【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

 

2.棚卸資産の評価基準及び評価方法

商品及び製品………………………移動平均法による原価法

仕掛品………………………………移動平均法による原価法

原材料………………………………移動平均法による原価法

貯蔵品………………………………個別法による原価法

なお、収益性の低下した棚卸資産については、帳簿価額を切下げております。

 

3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産

定額法によっております。

耐用年数についてはビジネスごとに実態に応じた回収期間を反映し、次のとおり見積もっております。

建物附属設備………………………2年~15年

機械及び装置………………………2年~10年

工具、器具及び備品………………2年~15年

(2)無形固定資産

定額法によっております。

特許権………………………………8年

商標権………………………………10年

自社利用のソフトウエア…………5年

(3)リース資産

所有権移転リース資産は、見積耐用年数にわたって、定額法により減価償却を行っております。また、所有権移転外リース資産は、見積耐用年数とリース期間のいずれか短い年数にわたって、定額法により減価償却を行っております。

 

4.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

(2)賞与引当金

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当事業年度末に見合う金額を計上しております。

(3)業績連動報酬引当金

役員への業績連動報酬の支給に備えるため、当事業年度末における支給見込額に基づき計上しております。

 

5.収益及び費用の計上基準

商品及び製品の販売に係る収益は、主に製造等による販売であり、顧客との販売契約に基づいて商品及び製品を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、商品及び製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品及び製品に対する支配を獲得して充足されると判断し、引渡時点で収益を認識しております。

なお、企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項における代替的な取扱い(出荷基準等の取扱い)を適用し、財又はサービスの国内の販売において、顧客による検収時までの期間が通常の期間の場合は、出荷時点で収益を認識しております。また、輸出による販売においては、インコタームズ等で定められた貿易条件に基づきリスク負担が顧客に移転した時点で収益を認識しており、開発受託については、顧客の検収を受けた時点で収益を認識することとしております。

 

6.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。

 

7.その他財務諸表の作成の為の基本となる重要な事項

(1)繰延資産の会計処理

株式交付費は支出時に全額費用処理をしております。

(2)外貨建の資産、又は負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

 

(重要な会計上の見積り)

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.棚卸資産

(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

 

 

 

 

(単位:千円)

 

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

その他

合計

商品及び製品

195,114

30,625

225,739

仕掛品

74,718

3,859

78,578

原材料及び貯蔵品

175,674

63,738

13

239,426

評価損

12,010

35,083

47,093

 

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

①金額の算出方法

棚卸資産に関する収益性の低下による簿価切り下げの方法において、正味売却価額が取得原価より下落している場合には、取得原価を正味売却価額まで引き下げ、取得原価との差額を棚卸資産評価損として売上原価に計上しております。また、販売が合理的に見込めない棚卸資産及び長期間滞留している棚卸資産についても将来の販売可能性を考慮し、販売不能と判断した金額を棚卸資産評価損として売上原価に計上しております。

 

②主要な仮定

販売計画の立案(見積り)における主要な仮定は、将来販売数量の予測であります。なお、レーザアイウェア製品の販売計画について、当初より予定していた市場への進展が現時点で不透明であることから、前事業年度の販売実績を踏まえ、より保守的な販売数量を正味売却可能数量としております。

 

③翌事業年度の財務諸表に与える影響

将来販売数量は、市場環境の影響を受けるため、前提とした状況が変化した場合には、棚卸資産の評価に重要な影響を与える可能性があります。

 

2.固定資産の減損

(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

有形固定資産 266,897千円(内、レーザデバイス事業部224,144千円)

無形固定資産  6,796千円(内、レーザデバイス事業部 3,169千円)

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

金額の算出方法

減損の兆候がある資産又は資産グループについて減損損失の認識の判定を行い、減損損失を認識すべきであると判定した場合は帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上しております。

・レーザアイウェア事業

レーザアイウェア事業に属する固定資産の減損損失の金額を検討するに当たり、当該資産グループにおける回収可能価額を使用価値により測定しておりますが、減損損失の兆候の判定において、メガネ型の製品から新製品に移行した立ち上げ時期であり、計画よりも著しく下方に乖離していないことから、減損の兆候はないと判断しております。

 

・レーザデバイス事業

レーザデバイス事業に属する固定資産について収益性が悪化したことにより減損の兆候があると判断しておりますが、減損損失の認識の判定において、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていたことから、減損損失を認識しておりません。

 

②主要な仮定

上記減損判定における主要な仮定は、経営者によって承認された3ヶ年の中期経営計画及び将来の不確実性を反映させた4年目以降の期間の将来キャッシュ・フローの見積りであります。中期経営計画及びその後の将来キャッシュ・フローは、中期経営計画の基礎となる将来の販売数量の予測及び中期経営計画後の成長率等の影響を受けます。

 

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.棚卸資産

(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

 

 

 

 

(単位:千円)

 

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

その他

合計

商品及び製品

152,936

20,383

173,320

仕掛品

84,491

2,313

86,804

原材料及び貯蔵品

181,756

43,001

143

224,901

評価損

27,571

57,227

84,798

 

