第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第4期

第5期

第6期

第7期

第8期

第9期

決算年月

2019年11月

2020年11月

2021年11月

2022年11月

2023年11月

2024年9月

売上高

(千円)

2,980,491

経常利益

(千円)

520,496

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

321,357

包括利益

(千円)

321,357

純資産額

(千円)

2,435,811

総資産額

(千円)

2,921,098

1株当たり純資産額

(円)

321.40

1株当たり当期純利益

(円)

42.40

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

42.17

自己資本比率

(%)

83.4

自己資本利益率

(%)

13.2

株価収益率

(倍)

44.80

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

363,886

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

21,592

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

49,601

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,013,957

従業員数

(人)

332

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(注)1.第9期連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、それ以前については記載しておりません。

2.第9期は、決算期変更により2023年12月1日から2024年9月30日までの10か月間となっております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第4期

第5期

第6期

第7期

第8期

第9期

決算年月

2019年11月

2020年11月

2021年11月

2022年11月

2023年11月

2024年9月

売上高及び営業収益

(千円)

2,297,249

2,266,994

2,732,771

3,256,855

3,442,875

1,881,140

経常利益

(千円)

269,850

304,432

419,328

626,244

648,457

341,116

当期純利益

(千円)

184,007

236,257

294,567

440,238

473,829

202,083

持分法を適用した場合の投資利益

(千円)

資本金

(千円)

74,120

334,600

340,783

340,783

340,783

40,000

発行済株式総数

(株)

1,437

1,792,800

3,816,600

7,633,200

7,633,200

7,633,200

純資産額

(千円)

455,133

1,212,351

1,495,082

1,733,503

2,163,249

2,316,537

総資産額

(千円)

817,008

1,502,923

1,987,447

2,281,500

2,616,461

2,467,250

1株当たり純資産額

(円)

71.98

169.06

195.87

229.69

285.45

305.66

1株当たり配当額

(円)

13.50

8.00

6.00

6.55

8.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

29.10

35.95

39.42

58.14

62.61

26.66

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

32.92

38.02

57.41

62.18

26.52

自己資本比率

(%)

55.7

80.7

75.2

76.0

82.7

93.9

自己資本利益率

(%)

50.7

28.3

21.8

27.3

24.3

9.0

株価収益率

(倍)

101.94

47.16

25.46

43.48

71.27

配当性向

(%)

9.4

10.1

10.3

10.5

30.0

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

168,033

185,756

272,498

387,243

373,239

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

1,056

9,754

2,098

55,313

13,366

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

44,438

517,749

11,961

201,830

44,073

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

323,177

1,016,928

1,275,367

1,405,466

1,721,266

従業員数

(人)

248

267

296

304

307

14

(外、平均臨時雇用者数)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

株主総利回り

(%)

50.9

40.7

74.8

52.6

(比較指標:東証グロース市場250指数)

(%)

(-)

(-)

(86.9)

(64.4)

(58.2)

(53.0)

最高株価

(円)

29,260

8,400

2,222

3,680

2,884

 

 

 

(8,250)

(1,940)

 

 

 

最低株価

(円)

6,670

3,605

1,073

1,250

1,167

 

 

 

(7,280)

(1,755)

 

 

 

 (注)1.第9期は、決算期変更により2023年12月1日から2024年9月30日までの10か月間となっております。

2.持分法を適用した場合の投資利益については、当社は関連会社を有していないため記載しておりません。

3.当社は2020年4月14日付で普通株式1株につき1,100株の株式分割、2020年12月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割、2021年12月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、当該株式分割については第4期の期首に行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。

4.第4期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。

なお、第5期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、当社は2020年8月7日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、新規上場日から当事業年度末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

5.第4期の1株当たり配当額及び配当性向は、配当を行っていないため記載しておりません。

6.第9期の1株当たり配当額には、持株会社化記念配当1円を含んでおります。

7.第4期の株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。

8.2020年8月7日付をもって東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場いたしましたので、第4期及び第5期の株主総利回り及び比較指標については記載しておりません。第6期以降の株主総利回り及び比較指標は、2020年11月期末を基準として算定しております。

9.最高株価及び最低株価は2022年4月4日以降については東京証券取引所グロース市場におけるものであり、2022年4月3日以前については東京証券取引所マザーズ市場におけるものであります。2020年8月7日付をもって同取引所に株式を上場いたしましたので、それ以前の株価については記載しておりません。

