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回次 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
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決算年月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
2023年12月 |
2024年12月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
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△ |
△ |
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親会社株主に帰属する当期純利益 又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
(千円) |
△ |
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|
△ |
△ |
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包括利益 |
(千円) |
△ |
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△ |
△ |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
△ |
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△ |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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△ |
△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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△ |
|
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(千円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.第7期及び第10期、第11期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.第7期及び第10期、第11期の自己資本利益率は、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。
3.第7期及び第10期、第11期の株価収益率は、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
4.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。
5.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第9期の期首から適用しており、第9期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
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回次 |
第7期 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
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決算年月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
2023年12月 |
2024年12月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
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△ |
△ |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
(千円) |
△ |
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△ |
△ |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
△ |
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△ |
△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:TOPIX) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
4,305 |
1,840 |
1,571 |
1,850 |
1,057 |
|
最低株価 |
(円) |
1,403 |
1,153 |
811 |
821 |
485 |
(注)1.第7期及び第10期、第11期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在株式は存在したものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.第7期及び第10期、第11期の自己資本利益率は、当期純損失であるため記載しておりません。
3.第7期及び第10期、第11期の株価収益率は、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
4.1株当たり配当額及び配当性向は、配当実績がないため記載しておりません。
5.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。
6.当社株式は、2020年3月26日付で東京証券取引所マザーズ市場(現 グロース市場)に上場したため、株主総利回り及び比較指標の最近5年間の推移は第8期以降を記載しております。なお、比較指標としては、当社が配当を実施していないため、配当込みでないTOPIXを記載しております。
7.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(グロース市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(マザーズ市場)におけるものであります。
8.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第9期の期首から適用しており、第9期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標となっております。
当社グループは、代表取締役江戸浩樹が、株式会社ガイアックスに在籍していた2007年当時に創出された事業である3つのサービス、コミュニティサイトの投稿監視サービス「インターネットモニタリング」、学校非公式サイト(注)・ネットいじめ対策コンサルティングサービス「スクールガーディアン」、ソーシャルアプリのカスタマーサポート代行サービス「ソーシャルアプリサポート」を承継し、2014年10月に株式会社ガイアックスから新設分割により設立されました。