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

①金額の算出方法

棚卸資産に関する収益性の低下による簿価切り下げの方法において、正味売却価額が取得原価より下落している場合には、取得原価を正味売却価額まで引き下げ、取得原価との差額を棚卸資産評価損として売上原価に計上しております。また、販売が合理的に見込めない棚卸資産及び長期間滞留している棚卸資産についても将来の販売可能性を考慮し、販売不能と判断した金額を棚卸資産評価損として売上原価に計上しております。

 

②主要な仮定

販売計画の立案(見積り)における主要な仮定は、将来販売数量の予測であります。なお、レーザアイウェア製品の販売計画について、当初より予定していた市場への進展が現時点で不透明であることから、前事業年度の販売実績を踏まえ、より保守的な販売数量を正味売却可能数量としております。

 

③翌事業年度の財務諸表に与える影響

将来販売数量は、市場環境の影響を受けるため、前提とした状況が変化した場合には、棚卸資産の評価に重要な影響を与える可能性があります。

 

2.固定資産の減損

(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

                                      (単位:千円)

 

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

共用資産

合計

有形固定資産

352,190

0

0

352,190

無形固定資産

4,953

0

0

4,954

その他

0

0

減損損失

35,714

1,995

37,709

 

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

金額の算出方法

減損の兆候がある資産又は資産グループについて減損損失の認識の判定を行い、減損損失を認識すべきであると判定した場合は帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上しております。

・レーザアイウェア事業

レーザアイウェア事業に属する固定資産の減損損失の金額を検討するに当たり、当該資産グループにおける回収可能価額を使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローに基づく評価額がマイナスであるため、回収可能価額を零で評価しております。

・レーザデバイス事業

レーザデバイス事業に属する固定資産について収益性が悪化したことにより減損の兆候があると判断しておりますが、減損損失の認識の判定において、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていたことから、減損損失を認識しておりません。

・共用資産

本社の全社的な資産については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから、共用資産としてグルーピングしております。共用資産に属する固定資産の減損損失の金額を検討するにあたり、全社での回収可能額を使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローに基づく評価がその帳簿価額を下回っていたことから、回収可能価額を零で評価しております。

 

②主要な仮定

当社資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者によって承認された3ヶ年の中期経営計画及び4年目以降の期間の将来キャッシュ・フローの見積りに将来の不確実性を反映させたものを基礎としております。その主要な仮定は将来の顧客の生産計画及び成長率により算定した予想販売数量であります。

 

③翌事業年度の財務諸表に与える影響

主要な仮定の1つである予想販売数量は見積りの不確実性を伴うことから、予想販売数量が見込みから大幅に乖離し、資産から得られる将来キャッシュ・フロー見込額が減少した場合には、減損損失が発生する可能性があります。

 

(表示方法の変更)

(貸借対照表関係)

 前事業年度において、流動負債「賞与引当金」に含めておりました役員の「業績連動報酬引当金」(前事業年度1,417千円)は、追加情報に記載の業績連動型譲渡制限付株式報酬制度の導入に伴い、重要性が増したため、当事業年度においては区分掲記しております。

 

(損益計算書関係)

 前事業年度において、営業外費用「その他」に含めておりました「固定資産除却損」(前事業年度0千円)は、重要性が増したため、当事業年度においては区分掲記しております。

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

 前事業年度において、営業活動によるキャッシュ・フロー「その他」に含めておりました「固定資産除却損」(前事業年度0千円)は、重要性が増したため、当事業年度においては区分掲記しております。

 

(追加情報)

(業績連動型譲渡制限付株式報酬制度)

 2023年7月13日開催の取締役会において、2023年6月27日開催の定時株主総会の決議に基づいて、2023年4月から2026年3月までを評価期間とし、当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)を対象に、予め定めた業績目標の達成度に応じた数の当社の普通株式を交付するための業績評価分の報酬として交付する業績連動型譲渡制限付株式報酬(パフォーマンス・シェア・ユニット制度)を付与することを決議しました。

 対象取締役は、一定期間継続して当社の取締役を務めることを条件として、評価期間における業績等の数値目標の達成率等に応じて、当社普通株式の交付を受けることになります。基準交付株式数は年間12,970株(評価期間合計で38,910株)であり、最終交付株式数は当該業績評価期間における業績等の数値目標の達成率等に応じて50~200%の範囲で算定される業績目標達成度等を乗じて算定されます。ただし、納税資金確保の観点から、算定された株数の20%に相当する数の当社株式については、換価した上で、当該取締役に対して、換価処分金相当の金銭を給付します。当事業年度においては、当社株式分として株式引受権6,488千円、金銭(納税資金確保分)として業績連動報酬引当金(固定負債)1,621千円を計上しております。

 

(譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行)

 2023年7月13日開催の取締役会において、2023年6月27日開催の定時株主総会の決議に基づいて、監査等委員でない社外取締役及び監査等委員である取締役を対象に、譲渡制限付株式報酬を付与することを決議しました。

 対象取締役は、一定期間継続して当社の取締役を務めることを条件として、当社普通株式の交付を受けることになります。株式数は年間5,223株です。当事業年度においては、当該株式分として資本金に1,429千円、資本準備金に1,429千円を計上しております。

 

(貸借対照表関係)

※1 有形固定資産の減価償却累計額

 

 

前事業年度
(2023年3月31日)