10.当社は2020年12月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第5期の株価については株式分割による権利落前の最高株価及び最低株価を記載しており、()内には株式分割による権利落後の最高株価及び最低株価を記載しております。

11.当社は2021年12月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。第6期の株価については株式分割による権利落前の最高株価及び最低株価を記載しており、()内には株式分割による権利落後の最高株価及び最低株価を記載しております。

12.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第7期の期首から適用しており、第7期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。なお、主要な経営指標等に与える影響はありません。

13.第9期より連結財務諸表を作成しているため、第9期の営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物の期末残高は記載しておりません。

14.第9期の経営指標等の大幅な変動は、2024年6月1日付で持株会社体制へ移行したことによるものであります。これに伴い、従来「売上高」としておりました表記を「売上高及び営業収益」に変更しております。

 

2【沿革】

 当社は2016年11月1日に株式会社テックジャパンと株式会社シナノシステムエンジニアリングが合併して設立しており、両社の事業を承継しております。

 

1985年3月

ソフトウエア開発請負を目的として、神奈川県横浜市港北区に株式会社シナノシステムエンジニアリングを設立

1996年8月

ソフトウエア開発請負を目的として、神奈川県横浜市西区に株式会社テックジャパンを設立

2010年4月

株式会社テックジャパンが、IBM社のNotesからMicrosoft社のSharePointへの移行(脱Notes)に関する大規模プロジェクトを受注

2012年7月

株式会社シナノシステムエンジニアリングが、横浜市推進の「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」における「腹腔鏡下手術の術前支援機器の開発(手術シミュレータ開発)」プロジェクトに参画

2016年11月

神奈川県横浜市西区を本社、神奈川県横浜市神奈川区を横浜開発センターとして、株式会社テックジャパン、株式会社シナノシステムエンジニアリングの新設合併によりティアンドエス株式会社を設立

2017年11月

業務効率化を目的とし横浜開発センターを本社へ統合

2018年3月

ISO/IEC27001をティアンドエス株式会社本社にて取得

2018年6月

三重県四日市市に四日市事業所を開設

2019年7月

岩手県北上市に北上事業所を開設

2019年7月

東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターとの共同研究契約締結

2020年8月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2020年10月

神奈川県横浜市戸塚区に戸塚事業所を開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行

2022年7月

熊本県熊本市中央区に熊本事業所を開設

2023年4月

長崎県諫早市に長崎事業所を開設

2024年1月

ティアンドエス分割準備株式会社(現ティアンドエス株式会社)を設立

2024年5月

愛知県名古屋市に名古屋事業所を開設

2024年6月

会社分割により持株会社体制へ移行し、商号をティアンドエス株式会社からティアンドエスグループ株式会社に変更

 

ティアンドエス分割準備株式会社へシステム開発及びその関連サービス事業を承継し連結子会社化するとともに、同社の商号をティアンドエス株式会社に変更

 

TSシステムソリューションズ株式会社(非連結子会社)を設立

 

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(ティアンドエスグループ株式会社)、連結子会社1社及び非連結子会社1社により構成されており、システム開発及びその関連サービスを主たる業務としております。

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 当社グループは、システム開発及びその関連サービスの単一セグメントですが、事業の構成を3カテゴリーに分け

事業展開しております。「DXソリューションカテゴリー」では、重電、社会インフラ、業務系アプリケーション等の領域において、大手企業顧客を中心に情報システムの開発を行うとともに、運用・保守等のITサービス事業を展開しております。「半導体ソリューションカテゴリー」では、半導体製造企業向けに工場内の生産管理システム等の開発を行うとともに、運用・保守等のITサービス事業を展開しております。「AIソリューションカテゴリー」では、AI関連製品を開発中のお客様向けに、AI(機械学習/ディープラーニング)・画像認識・ソフトウエア最適化等の高度技術を駆使して、ソフトウエアの高機能化及び品質向上を実現するサービスや、最新AIプロセッサの性能を最大限に活かしたAIソリューションサービス事業を展開しております。

なお、前事業年度以前においては、ソリューション、半導体、先進技術ソリューションの3カテゴリー構造としておりましたが、当期首より、上記のDXソリューション、半導体ソリューション、AIソリューションの3カテゴリー構造に変更しております。

 

