第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当事業年度の設備投資については、さい帯血の分離・保管能力の拡大を目的とした設備投資を継続的に実施しております。なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載しております。
当事業年度の設備投資の総額は700,438千円であり、その主なものは、細胞保管センターの増設による建物の増加(78,683千円)、検体保管器の新規購入(73,286千円)、新たな細胞処理・細胞保管センター用の土地の取得(400,930千円)及び基幹システムの開発(81,493千円)となっております。
なお、設備投資の総額には、資産除去債務に対応する除去費用の資産計上額は含まれておりません。
また、当社は細胞バンク事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
2 【主要な設備の状況】
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2025年3月31日現在
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事業所名 (所在地)
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設備の内容
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帳簿価額(千円)
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従業員数 (名)
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建物
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工具、器具及び備品
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リース資産
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ソフトウエア
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合計
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本社 (東京都港区)
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本社設備
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12,534
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22,053
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3,030
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30,059
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67,676
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53 (49)
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細胞処理センター (東京都港区)
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細胞分離
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18,096
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26,991
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-
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-
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45,088
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16 (4)
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細胞処理・細胞保管センター (横浜市緑区)
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細胞分離 細胞保管
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436,612
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165,614
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-
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-
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602,226
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24 (5)
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(注) 1. 帳簿価額には、ソフトウエア仮勘定及び未稼働の土地は、含んでおりません。
2.現在休止中の主要な設備はありません。
3.各事業所の建物を賃借しております。年間賃借料は100,699千円であります。
4.当社は「細胞バンク事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
5.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
6.上記金額には、資産除去債務に対応する除去費用の資産計上額は含まれておりません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
事業所名 (所在地)
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設備の内容
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投資予定金額
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資金調達方法
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着手年月
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完了予定 年月
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完成後の 増加能力
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総額 (百万円)
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既支払額 (百万円)
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細胞保管 センター (横浜市緑区)
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細胞保管設備
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398
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―
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自己資金及び借入金
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2024年8月
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2031年3月
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細胞保管能力:約9.6万検体
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本社 (東京都港区)
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顧客管理ITシステム
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235
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88
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自己資金
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2023年9月
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2025年12月
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業務効率と 顧客管理能力の向上等(注2)
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細胞処理・細胞保管センター (横浜市)
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土地、建物、細胞処理設備及び細胞保管設備
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1,100
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401
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自己資金、借入金及び増資資金
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2025年2月
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2027年3月
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細胞処理能力と細胞保管能力の向上等(注2)
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(注)1.上記の金額に消費税等は含まれておりません。
2.完成後の増加能力については計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。
3.当社は「細胞バンク事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。