当事業年度
(2024年3月31日)

 

 

千円

 

千円

建物附属設備

118,454

 

150,325

 

機械及び装置

1,025,118

 

819,659

 

工具、器具及び備品

131,503

 

104,851

 

リース資産

10,155

 

10,269

 

1,285,231

 

1,085,105

 

 

 

※2 国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は次のとおりであります。

 

 

前事業年度
 (2023年3月31日)

当事業年度
 (2024年3月31日)

 

 

千円

 

千円

圧縮記帳額

12,885

 

16,231

 

(うち 機械及び装置)

(2,885

)

(6,231

)

(うち 工具、器具及び備品)

(10,000

)

(10,000

)

 

 

※3 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行1行とコミットメントライン契約を締結しております。これらの契約に基づく事業年度末における借入未実行残高は次のとおりであります。

 

 

 

 

前事業年度

2023年3月31日

当事業年度

2024年3月31日

 

千円

千円

コミットメントライン設定金額

1,000,000

1,000,000

借入実行残高

差引額

1,000,000

1,000,000

 

 

※4 財務制限条項

 

前事業年度(2023年3月31日)

当社のコミットメントライン契約には財務制限条項がついており、下記の条項に抵触した場合、取引銀行の判断によっては、新たな借り入れ及びコミットメントライン契約の延長ができなくなる可能性があります。

①各事業年度の決算期の末日において、貸借対照表における純資産の部の金額を、2019年3月期の末日における貸借対照表の純資産の部の金額の40%以上に維持すること

②各事業年度の決算期の末日において、現金及び預金の残高を800百万円以上に維持すること

 

当事業年度(2024年3月31日)

当社のコミットメントライン契約には財務制限条項がついており、下記の条項に抵触した場合、取引銀行の判断によっては、新たな借り入れ及びコミットメントライン契約の延長ができなくなる可能性があります。

①各事業年度の決算期の末日において、貸借対照表における純資産の部の金額を、2019年3月期の末日における貸借対照表の純資産の部の金額の40%以上に維持すること

②各事業年度の決算期の末日において、現金及び預金の残高を800,000千円以上に維持すること

 

 

(損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

 売上高については、すべて顧客との契約から生じる収益の金額であり、顧客との契約から生じる収益以外の収益は含まれておりません。

 

※2 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。

 

 

前事業年度
(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当事業年度
(自 2023年4月1日 

  至 2024年3月31日)

 

 

千円

 

千円

給与

245,518

 

269,383

 

賞与引当金繰入額

42,253

 

40,530

 

業績連動報酬引当金繰入額

1,417

 

3,896

 

法定福利費

46,146

 

51,435

 

減価償却費

8,233

 

6,881

 

試作材料費

108,437

 

62,838

 

認証費

8,362

 

8,977

 

貸倒引当金繰入額

 

29,040

 

おおよその割合

 

 

 

 

販売費

17%

 

16%

 

一般管理費

83%

 

84%

 

 

 

※3 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。

 

 

前事業年度
(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当事業年度
(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

 

 

千円

 

千円

一般管理費

154,958

 

107,762

 

当期製造費用

77,846

 

69,261

 

232,804

 

177,023

 

 

 

※4 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

 

 

 

 

 

  前事業年度

(自 2022年4月1日

   至 2023年3月31日

  当事業年度

(自 2023年4月1日

   至 2024年3月31日

 

 

千円

 

千円

棚卸資産評価損

47,093

 

84,798

 

 

 

 

※5 減損損失

 

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日において、該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日において、当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

 

場所

用途

種類

本社

(神奈川県川崎市)

事業用資産

工具、器具及び備品他

製造委託先

事業用資産

工具、器具及び備品他

 

当社は、原則として、継続的に収支の把握がなされている、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローから概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位によってグルーピングを行っております。なお、遊休資産については独立したキャッシュ・フローを生み出す単位としてそれぞれグルーピングしております。

レーザアイウェア事業において、想定していた収益が資産グループの想定耐用年数期間内に見込まれなくなり回収可能性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。なお、回収可能価額は主として将来の予想販売数量等を基に測定しております。当資産グループの回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローに基づく評価額がマイナスであるため、回収可能価額は零で評価しております。その内訳は、工具、器具及び備品29,339千円、機械及び装置3,653千円、ソフトウエア1,178千円、長期前払費用1,542千円、合計35,714千円であります。

共用資産については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから、共用資産としてグルーピングしております。共用資産に属する固定資産の減損損失の金額を検討するにあたり、全社での回収可能額を使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローに基づく評価がその帳簿価額を下回っていたことから、回収可能価額を零で評価しております。その内訳は、建物附属設備120千円、工具、器具及び備品408千円、ソフトウエア111千円、商標権1,354千円、合計1,995千円であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首(株)

増加(株)

減少(株)

当事業年度末(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

35,755,180

2,770,600

38,525,780

合計

35,755,180

2,770,600

38,525,780

自己株式

 

 

 

 

 普通株式

86

120

206

合計

86

120

206

 

(注)1.普通株式の発行済株式数の増加2,770,600株は、新株予約権の行使によるものであります。

  2.普通株式の自己株式数の増加120株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる株式の種類

目的となる株式の数(株)

当事業
年度末残高
(千円)