DXソリューション

大手企業顧客向けに、重電、社会インフラ、業務系アプリケーション等のシステム開発、及び運用・保守サービスを提供

半導体ソリューション

半導体製造企業向けに、工場内の生産管理システム等の開発、及び運用・保守サービスを提供

AIソリューション

AI関連製品を開発中のお客様向けに、AI(機械学習/ディープラーニング)・画像認識・ソフトウエア最適化等の高度技術を駆使して、ソフトウエアの高機能化及び品質向上を実現するサービスや、最新AIプロセッサの性能を最大限に活かしたAIソリューションサービスを提供

 

  0101010_001.png

 

 各カテゴリーの内容は次のとおりです。

 

(1)DXソリューションカテゴリー

DXソリューションカテゴリーでは、重電、社会インフラ、業務系アプリケーション等の領域において、大手企業顧客を中心に情報システムの開発を行うとともに、運用・保守等のITサービス事業を展開しております。現在は、東芝グループ、日立グループ、その他大手企業グループを中心にサービスを展開しており、その経験と実績をもとに安定的に顧客層を拡大しております。

本カテゴリーでは、産業領域に特化することなく製造業、社会インフラ企業、サービス業など様々な業種のユーザ企業をターゲットとしてサービスを展開しておりますが、特に大規模な環境における大型システムの受託開発と、その後の運用・保守を当社グループの主要な事業モデルと位置付けております。

本カテゴリーの特徴は、大手企業を取引先の軸とし、大規模なシステム開発を中心に、単なる成果物の納品にとどまらない長期間にわたるアフターサービスを通じ、次のシステム開発につなげていく点です。システム開発にあたっては、コンサルティングから、要件定義、テスト、検証まで全てのバリューチェーンに対応し、システム開発後の運用・保守といったITサービスの提供に従事できる社内体制を整備するよう努めておりますので、お客様から見て、ワンストップでの対応が優位性となっているものと認識しております。システム開発だけではスポット取引(単発発注)になり易いため、検証・運用・保守まで広く対応することで、継続的な受注に繋がるものと考えております。加えて、大手企業を取引先の軸にしているため、そのグループ各社との取引にも繋がり、これらの実績と経験が、結果的に大手企業グループ以外のお客様にとって安心感となり、受注の継続と他の企業からの新規受注にも繋がっていると認識しております。

このように、DXソリューションカテゴリーは、大手企業とそのグループ各社を中心とした顧客戦略に基づき、コンサルティング、要件定義、設計、開発、テスト、検証までの全てのバリューチェーンを網羅し、お客様の要求に適ったサービス提供モデルに柔軟に対応するものとしており、当社の基盤となるサービスカテゴリーとして位置付けております。

 

(2)半導体ソリューションカテゴリー

半導体ソリューションカテゴリーでは、半導体製造企業向けに工場内の生産管理システム等の開発を行うとともに、運用・保守等のITサービス事業を展開しております。現在は、キオクシアグループ、東芝グループ、ソニーグループ等を中心に、サービス提供を行っております。

半導体製造企業が有する半導体工場においては様々な情報システムが利用されます。当社グループが特に重点を置いて提供しているのは生産管理システムをはじめとする工場内の基幹システムの開発です。半導体工場の基幹システムは半導体生産において必須のものですが、一般的な製造業向けシステムとは異なり、その特殊性、独自性、機密性等の事情から、ノウハウを有するシステム開発企業が少なく、当社グループのように長年の開発、運用・保守を通じて蓄積された経験を有することが大きな優位性となっております。

本カテゴリーにおいて当社グループが提供するサービスは、半導体工場内のシステム開発及びその運用・保守並びにITインフラ構築等の支援であります。当社の前身である旧株式会社テックジャパン創業当時から、30年近くにわたり、半導体工場を有する顧客との関係強化に努めてきており、安定的に顧客のニーズに応えられる体制を整えております。

本カテゴリーの特徴は、工場内システムの開発業務と、開発後のシステムの運用や保守業務の双方を行っている点です。半導体工場の基幹システムは大規模かつ領域が広範にわたるため、開発期間も長期にわたります。顧客のニーズにより詳細なカスタマイズも求められるため、顧客との長期にわたるリレーションを通じたコミュニケーションが不可欠です。顧客の投資計画に依存する部分はありますが、近年は特に国内での半導体投資が極めて旺盛な状況にあります。

