当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2021年度からスタートした当社中期経営計画では、これまで築いてきた基盤を発展させ、当社グループが目指す「スペシャリティファーマを基盤としたトータルヘルスケアカンパニー」の実現にむけて、本中計期間の最終年度にあたる2025年度目標である売上高700億円、営業利益率8%、自己資本当期純利益率(ROE)8%の達成に取り組んでおります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限の緩和により社会・経済活動は緩やかに正常化へと向かう一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、急激な円安の進行やエネルギー、原材料価格の上昇に伴うコスト増加要因が経済に与える影響により、先行きは依然として不透明な情勢のまま推移しておりますが、このような状況下においても、当社グループの事業は前年度に引き続き、堅調に推移しております。
当第2四半期連結累計期間における当社経営成績は以下のとおりであります。
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前第2四半期 連結累計期間 (百万円) |
当第2四半期 連結累計期間 (百万円) |
増減額 (百万円) |
増減率 (%) |
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売上高 |
28,477 |
30,172 |
1,694 |
6.0% |
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営業利益 |
2,657 |
2,879 |
221 |
8.3% |
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経常利益 |
2,743 |
2,987 |
244 |
8.9% |
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親会社株主に帰属する 四半期純利益(△は損失) |
△2,796 |
2,346 |
5,143 |
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セグメント業績は次のとおりであります。
① 医薬品事業
内科、産婦人科、泌尿器科の3分野に注力している医薬品事業は薬価改定の影響を受けつつも全般的に堅調に推移しました。製品別にみると、産婦人科領域において子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」が4,524百万円(前年同期比22.2%増)と前年に引き続き大きく増加したほか、月経困難症治療剤「フリウェル」が1,765百万円(同5.9%増)と順調に伸長しました。また本年6月から販売を開始した月経困難症治療剤「ドロエチ」は1,279百万円となり売上を牽引しました。さらに内科領域の主力品である甲状腺ホルモン製剤「チラーヂン」が3,921百万円(同3.5%増)、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」も2,757百万円(同11.9%増)と着実に伸長しました。泌尿器科領域ではLH-RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」が2,619百万円(同3.9%増)となりました。
以上の結果、売上高は26,851百万円(同4.8%増)、セグメント利益は3,141百万円(同12.3%増)となりました。
② アニマルヘルス事業
動物用医薬品、飼料添加物等の製品を販売しているアニマルヘルス事業においては、飼料添加物の売上が堅調であったこと等から、売上高は3,234百万円(前年同期比15.9%増)、セグメント利益は231百万円(同1.0%増)となりました。
③ その他事業
臨床検査、医療機器、サプリメント等の各事業を展開しているその他事業については、前年度に発売した毛髪ホルモン量測定キットの売上寄与もありましたが、売上高は86百万円(前年同期比29.7%増)、セグメント損失は20百万円(前年同期は26百万円の損失)となりました。
(2) 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,929百万円増加し、86,227百万円となりました。これは主に、有価証券および無形固定資産が減少しましたが、現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産および原材料及び貯蔵品などが増加したためであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ180百万円減少し、34,224百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金および流動負債のその他が増加しましたが、電子記録債務が減少したためであります。なお、短期借入金および長期借入金の合計は返済により減少しております。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,109百万円増加し、52,002百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加および株価上昇によるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。
その結果、自己資本比率は前連結会計年度末から1.6ポイント上昇し60.3%となっております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ121百万円増加し、17,224百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、1,666百万円(前年同期は1,417百万円の増加)となりました。これは主に、売上債権の増加および棚卸資産の増加はありましたが、税金等調整前四半期純利益および減価償却費の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、199百万円(前年同期は427百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、1,346百万円(前年同期は1,386百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費総額は、1,768百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。