当事業年度期首

増加

減少

当事業年度末

提出会社

第14回
新株予約権

(注)2

普通株式

2,619,800

2,619,800

提出会社

第15回
新株予約権

(注)2

普通株式

1,280,000

1,280,000

提出会社

第16回
新株予約権

(注)2

普通株式

5,136,000

2,166,000

2,970,000

7,632

合計

3,899,800

5,136,000

6,065,800

2,970,000

7,632

 

(注)1.目的となる株式の株数は、新株予約権が権利行使されたものと仮定した場合における株式数を記載しております。

  2.目的となる株式の数の変動事由の概要

第14回新株予約権の減少のうち、308,600株は新株予約権の行使によるものであり、2,311,200株は自己新株予約権の取得及び消却によるものであります。

第15回新株予約権の減少は自己新株予約権の取得及び消却によるものであります。

第16回新株予約権の増加は、発行によるものであります。

第16回新株予約権の減少は、権利行使によるものであります。

 

3.配当に関する事項

該当事項はありません。

 

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首(株)

増加(株)

減少(株)

当事業年度末(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

38,525,780

3,225,523

41,751,303

合計

38,525,780

3,225,523

41,751,303

自己株式

 

 

 

 

 普通株式

206

20

226

合計

206

20

226

 

(注)1.普通株式の発行済株式数の増加3,220,300株は、新株予約権の行使によるものであります。

  2.普通株式の発行済株式数の増加5,223株は、譲渡制限付き株式報酬としての新株式の発行割り当てによる増加によるものであります。

  3.普通株式の自己株式数の増加20株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる株式の種類

目的となる株式の数(株)

当事業
年度末残高
(千円)

当事業年度期首

増加

減少

当事業年度末

提出会社

第16回
新株予約権

(注)2

普通株式

2,970,000

2,970,000

合計

2,970,000

2,970,000

 

(注)1.目的となる株式の株数は、新株予約権が権利行使されたものと仮定した場合における株式数を記載しております。

  2.目的となる株式の数の変動事由の概要

第16回新株予約権の減少は、権利行使によるものであります。

 

3.配当に関する事項

該当事項はありません。

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

 

千円

千円

現金及び預金勘定

3,581,034

4,836,530

現金及び現金同等物

3,581,034

4,836,530

 

 

 

(リース取引関係)

オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1年以内

18,595

18,172

1年超

2,405

2,116

合計

21,000

20,289

 

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社は、営業活動における資金需要に基づき、主に増資と、銀行等金融機関からの借入れにより資金を調達しております。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、製品の輸出に伴い一部の営業債権は外貨建てであり、為替の変動リスクに晒されております。

営業債務である買掛金は、概ね1年以内の支払期日であります。また、一部の営業債務は部材輸入に伴い外貨建てであり、為替の変動リスクに晒されております。

短期借入金は運転資金、長期借入金は運転資金及び設備投資等の資金の調達を目的としたものであります。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、製品の販売にあたり、与信管理の基準及び手続きに従い、回収リスクの軽減を図っております。営業債権については、取引先の信用状況を審査し、取引先別に回収期日及び残高を管理し、円滑かつ確実な回収を図っております。

②資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、資金収支予測を作成し、資金需要を把握しております。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

貸借対照表計上額、時価及びその差額については、次のとおりであります。

 

前事業年度(2023年3月31日)

2023年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びその差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等(子会社株式(貸借対照表計上額4,735千円))は、下記の表には含まれておりません。また、現金は注記を省略しており、預金、売掛金、未収入金、買掛金、未払金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。また、「リース債務(流動負債)」については、金額的重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

長期借入金

(1年内返済予定の長期借入金を含む)

15,988

15,988

負債計

15,988

15,988

 

 

当事業年度(2024年3月31日)

2024年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びその差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等(子会社株式(貸借対照表計上額4,735千円))は、下記の表には含まれておりません。また、現金は注記を省略しており、預金、売掛金、未収入金、買掛金、未払金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

 

貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

長期借入金

(1年内返済予定の長期借入金を含む)

8,651

8,651

負債計

8,651

8,651

 

 

(注1)金銭債権の決算日後の償還予定額

前事業年度(2023年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

3,581,034

売掛金

380,077

未収入金

78,756

合計

4,039,869

 

 

当事業年度(2024年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

4,836,530

売掛金

331,683

未収入金

107,357

合計

5,275,571

 

 

 

 

(注2)長期借入金及びリース債務の決算日後の返済予定額

前事業年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

8,004

7,984

リース債務

488

合計

8,492

7,984

 

 

当事業年度(2024年3月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

長期借入金

7,984

667

合計

7,984

667

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価をもって貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債

前事業年度(2023年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当事業年度(2024年3月31日)

 該当事項はありません。

 

(2)時価をもって貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債

前事業年度(2023年3月31日)

(単位:千円)

 

時価

区分

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

15,988

15,988

 計

15,988

15,988

 

 

当事業年度(2024年3月31日)

(単位:千円)

 

時価

区分

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

8,651

8,651

 計

8,651

8,651

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

  ・長期借入金

長期借入金の時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1.子会社株式

子会社株式(前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式4,735千円、当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式4,735千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社は、当事業年度より、企業型確定拠出年金制度を導入しております。

