第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

 当社は、再生医療・細胞治療を目的とした、「さい帯血」や「さい帯」等の周産期組織由来の細胞バンク事業及び、それらの細胞を利用した、新たな治療法、再生医療等製品の開発、そしてこれらの事業基盤をベースにした再生医療・不妊治療・出産・子育て等の領域での事業開発及び投資等の事業展開を行っております。

 

当第1四半期累計期間においても、新型コロナウイルス感染症による社会・経済活動への影響が継続いたしましたが、当社におきましては、一昨年より実施している、デジタル・マーケティング活動の強化、昨年4月より新たに開始した、日本初の「さい帯保管サービス」が寄与し、6月度において過去最高の月次売上高を計上、当第1四半期累計期間においても、過去最高の売上高を計上いたしております。そして、今後の検体数の増加を見据えて、昨年稼働させた、従来の3倍の規模に対応できる横浜細胞処理センター及び第二保管センターの運用を強化し、今後の更なる業績の拡大に対する備えを行っております。

 

再生医療分野での研究開発につきましては、日本国内においては、高知大学医学部附属病院や大阪公立大学附属病院等における「さい帯血」による、小児神経疾患を対象とした臨床研究が進められております。

また、米国においては、デューク大学での第Ⅱ相臨床研究の良好な結果を受け、同大学にてさい帯血による脳性麻痺等の治療を行うプログラムが進められており、日本からも当社にてさい帯血を保管されている方が治療を受けるために渡米されるルートが整備される等、大きく進展しております。

そして、引き続き、東京大学医科学研究所及び東京大学医学部附属病院との小児形態異常等の先天性疾患に対する「さい帯」を用いた治療法の開発、大阪大学大学院医学系研究科との「さい帯」を用いた新たな半月板治療法の開発等、再生医療分野でのアカデミアとの共同研究にも注力しております。

 

これらの活動の結果、当第1四半期累計期間における売上高は、過去最高の492,837千円(前年同期比16.2%増)、営業利益は73,802千円(同46.7%増)、経常利益は74,322千円(同96.8%増)、四半期純利益は50,605千円(同114.6%増)となっております。

なお、当社は、単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

  当第1四半期会計期間末における資産合計は5,215,024千円となり、前事業年度末に比べ577千円減少いたしました。流動資産は4,180,033千円となり、前事業年度末に比べ1,687千円増加いたしました。これは主に、法人税等の支払いにより、現金及び預金が103,549千円減少したこと、売上の増加に伴い売掛金が114,353千円増加したことによるものであります。固定資産は1,034,991千円となり、前事業年度末に比べ2,264千円減少いたしました。

 

(負債)

  当第1四半期会計期間末における負債合計は3,060,527千円となり、前事業年度末に比べ51,091千円減少いたしました。流動負債は2,997,553千円となり、前事業年度末に比べ54,251千円減少いたしました。これは主に、未払法人税等が59,738千円、未払消費税等が31,701千円減少したこと、前受金が86,402千円増加したことによるものであります。固定負債は62,974千円となり、前事業年度末に比べ3,160千円増加いたしました。

 

 

(純資産)

  当事業年度末における純資産合計は2,154,497千円となり、前事業年度末に比べ50,513千円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は1,277千円であります。

なお、当第1四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。