、2022年4月14日付「中期経営計画のローリングに関するお知らせ」で公表しましたとおり、中期経営計画をローリングし、物流サービス事業においては、主に「物流センターの増設による物流サービス事業の拡大」を、またITオートメーション事業においては、「ITオートメーション事業の新規獲得強化」をそれぞれの成長戦略に掲げ、各セグメントにおいて業績の持続的な向上に努めました。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は5,107,376千円、営業利益は191,190千円、経常利益は175,544千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は113,034千円となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 なお、各セグメントの売上高は外部顧客への売上高を表示し、セグメント損益は四半期連結損益計算書における営業利益をベースとしております。

 

(物流サービス事業)

 物流サービス事業におきましては、EC・通販物流支援サービスを中心に、引続き品質及び生産性向上のための改善活動に取組み、お客様満足度の一層の向上を推進しました。一方、2022年2月に新設の東京主管センター(埼玉県新座市、総床面積約8,300坪)及び2022年8月に新設のD2CⅡ物流センター(兵庫県尼崎市、総床面積約4,000坪)を中心に、新規のお客様獲得のためSEO対策等のインターネットを通じた効果的なお客様の獲得を強化しました。また、2022年2月に新設しました本社ショールーム(兵庫県尼崎市)へのご案内等によって、当社の具体的な取組へのご理解を深めていただく機会を提供すること等により、成約率の向上に努めました。

 この結果、物流サービス事業に係る当第2四半期連結累計期間の売上高は4,828,138千円、セグメント利益は118,446千円となりました。

 

(ITオートメーション事業)

 ITオートメーション事業におきましては、倉庫管理システム「クラウドトーマス」及び「クラウドトーマスPro」について、新規のお客様獲得は堅調に推移しました。また、2022年4月に資本業務提携しましたキヤノンITソリューションズ株式会社と共同して、新規案件獲得に向けた取組みを推進しました。

 この結果、ITオートメーション事業に係る当第2四半期連結累計期間の売上高は224,023千円、セグメント利益は67,975千円となりました。

 

(その他の事業)

 その他の事業におきましては、障がい者のお子様向けの放課後等デイサービス及び障がい者の方向けの就労移行支援サービスが堅調に推移しました。

 この結果、その他の事業に係る当第2四半期連結累計期間の売上高は55,214千円、セグメント利益は4,768千円となりました。

 

[2023年2月期第2四半期 セグメント別経営成績]                                         (単位:千円,%)

セグメント区分

売上高

セグメント損益(営業損益)

 

サービス区分

実績

百分比

前年同期

増減率

実績

売上高営業利益率

前年同期

増減率

 

EC・通販物流支援サービス

4,724,486

92.5

 

受注管理業務代行サービス

59,389

1.2

 

その他

44,263

0.9

物流サービス事業

4,828,138

94.5

118,446

2.5

ITオートメーション事業

224,023

4.4

67,975

30.3

その他の事業

55,214

1.1

4,768

8.6

セグメント合計

5,107,376

100.0

191,190

3.7

(注)第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期増減率は記載しておりません。

 

② 財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は9,732,771千円、負債は6,986,319千円、純資産は2,746,452千円となりました。

 主な内訳は、次のとおりであります。

 

(流動資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は4,280,565千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が2,683,234千円、電子記録債権が248,537千円、売掛金が964,897千円であります。

 

(固定資産)

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は5,452,206千円となりました。主な内訳は、建物が1,575,506千円、土地が1,125,087千円、敷金及び保証金が1,063,214千円であります。

 

(流動負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,669,245千円となりました。主な内訳は、買掛金が286,557千円、1年内返済予定の長期借入金が880,178千円であります。

 

(固定負債)

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は5,317,073千円となりました。主な内訳は、長期借入金が4,533,749千円であります。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産の部の残高は2,746,452千円となりました。主な内訳は、資本金が787,778千円、資本剰余金が773,778千円、利益剰余金が1,180,406千円であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ540,992千円減少し、2,471,962千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は23,134千円となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益を163,413千円計上し、減価償却費が197,176千円あった一方で、売上債権の増加額76,354千円、前払費用の増加額52,860千円、未払消費税等の減少額97,991千円、法人税等の支払額155,820千円があったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は903,247千円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出668,812千円、無形固定資産の取得による支出76,540千円、敷金及び保証金の差入による支出129,110千円があったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は385,389千円となりました。これは、長期借入金の返済による支出455,361千円、配当金の支払額が101,948千円あった一方で、長期借入れによる収入950,000千円があったことによるものです。

 

(3)資本の財源及び資金の流動性

 当社グループの事業活動における運転資金の用途の主なものは、発送運賃費、運送費用及び賃借料等があります。また、設備投資にかかる資金需要としては、物流センターの新設または増床、ソフトウエア開発及びマテハンの導入等があります。

 当社グループは、これらの資金需要に機動的に対応するため、内部留保を蓄積すること、資本市場からの資金調達並びに金融機関からの借入を行うことで、流動性を確保することとしております。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(8)従業員数

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

(9)生産、受注及び販売の実績

 該当事項はありません。

 

(10)主要な設備

 前事業年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間において著しい変更があったものは次のとおりであります。

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定年月

完成後の増加能力

総額

(千円)

既支払額

(千円)

着手

完了

当社物流センター

各拠点

物流サービス事業

物流業務の自動化装置

420,000

第5回及び第6回新株予約権による調達資金

2022年

7月

2024年

2月

(注)

関西本社

(兵庫県尼崎市)

ITオートメーション事業

ソフトウエア開発

150,000

同上

2023年

3月

2024年

2月

(注)

(注)完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。