 

2.確定拠出制度

当社の当事業年度における確定拠出制度への要拠出額は1,670千円であります。

 

 

(ストック・オプション等関係)
1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

該当事項はありません。

 

2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容

 

第5回新株予約権

第6回新株予約権

第7回新株予約権

第8回新株予約権

第9回新株予約権

決議年月日

2015年6月10日

2015年6月10日

2015年11月12日

2016年6月17日

2016年6月17日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役1名

当社従業員17名

社外協力者1名

当社従業員4名

当社取締役1名

当社従業員20名

社外協力者1名

株式の種類別のストック・オプションの数(注)

普通株式

906,000株

普通株式

40,000株

普通株式

116,000株

普通株式

436,000株

普通株式

20,000株

付与日

2015年6月30日

2015年6月30日

2015年11月30日

2016年6月30日

2016年6月30日

権利確定条件

「第4 提出会社の状況 1.株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。

同左

同左

同左

同左

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

権利行使期間

2017年7月1日~2025年4月23日

2015年7月1日~2025年4月23日

2017年12月1日~2025年4月23日

2018年7月1日~2026年6月16日

2016年7月1日~2026年6月16日

 

 

 

第10回新株予約権

第11回新株予約権

第12回新株予約権

第13回新株予約権

決議年月日

2016年11月11日

2018年9月13日

2019年3月28日

2019年3月28日

付与対象者の区分及び人数

当社取締役2名

当社従業員5名

当社従業員18名

当社監査役2名

当社取締役3名

当社従業員6名

株式の種類別のストック・オプションの数(注)

普通株式

640,000株

普通株式

57,000株

普通株式

40,000株

普通株式 

1,020,000株

付与日

2016年11月30日

2018年9月28日

2019年3月29日

2019年4月8日

権利確定条件

「第4 提出会社の状況 1.株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。

同左

同左

同左

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

対象勤務期間の定めはありません。

権利行使期間

2018年12月1日~2026年10月28日

2020年9月29日~2028年4月23日

2021年3月30日~2029年3月26日

2021年4月9日~2029年3月26日

 

(注) 2019年8月20日付の株式分割(1株につき20株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

 

(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況

当事業年度(2024年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

① ストック・オプションの数

 

第5回新株予約権

第6回新株予約権

第7回新株予約権

第8回新株予約権

第9回新株予約権

権利確定前(株)

 

 

 

 

 

前事業年度末

付与

失効

権利確定

未確定残

権利確定後(株)

 

 

 

 

 

前事業年度末

363,700

40,000

37,000

234,500

20,000

権利確定

権利行使

103,100

34,200

65,000

失効

未行使残

260,600

40,000

2,800

169,500

20,000

 

 

 

第10回新株予約権

第11回新株予約権

第12回新株予約権

第13回新株予約権

権利確定前(株)

 

 

 

 

前事業年度末

付与

失効

権利確定

未確定残

権利確定後(株)

 

 

 

 

前事業年度末

550,000

11,000

20,000

991,000

権利確定

権利行使

44,000

4,000

失効

20,000

未行使残

506,000

7,000

991,000

 

 

 

② 単価情報

 

第5回新株予約権

第6回新株予約権

第7回新株予約権

第8回新株予約権

第9回新株予約権

権利行使価格

(円)

350

350

350

350

350

行使時平均株価

(円)

625

867

638

付与日における公正な評価単価

(円)

 

 

決議年月日

第10回新株予約権

第11回新株予約権

第12回新株予約権

第13回新株予約権

権利行使価格

(円)

400

450

450

450

行使時平均株価

(円)

599

759

付与日における公正な評価単価

(円)

 

 

3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

ストック・オプションの付与日時点において、当社は未公開企業である為、ストック・オプションの公正な評価単価を見積る方法に代え、ストック・オプションの単位当たりの本源的価値を見積る方法によっております。また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式の評価は、ディスカウントキャッシュフロー法により算定した価格を総合的に勘案して決定しております。

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積は困難である為、実績の失効数のみを反映させる方法を採用しております。

 

5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当事業年度末における本源的価値の合計額及び当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
(1) 当事業年度末における本源的価値の合計額                  262,298千円
(2) 当事業年度において権利行使された本源的価値の合計額        74,828千円

 

6.取締役の報酬等として株式を無償交付する取引のうち、事前交付型の内容、規模及びその変動状況

(1) 事前交付型譲渡制限付株式報酬の内容

 

2023年度譲渡制限付株式報酬

付与対象者の区分及び人数(名)

監査等委員でない社外取締役 2名 1,812株

監査等委員である取締役   3名 3,411株

株式の種類別の付与された株式数

普通株式 5,223株

付与日

2023年8月9日

権利確定条件

対象勤務期間に継続して当社の取締役の地位にあること

対象勤務期間

2023年6月27日~2024年3月期に係る定時株主総会の終結の時

 

 

(2)事前交付型(譲渡制限付株式報酬)の規模及びその変動状況

当事業年度(2024年3月期)において権利未確定株式数が存在した事前交付型を対象として記載しております。

 

①費用計上額及び科目名

(単位:千円)

 

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

一般管理費の株式報酬費用

2,859

 

 

②株式数

 

