当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しており、当社グループも一時的に影響を受けましたが、積極的な感染防止策を講じて事業活動を継続しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行ってはおりません。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が続き、経済活動が停滞するなど先行き不透明な状況が続きました。現状としては、政府、自治体主導の経済活動回復に向けた動きが本格化してきましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大も懸念され、依然として予断を許さない状況です。
このような状況の中、縫製自動機事業においては、新型コロナ感染症拡大を受けて、顧客へはビデオ会議システムを利用したリモートによる対応を行うなどして、営業・生産活動を行ってまいりました。また、不測の事態に備え、営業体制の見直しを図るなど、経費節減も積極的に進めた結果、セグメント利益を確保することができました。
また、縫製品事業において、血圧計腕帯については、新型コロナウイルス感染症の影響をほとんど受けず、健康管理の意識が高まっていることを背景として受注が想定より増加しました。一方、カーシートカバーやエアバッグ等については、新型コロナウイルス感染症の影響による需要の減少や納入先における工場での生産量減少により、一時的に受注が減少しましたが、第2四半期より受注は回復したほか、工程の見直しなどで原価低減に努めました。その結果、縫製品事業においてセグメント利益を確保することができました。さらに、今後のウィズコロナ、アフターコロナを見据えて進めてきた感染症対策分野の新たな縫製品事業として、事業会社及び厚生労働省より受注したアイソレーションガウンの納入が本格化したことでさらなる売上高及び利益の確保につながりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高4,105,301千円となりました。また、利益につきましては、営業利益313,533千円、経常利益280,814千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は244,170千円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、次のとおりであります。
縫製自動機事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により納入・設置が遅れていた海外向けの製品を輸出したほかは、医療機器関連の設備や部品等の販売など、採算性の高い案件が中心となり、セグメント利益が黒字となりました。なお、Matsuya R&D (Vietnam)Co.,Ltd.のイノベーションセンターにおいては、次世代エアバッグ製造用システムを目的として新たな技術者の採用を進めた結果、人件費が増加しました。
以上の結果、売上高は165,606千円、セグメント利益は16,763千円となりました。
縫製品事業につきましては、健康管理の意識が高まっていることを背景として血圧計腕帯の販売は売上高、利益とも業績予想を上回る結果となりました。カーシートカバーやエアバッグ等は、新型コロナウイルス感染症の影響による需要の減少や納入先における工場での生産量減少などの影響により一時的に受注が減少したものの、第2四半期より受注が回復し、売上高としては業績予想に近い水準で推移しました。
さらに、当社グループでは新たな縫製品の取組として、国内向けアイソレーションガウンの生産、販売を開始しました。当第2四半期連結累計期間においては予定通りアイソレーションガウンを受注し、当第2四半期連結会計期間末時点で約60%の納品が完了しました。
以上の結果、売上高は3,939,695千円、セグメント利益は412,273千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,021,314千円増加し、5,025,557千円となりました。これは主として商品及び製品が74,348千円減少したことに対して、現金及び預金が340,053千円、受取手形及び売掛金が485,022千円、原材料及び貯蔵品が80,202千円、仕掛品が169,469千円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて65,649千円減少し、984,129千円となりました。これは主としてその他有形固定資産が33,796千円増加したことに対して、使用権資産(純額)が106,131千円減少したことによるものであります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて955,664千円増加し、6,009,687千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて546,041千円増加し、2,900,807千円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が244,413千円、短期借入金が91,883千円、その他流動負債が165,370千円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて98,949千円減少し、597,778千円となりました。これは主として繰延税金負債が5,855千円、その他固定負債が83,872千円それぞれ減少したことなどによるものであります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて447,091千円増加し、3,498,585千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,511,101千円と、前連結会計年度末に比べて508,573千円増加となりました。これは、為替換算調整勘定が27,361千円減少した半面、当社普通株式の東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う公募増資により117,208千円、第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)により28,674千円、資本金及び資本剰余金がそれぞれ増加したこと、並びに利益剰余金が244,170千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の39.6%から41.8%となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,082,529千円と、前連結会計年度末に比べ343,672千円の増加となりました。
営業活動の結果、獲得した資金は63,979千円となりました。
これは主として、売上債権の増加額504,124千円、たな卸資産の増加額202,219千円があったことに対して、税金等調整前四半期純利益が280,814千円、減価償却費106,512千円、仕入債務の増加額258,589千円があったことなどによるものであります。
投資活動の結果、支出した資金は36,093千円となりました。
これは主として、定期預金の払戻による収入17,525千円があったことに対して、定期預金の預入による支出20,526千円、有形固定資産の取得による支出31,548千円があったことなどによるものであります。
財務活動の結果、獲得した資金は320,049千円となりました。
これは主として、リース債務の返済による支出59,312千円があったことに対して、株式の発行による収入291,764千円、短期借入金の増加97,914千円があったことなどによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、事実上及び財務上の対処すべき新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。