企業グループの事業の変遷
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年 月 |
事業の変遷 |
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2014年10月 |
東京都品川区にアディッシュ株式会社を設立 |
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2015年1月 |
アディッシュ仙台株式会社(現 アディッシュ株式会社仙台センター)、アディッシュ福岡株式会社(現 アディッシュ株式会社福岡センター)、株式会社GaiaX Interactive Solutions(現 アディッシュプラス株式会社)を子会社化 |
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2016年4月 |
Web集客・Web接客サービス「フロントサポート」の提供開始 |
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2016年10月 |
チャットボットサービス「hitobo」の提供開始 |
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2017年1月 |
アディッシュ仙台株式会社、アディッシュ福岡株式会社を吸収合併 |
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2017年8月 |
adish International Corporationを子会社化 |
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2018年1月
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MSIVC2016V投資事業有限責任組合、フリービットインベストメント株式会社、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合、株式会社ペイフォワードを引受先とした第三者割当増資により総額1.55億円の資金調達 株式会社ガイアックスの属性が親会社から主要株主に変更 |
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2020年3月 2020年8月 2020年9月 2020年10月 |
東京証券取引所マザーズに上場 スタートアップ企業成長支援サービス「スタートアップグロース支援」の提供開始 誹謗中傷投稿AI検知サービス「matte」の開発・提供開始 アディッシュ株式会社札幌センターを開設 |
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2021年9月
2021年10月 |
カスタマーサクセス及びサポート体制の早期立上げ支援サービス「CSブートキャンプ」の提供開始 中小企業向け炎上対策サービス「Pazu」の開発・提供開始 アディッシュプラス株式会社日南BASEを開設 |
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2022年2月 2022年4月 2022年11月 |
アディッシュプラス株式会社相乗りマッチング型ライドシェアサービス「notteco」事業譲受 東京証券取引所市場区分の変更に伴い、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行 アディッシュオーパス株式会社を設立 |
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2023年1月 2023年6月 |
カスタマーサクセス人材に特化した人材紹介サービスの提供開始 企業向け社内研修コンテンツ「カスタマーサクセスプライムラーニング」の提供開始 |
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2024年6月 2024年10月 2024年12月 |
BPaaS化支援及びBPaaSの提供開始 アディッシュ株式会社設立10周年 アディッシュオーパス株式会社を清算 |
(注)「学校非公式サイト」とは、学校が運営する公式サイトからリンクされていないサイトで、学校及び学校の生徒に関する書き込みがある公開されたサイトをいい、独自のURLで示されるページを指します。
当社グループは、当社(アディッシュ株式会社)と連結子会社2社(アディッシュプラス株式会社、adish International Corporation)により構成されており、ソーシャルメディア(注1)やコミュニケーションサービス(注2)などの情報領域で発生する課題を解決し、利用者にとって健全で心地よい“居場所”をつくることを目的とした「カスタマーリレーション事業」を提供しております。
現在、スタートアップを中心としたインターネット関連産業では、SNSやブログなどのソーシャルメディア、ソーシャルアプリ(注3)やスマートフォンアプリに加え、シェアリングエコノミー(注4)、Fintech(注5)、MaaS(注6)など様々な領域において新たなサービスが生まれ提供されております。
当社グループは、今後の日本経済の成長の鍵となるスタートアップがグロースできるように支援することに注力しております。これまで当社が培ってきたカスタマーに係るノウハウを活かし、スタートアップによるカスタマーサクセス(注7)の実現に向けた様々な課題を解決するための支援として、カスタマーサクセスコンサルティングから施策の実行、改善提案などを推進するとともに、カスタマーサポートの体制構築・リソース提供など複合的なサービスの提供を行っております。
また、新たなサービスが発展する一方で、社会通念上不適切と思われる書き込みや行為による被害が発生するなど、デジタルエコノミー特有の課題があり、これらの課題に対処するためのサービスを提供することにより、人と人のつながりあるいは人と企業などのつながりを支援し、インターネットを通じた社会が、健全で心地よいものとなるよう貢献するための事業展開を推進していきたいと考えております。
「カスタマーリレーション事業」は以下の2つのサービスに区分しております。なお、当社グループは「カスタマーリレーション事業」の単一セグメントであります。
1.グロース支援サービス
企業が成長する際に必要となるカスタマーに関する課題を解決するサービスであり、以下のサービスを複合的に提供しております。
・カスタマーサクセス総合支援
スタートアップが急成長に伴い抱える課題の解決を支援するサービスであります。カスタマーサクセスコンサルティングからリソース支援など総合的に支援しております。
・ソーシャルアプリサポート
利用者からのお問い合わせを顧客企業に代わって対応するカスタマーサポートサービスであります。電話、メール及びチャットを利用したカスタマーサポートに対応しており、海外市場に向けてサービス展開をしている顧客企業にも幅広くサポートするために10ヵ国語以上の言語に対応しております。
・インターネットモニタリング
利用者の行う投稿を24時間365日体制でモニタリングし、不適切なものが発見された場合に、注意、報告、警告、非表示化などの対応を行うサービスであります。
2.アダプション支援サービス
デジタルエコノミーに適応する上での課題を解決するサービスであり以下のサービスを複合的に提供しております。
・スクールガーディアン