2023年度事前交付型

前事業年度末(株)

付与(株)

5,223

没収(株)

権利確定(株)

未確定残(株)

5,223

 

 

③単価情報

付与日における公正な評価単価(円)

730

 

 

 

7.取締役の報酬等として株式を無償交付する取引のうち、事後交付型の内容、規模及びその変動状況

(1) 事後交付型譲渡制限付株式報酬の内容

 

2023年度業績連動型譲渡制限付株式報酬

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役(社外取締役を除く) 2名

株式の種類別の付与された株式数

普通株式 62,256株

付与日

2023年8月4日

権利確定条件

・対象勤務期間に継続して当社の取締役の地位にあること

・2023年7月13日の取締役会にて設定する業績目標を達成していること

対象勤務期間

2023年4月1日~2026年3月31日

 

 

(2)事後交付型(譲渡制限付株式報酬)の規模及びその変動状況

当事業年度(2024年3月期)において権利未確定株式数が存在した事後交付型を対象として記載しております。

 

①費用計上額及び科目名

(単位:千円)

 

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

一般管理費の株式報酬費用

6,488

 

 

②株式数

 

2023年度事前交付型

前事業年度末の未解除残高(株)

付与(株)

62,256

失効(株)

12,762

権利確定(株)

未確定残(株)

49,494

権利確定後の未発行残(株)

 

③単価情報

付与日における公正な評価単価(円)

812

 

 

8.公正な評価単価の見積方法

 当事業年度において割当された2023年事前交付型は、2023年8月9日の付与契約締結日の前営業日における東京証券取引所における当社の普通株式の終値、2023年事後交付型は、2023年8月4日の付与契約締結日の前営業日における東京証券取引所における当社の普通株式の終値としております。

 

9.権利確定株式数の見積方法

 事前交付型は、基本的には、将来の没収数の合理的な見積りは困難であるため、実績の没収数のみ反映させる方法を採用しております。

 事後交付型は、基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

(税効果会計関係)

 

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

 

(千円)

 

前事業年度
(2023年3月31日)

 

当事業年度
(2024年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

税務上の繰越欠損金(注)2

2,053,818

 

2,464,928

減価償却超過額

14,483

 

30,610

賞与引当金

14,157

 

14,788

未払事業税

8,377

 

貸倒引当金

 

9,876

資産除去債務

9,364

 

9,613

棚卸資産評価減

8,170

 

9,086

その他

1,931

 

6,910

繰延税金資産小計

2,110,303

 

2,545,814

  税務上の繰越欠損金に係る評価性引当金(注)2

△2,053,818

 

△2,464,928

  将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△56,485

 

△80,886

評価性引当額小計(注)1

△2,110,303

 

△2,545,814

繰延税金資産合計

 

繰延税金負債

 

 

 

除去費用

3,611

 

3,449

繰延税金負債合計

3,611

 

3,449

繰延税金負債の純額

3,611

 

3,449

 

(注) 1.評価性引当額が435,511千円増加しております。この増加の内容は、主に税務上の欠損金に係る評価性引当額を追加的に認識したことに伴うものであります。

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

前事業年度(2023年3月31日)

(千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の

繰越欠損金(a)

15,291

102,117

242,153

328,605

282,860

1,082,790

2,053,818

評価性引当額

△15,291

△102,117

△242,153

△328,605

△282,860

△1,082,790

△2,053,818

繰延税金資産

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当事業年度(2024年3月31日)

(千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の

繰越欠損金(b)

113,571

269,314

365,463

314,587

428,813

973,178

2,464,928

評価性引当額

△113,571

△269,314

△365,463

△314,587

△428,813

△973,178

△2,464,928

繰延税金資産

 

(b) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税率等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。

 

3.法人税等の税率の変更による影響

当事業年度中に行った減資に伴い、外形標準課税の適用対象外となったことから、税効果会計において適用する法定実効税率を前事業年度において使用した30.58%から34.01%に変更しております。この税率変更による当事業年度の財務諸表に与える影響は軽微であります。

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの

イ 当該資産除去債務の概要

本社、協力会社の建物の不動産賃貸借契約等に伴う原状回復義務であります。

 

ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から主として10年又は対象固定資産の耐用年数と見積り、これに対応する期間の国債利回りを割引率に使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

ハ 当該資産除去債務の総額の増減

 

 

 

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日

 

千円

千円

期首残高

30,429

30,622

有形固定資産の取得に伴う増加額

1,546

時の経過による調整額

192

251

見積りの変更による減少額

2,327

資産除去債務の履行による減少額

1,826

期末残高

30,622

28,266

 

 

 

(収益認識関係)

(1)収益の分解

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

財又はサービスの種類別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。

(単位:千

 

報告セグメント

合計

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

精密加工用DFBレーザ

320,962

320,962

バイオ検査装置用小型可視レーザ

257,305

257,305

センサ用高出力レーザ

218,618

218,618

通信用量子ドットレーザ

94,465

94,465

開発受託

141,509

141,509

レーザアイウェア

121,012

121,012

その他

5,605

5,605

891,352

268,127

1,159,479

 

 

