当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期累計期間におきまして、当社は一昨年より実施している、デジタル・マーケティング活動の強化、昨年4月より新たに開始した、日本初の「さい帯保管サービス」が着実に業績の向上に貢献し、当四半期及び第2四半期累計期間においても、過去最高の売上高を計上いたしました。
現在、アフターコロナ時代における検体数の増加を見据えて昨年稼働させた、従来の3倍の規模の横浜細胞処理センター及び第二保管センターの運用体制を強化し、今後の更なる業績の拡大に対する備えを行っております。
「さい帯血」を用いた再生医療分野につきましては、今年8月に高知大学医学部附属病院小児科より、国内初となる脳性麻痺児に対する自家臍帯血投与の臨床研究(第Ⅰ相試験)の良好な結果が論文発表されました。大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学教室を中心とした、多施設共同研究により進められている、低酸素性虚血性脳症(HIE)児に対する自己臍帯血幹細胞投与(第Ⅱ相試験)につきましても、初の症例に対する投与が無事終了する等、臨床研究が進展しております。
米国においては、デューク大学での第Ⅱ相試験の良好な結果を受け、同大学にて脳性麻痺や自閉症スペクトラム障害へのさい帯血投与プログラムが進められており、当社にさい帯血を保管されている方が参加される例が増加しております。
「さい帯」を用いた研究開発につきましては、今期、大阪大学大学院医学系研究科スポーツ医学教室と「運動器スポーツバイオメカニクス学講座」を設立し、新たな半月板治療法の開発を推進しております。また、東京大学医科学研究所セルプロセッシング・輸血部及び東京大学医学部附属病院ティッシュ・エンジニアリング部との小児形態異常等の先天性疾患に対する治療法の開発も推進しております。
今後は、新たな細胞ソースとして「月経血由来幹細胞」を利用した再生医療の開発や、「さい帯血」及び「さい帯」の培養時の生産物を利用した事業や、大手事業会社との女性の健康に対する総合支援を行うフェムテック事業等の新しい事業開発も積極的に推進して参ります。
これらの活動の結果、当第2四半期累計期間における売上高は、過去最高の1,036,409千円(前年同期比19.8%増)、営業利益は163,889千円(同48.5%増)、経常利益は164,962千円(同73.6%増)、四半期純利益は110,145千円(同80.7%増)となっております。
なお、当社は、単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は5,445,675千円となり、前事業年度末に比べ230,072千円増加いたしました。流動資産は4,406,510千円となり、前事業年度末に比べ228,164千円増加いたしました。これは主に、売上の増加及び分割払いを積極的に活用したことに伴い売掛金が295,696千円増加したこと、法人税等の支払い等により、現金及び預金が61,598千円減少したことによるものであります。固定資産は1,039,164千円となり、前事業年度末に比べ1,908千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は3,231,637千円となり、前事業年度末に比べ120,018千円増加いたしました。流動負債は3,165,632千円となり、前事業年度末に比べ113,826千円増加いたしました。これは主に、前受金が178,131千円増加したことによるものであります。固定負債は66,005千円となり、前事業年度末に比べ6,192千円増加いたしました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は2,214,037千円となり、前事業年度末に比べ110,053千円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、3,449,720千円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、8,991千円の収入となりました。増加要因としては、主に税引前四半期純利益の計上164,962千円、減価償却費の計上49,801千円、前受金の増加178,131千円によるものです。減少要因としては、主に売上債権の増加295,696千円及び法人税等の支払い68,328千円によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、69,496千円の支出となりました。これは主に有形固定資産の取得39,679千円、ゴルフ会員権の取得30,254千円によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、92千円の支出となりました。これは自己株式の取得による支出92千円によるものです。
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は3,815千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。