学校生活上の課題となり得るネットいじめの可能性がある書き込みや、インターネットでの個人情報流出をモニタリングして生徒指導に活かしていくコンサルティングサービスであります。
・フロントサポート
企業がソーシャルメディアを活用して利用者に能動的に働きかけることで、利用者とのつながりを維持、向上させ、ファンコミュニティ(注8)を形成していくためのサービスであります。
・システムプロダクト
インターネットモニタリング、カスタマーサポートの技術及び知見を活かし、チャットボット(注9)サービス「hitobo」、誹謗中傷投稿AI検知サービス「matte」、SNS炎上対策サービス「Pazu」を提供しております。
(注)1.「ソーシャルメディア」とは、インターネット上で不特定多数の人が双方向でコミュニケーションをとることで、情報共有及び情報の拡散が発生するメディアのことであります。
2.「コミュニケーションサービス」とは、インターネット上で利用者が投稿する文章、画像、映像、音声などの様々なコンテンツをとおしてコミュニケーションを取ることができるサービスのことであります。
3.「ソーシャルアプリ」とは、SNSなどのソーシャルメディア上で利用できる、利用者同士のつながりや交流関係を機能に活かしたWebアプリケーションのことであります。
4.「シェアリングエコノミー」とは、主にインターネット上のプラットフォームを介して、遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しや利用をするサービスにより構成される経済圏を指します。
5.「Fintech」とは、金融を意味する「Finance」と、技術を意味する「Technology」を組み合わせた造語であります。ICTを駆使した革新的、あるいは破壊的な金融商品・サービス自体及びその潮流を意味しております。
6.「MaaS」とは、Mobility as a Serviceの略称で、マイカー以外のすべての交通手段による移動をひとつのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ新たな移動の概念であります。
7.「カスタマーサクセス」とは、顧客が製品・サービスを使うことで成功し、望ましい結果を達成することを支援するビジネス方法と定義しております。
8.「ファンコミュニティ」とは、特定のサービスや製品などに対して熱狂的な愛好者が形成するコミュニケーションネットワークの総称と定義しております。
9.「チャットボット」とは、テキストや音声を通じて会話を自動的に行うプログラムのことであります。
[事業系統図]
当社の事業の系統図は次のとおりであります。
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(連結子会社) アディッシュプラス株式会社(注)1、3 |
沖縄県那覇市 |
27,500 千円 |
カスタマーリレーション事業 |
(所有) 100.0 |
役員の兼任2名 カスタマーリレーション事業の業務委託、管理部門の業務受託、資金の貸付 |
|
(連結子会社) adish International Corporation(注)1 |
フィリピン共和国 マカティ市 |
16,000 千ペソ |
カスタマーリレーション事業 |
(所有) 100.0 |
役員の兼任2名(うち従業員1名) カスタマーリレーション事業の業務委託、管理部門の業務受託 |
(注)1.特定子会社に該当しております。
2.連結子会社であったアディッシュオーパス株式会社は、2024年12月17日に清算結了いたしました。
3.アディッシュプラス株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1)売上高 742,304千円
(2)経常利益 42,133千円
(3)当期純利益 28,509千円
(4)純資産額 137,459千円
(5)総資産額 254,499千円
(1)連結会社の状況
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2024年12月31日現在 |
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事業部門の名称 |
従業員数(人) |
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カスタマーリレーション事業 |
366 |
(437) |
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全社(共通) |
45 |
(11) |
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合計 |
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( |
(注)1.従業員数は、就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、当社グループの管理部門、開発部門などに所属しているものであります。
3.当連結会計年度中において、従業員数が6名減少し、期中平均臨時雇用者数が24名減少しております。その主な理由は、グループ会社における経営の合理化を図ったことによるものであります。
4.当社グループはカスタマーリレーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2)提出会社の状況
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2024年12月31日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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( |
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(注)1.従業員数は、就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。
3.当事業年度中において、従業員数が12名減少し、臨時雇用者数が35名増加しております。これは主として経営の合理化を図ったものと、案件の受託に伴う一時的な雇用が発生したためであります。
4.当社は、カスタマーリレーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(3)労働組合の状況
当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
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当事業年度 |
||||
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
||
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
||
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(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社
連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号) の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。