地域別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

日本

232,565

248,671

481,237

中国

209,238

16,850

226,089

欧州

218,010

218,010

北米

159,539

159,539

その他アジア

48,981

2,605

51,586

中東

23,016

23,016

891,352

268,127

1,159,479

 

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

財又はサービスの種類別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。

(単位:千

 

報告セグメント

合計

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

精密加工用DFBレーザ

394,307

394,307

バイオ検査装置用小型可視レーザ

202,018

202,018

センサ用高出力レーザ

228,884

228,884

通信用量子ドットレーザ

109,456

109,456

開発受託

107,760

107,760

レーザアイウェア

205,056

205,056

934,668

312,816

1,247,485

 

 

地域別に分解した顧客との契約から生じる収益は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

レーザデバイス

事業

レーザアイウェア

事業

日本

291,694

283,917

575,611

欧州

266,725

266,725

北米

138,560

28,593

167,154

中国

143,393

143,393

その他アジア

66,689

305

66,995

中東

27,605

27,605

934,668

312,816

1,247,485

 

 

 

(2)収益を理解するための基礎となる情報

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

「注記事項(重要な会計方針)5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

「注記事項(重要な会計方針)5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

(3)当事業年度及び翌事業年度以降の収益の金額を理解するための情報

①契約資産および契約負債の残高等

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年3月31日)

当事業年度

(2024年3月31日)

期首残高

期末残高

期首残高

期末残高

顧客との契約から生じた債権

282,514

380,077

380,077

331,683

契約負債

401

2,747

2,747

2,734

 

顧客との契約から生じた債権は売掛金であります。

契約負債は顧客からの前受金であり、収益を認識した時点で取り崩します。前事業年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、401千円であります。当事業年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、2,747千円であります。

 

②残存履行義務に配分した取引価格

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度
(2023年3月31日)

当事業年度
(2024年3月31日)

1年以内

317,897

279,353

1年超2年以内

8,892

24,016

 

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

(1)報告セグメントの決定方法

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価する為に、定期的に検討を行う対象となっております。

当社は、本社に製品・サービス別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品・サービスについて、国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

従って、当社は事業部を基礎とした製品・サービス別セグメントから構成されており、「レーザデバイス事業」及び「レーザアイウェア事業」の2つの報告セグメントとしております。

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

「レーザデバイス事業」は、GaAs基板をプラットフォームとする通信・産業用の高機能半導体レーザ及びウェハの製造、販売及びメーカ等の新規アプリケーションの光源開発を行う開発受託をしております。

「レーザアイウェア事業」は、網膜走査型レーザアイウェアの製造及び販売をしております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額
 (注)1

合計

(注)2

レーザ
 デバイス
 事業

レーザ

アイウェア

事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

891,352

268,127

1,159,479

1,159,479

セグメント間の内部
 売上高又は振替高

891,352

268,127

1,159,479

1,159,479

セグメント利益又は損失(△)

64,684

338,408

273,723

283,046

556,770

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

59,763

6,841

66,604

1,560

68,164

 

(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△283,046千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△283,046千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益又は損失(△)の合計は、損益計算書の営業損失と調整しております。

3.セグメント資産及び負債については、取締役会に対して定期的に提供されておらず、経営資源の配分決定及び業績評価の検討対象となっていない為、記載しておりません。

4.報告セグメントに対して特定の資産は配分しておりませんが、減価償却費は配分しております。

 

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額
 (注)1

合計

(注)2

レーザ
 デバイス
 事業

レーザ

アイウェア

事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

934,668

312,816

1,247,485

1,247,485

セグメント間の内部
 売上高又は振替高

934,668

312,816

1,247,485

1,247,485

セグメント利益又は損失(△)

41,354

375,604

334,250

269,764

604,014

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

67,753

26,147

93,900

1,368

95,269

 

(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額269,764千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用269,764千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益又は損失(△)の合計は、損益計算書の営業損失と調整しております。

3.セグメント資産及び負債については、取締役会に対して定期的に提供されておらず、経営資源の配分決定及び業績評価の検討対象となっていない為、記載しておりません。

4.報告セグメントに対して特定の資産は配分しておりませんが、減価償却費は配分しております。

 

 

【関連情報】

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 

 

 

(単位:千円)

日本

中国

欧州

北米

481,237

226,089

218,010

159,539

 

 

その他アジア

中東

合計

51,586

23,016

1,159,479

 

(注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3 主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

Beckman Coulter, Inc.

180,590

レーザデバイス事業

株式会社彩世

118,136

レーザデバイス事業

 

 

 

当事業年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 

 

 

(単位:千円)

日本

欧州

北米

中国

575,611

266,725

167,154

143,393

 

 

その他アジア

中東

合計

66,995

27,605

1,247,485

 

(注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

 

3 主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

日本電計株式会社

136,426

レーザデバイス事業

レーザアイウェア事業

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前事業年度(自 2022年4月1日  至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日)

(単位:千円)

 

レーザデバイス
  事業

レーザアイウェア

事業

全社

合計

減損損失

35,714

1,995

37,709

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

財務諸表提出会社の親会社及び法人主要株主等

 

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

2.財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

 

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

種類

会社等

の名称

又は氏名

所在地

資本金又は出資金(千円)

事業の

内容

又は

職業

議決権等

の所有

(被所有)割合(%)