これに対し、開発後のシステムの運用や保守業務は、工場が存続する限り安定的に事業が継続できるという特徴を持っております。工場内システム運用サービスは、お客様の日々の工場運用業務をシステム上のトラブルなくスムーズに稼働させるために、正常にシステム稼働を維持させる業務です。中でもシステム監視業務は工場内セキュリティ対策において重要性が高く、システム稼働状況の監視、データのバックアップ管理、不正アクセス管理・ウィルスチェック、工場内従業員のためのヘルプデスク業務などが含まれます。お客様が滞りなく安心して工場システムを利用するためには、日々継続的にシステムをチェックする当社の役目は極めて重要であると認識しております。また、工場内システム保守サービスは、当社グループの技術者がお客様の工場内で稼働する生産システムや社内インフラシステム等の改良・改修や調整・修理を行う業務であります。工場内で実稼働しているシステムに対して、お客様からの仕様や要望に基づき、当社技術者が実際にプログラム上の変更や追加を加えることで、お客様の要望にお応えいたします。

システムの運用・保守といったITサービスは、工場が稼働するためには極めて重要な業務であるため、工場が稼働し存続する限り安定的に継続することが期待できます。近年は、半導体工場の新設や増設が相次いでいる状況にあります。

 

(3)AIソリューションカテゴリー

AIソリューションカテゴリーでは、AI関連製品を開発中のお客様向けに、AI(機械学習/ディープラーニング)・画像認識・ソフトウエア最適化等の高度技術を駆使して、ソフトウエアの高機能化及び品質向上を実現するサービスや、最新AIプロセッサの性能を最大限に活かしたAIソリューションサービス事業を展開しております。

本カテゴリーが提供するサービスは、AIソフトウエアや画像認識ソフトウエアの受託開発、AIアルゴリズムや AI モデルの研究開発支援、生成AIを活用したソフトウエア開発の効率化支援、最新エッジ AIプロセッサを用いたソフトウエアソリューション、AI技術の研究開発からAIソフトウエアの製品開発であります。

本カテゴリーの特徴は、機械学習や画像認識、統計処理等、ソフトウエア専門家による高度ソフトウエア技術が必要であること、お客様にとって容易に開発できる分野ではないため、当社グループの技術力がお客様の課題を解決する付加価値になる点であります。このため、当社グループでは博士号又はそれに準ずる知識を有するソフトウエア技術者を積極的に採用するほか、大学その他の研究機関と共同で研究開発を行うなど、ノウハウの蓄積に努めております。

他の2つのカテゴリーに比較するとまだ小規模ですが、本カテゴリーは、高度なソフトウエア開発力を武器に、急成長が見込まれる産業領域(AI、画像認識・機械学習、ロボット、自動運転等)にターゲットを置くもので、当社グループ事業の急成長を狙うサービスカテゴリーと位置付けております。

 

[事業系統図]

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

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4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ティアンドエス株式会社

(注)2、3

神奈川県横浜市

55,000

システム開発及びその関連サービス事業

100

システム開発及びその関連サービス事業を行っている。

役員の兼任あり。

資金援助あり。

 (注)1.当社グループは単一セグメントであるため、「主要な事業の内容」欄には、各関係会社が行う主要な事業の内容を記載しております。

2.特定子会社に該当しております。

3.ティアンドエス株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等  (1)売上高    1,209,842千円

(2)経常利益    179,380千円

(3)当期純利益   119,274千円

(4)純資産額    293,207千円

(5)総資産額    940,188千円

4.上記の他、非連結子会社としてTSシステムソリューションズ株式会社を有しております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2024年9月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

全社(共通)

332

合計

332

(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)で記載しております。

2.当社グループはシステム開発及びその関連サービスの単一セグメントであるため、セグメント別の従業員の記載はしておりません。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2024年9月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

14

40.7

6.9

6,107,214

 

セグメントの名称

従業員数(人)

全社(共通)

14

合計

14

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。なお、当事業年度は決算期変更により、2023年12月1日から2024年9月30日までの10か月間となっておりますので、10か月間の金額を12か月間ベースに換算して記載しております。

3.当社はシステム開発及びその関連サービスの単一セグメントであるため、セグメント別の従業員の記載はしておりません。

4.従業員数が前事業年度末に比べ293名減少しておりますが、これは、2024年6月1日付で会社分割により持株会社体制へ移行したことに伴い、人員が連結子会社に移籍したことによるものであります。

 

(3)労働組合の状況

当社において労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

常時雇用する労働者数が100人以下であるため、記載を省略しております。

 

② 連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に占める女性労働者の割合

 (%)

(注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)3.

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

 

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

ティアンドエス株式会社

-

-

-

-

(注)2

78.3

80.9

54.7

-

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表項目として選択していないため、記載を省略しております。

2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出しております。