関連

当事者

との

関係

取引の内容

取引

金額

(千円)

科目

期末

残高

(千円)

役員

菅原 充

当社

代表

取締役

(被所有)

直接0.1

新株予約権の権利行使

(注1)

11,970

資金の貸付

(注2)

11,970

短期

貸付金

11,970

利息の受取

(注2)

30

未収

入金

30

役員

幸野谷

信次

当社

取締役

(被所有)

直接0.2

新株予約権の権利行使

(注1)

12,000

資金の貸付

(注2)

12,000

短期

貸付金

12,000

貸付金の回収(注2)

12,000

利息の受取

(注2)

107

未収

入金

37

 

(注)1 新株予約権の権利行使は、2015年4月23日臨時株主総会決議及び2015年6月10日取締役会決議に基づき付与された第5回新株予約権、2016年10月28日臨時株主総会決議及び2016年11月11日取締役会決議に基づき付与された第10回新株予約権のうち、当事業年度における権利行使を記載しております。なお、「取引金額」欄は、当事業年度における新株予約権の権利行使による付与株式数に行使時の払込金額を乗じた金額を記載しております。

2 資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

 

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

種類

会社等

の名称

又は氏名

所在地

資本金又は出資金(千円)

事業の

内容

又は

職業

議決権等

の所有

(被所有)割合(%)

関連

当事者

との

関係

取引の内容

取引

金額

(千円)

科目

期末

残高

(千円)

役員

菅原 充

当社

代表

取締役

(被所有)

直接0.0

新株予約権の権利行使

(注1)

11,970

資金の貸付

(注2)

11,970

短期

貸付金

貸付金の回収

(注2)

23,940

利息の受取

(注2)

37

未収

入金

役員

幸野谷

信次

当社

取締役

(被所有)

直接0.2

新株予約権の権利行使

(注1)

12,000

資金の貸付

(注2)

12,000

短期

貸付金

12,000

貸付金の回収(注2)

12,000

利息の受取

(注2)

102

未収

入金

36

 

(注)1 新株予約権の権利行使は、2015年4月23日臨時株主総会決議及び2015年6月10日取締役会決議に基づき付与された第5回新株予約権、2016年10月28日臨時株主総会決議及び2016年11月11日取締役会決議に基づき付与された第10回新株予約権のうち、当事業年度における権利行使を記載しております。なお、「取引金額」欄は、当事業年度における新株予約権の権利行使による付与株式数に行使時の払込金額を乗じた金額を記載しております。

2 資金の貸付については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。

 

(1株当たり情報)

 

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり純資産額

115.04円

135.60円

1株当たり当期純損失(△)

△15.16円

△15.44円

 

(注) 1.2023年3月期及び2024年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当期純損失(△)(千円)

△550,379

△642,627

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る当期純損失(△)(千円)

△550,379

△642,627

期中平均普通株式数(株)

36,296,904

41,629,512

希薄化効果を有しない為、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

新株予約権
(新株予約権の数

普通株式5,237,200株)

①新株予約権
(新株予約権の数

普通株式1,996,900株)

②株式引受権

(株式引受権の数

普通株式7,990株)

 

 

4.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前事業年度末

(2023年3月31日)

当事業年度末

(2024年3月31日)

純資産の部の合計額(千円)

4,439,807

5,667,791

純資産の部の合計額から控除する金額 (千円)

(うち株式引受権(千円))

(うち新株予約権(千円))

7,632

(―)

(7,632)

6,488

(6,488)

(―)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

4,432,174

5,661,302

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の株式の数(株)

38,525,574

41,751,077

 

 

(重要な後発事象)

当社は、2024年4月11日の取締役会において、レーザデバイス事業部の移転について、下記のとおり、決定しました。

 

(1) 移転の目的

今回のレーザデバイス事業部の移転は、2022年11月10日開示の2023年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)の(会計上の見積りの変更)(耐用年数の変更)の通り、貸借契約期間の見込に制限がかかっている中で、長期かつ独自の製造設備の設計を容易にする賃貸借契約を基に設備投資の計画性の向上をはかり、安定的な生産環境を推進することを目的としております。

当社の結晶成長技術を支える製造工程の構築のためには、精緻な制振性のある建物や設置に法的な制限のある液体窒素ガスタンクの設置を可能とする敷地が必要不可欠であり、その中でも今回の移転先は汎用的な施設ではなく、当社向けに設計された施設での賃借であり、投資を決定する際には上記の利便性が大きく寄与します。また、結晶成長装置の増設も可能な敷地となり、生産能力の向上も可能となります。

 

(2) 移転先

神奈川県横浜市戸塚区上倉田町206-1,206-2,207-1,207-2

 

(3) 移転の予定日

2026年4月

 

(4) 業績への影響

翌事業年度より、移転前に所有する建物附属設備について、移転の予定日に応じた残存使用見込期間で減価償却が完了するように耐用年数を短縮いたします。また、該当する不動産賃貸借契約に基づく原状回復義務として計上していた資産除去債務について、使用見込期間の変更を行います。

この変更により、従来の方法によった場合に比べて、翌事業年度の営業損失、経常損失及び税引前当期純損失はそれぞれ17,248千円増加する見込みです。なお、移転に伴う内装工事等の費用は精査中です。