当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業への影響に関しては、「2経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績の状況」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第1四半期連結累計期間については、四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により2021年1月8日より実施された2度目の緊急事態宣言が個人消費や経済活動に影響を与え、緊急事態宣言解除後においては、感染者数は再び拡大傾向にあり先行きが不透明な状況が続いております。
一方で、この変化が著しい経営環境を全社一丸となって乗り越えるべく、「働く女性を支援するどんな時代においても必要とされる会社・組織・人材になる」という信念のもと、お客様へ最高水準のサービスを継続的に提供することに努めてまいりました。
こうした状況下、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、エデュケア事業において前連結会計年度の第2四半期以降新たに保育施設19箇所を開設したことにより順調に業績が拡大したことや、その他セグメントの国内研修事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により研修の実施が当第1四半期連結累計期間に後ろ倒しされたこと、および認可外保育所において賃貸人の都合により合意退去したことに伴う補償金受領額69百万円を営業外収益に計上したことにより、売上高6,309百万円、営業利益523百万円、経常利益603百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は371百万円となりました。
※当社グループでは、保育所等の開設に関して自治体からの補助金により固定資産を取得した場合には、当該補助金額を控除した純額をもって固定資産を計上しております(「直接減額方式の圧縮記帳」と呼ばれます)。したがって、当該補助金額は収益に計上されることはありませんが、固定資産が補助金控除後の純投資額として計上されることにより、将来の減価償却費が減少することになります。当社グループにおいては、これら減価償却費の効果は、固定資産について助成金を控除しない総投資額で計上した場合と比較して、将来の売上原価の減少として影響いたします。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。また、各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
(在宅サービス事業)
2020年4月に発令された緊急事態宣言以降、サービス提供自粛により売上高が急減しましたが、その後、新型コロナウイルス感染症拡大の第三波の中、秋口以降には順調に業績が回復いたしました。2021年1月8日から実施された2度目の緊急事態宣言下においても、緩やかな速度ではあるものの着実に回復しております。以上の結果、売上高は829百万円、営業利益は245百万円となりました。
(エデュケア事業)
当第1四半期連結累計期間には事業所内保育所1施設を開設し、1施設が閉園となりました。その結果、当第1四半期連結会計期間末時点で認可保育所67施設、認定こども園1施設、認証保育所36施設、事業所内保育所87施設、学童クラブ・児童館89施設、その他施設42施設の計322施設を運営しております。
当セグメントにおきましては、2度目の緊急事態宣言による売上への影響は小さく、2020年4月からの新規施設開設等による増収効果、および新型コロナウイルス感染症対策による一部費用増加や、本社の施設管理人員の強化等に取り組んだ結果、売上高5,184百万円、営業利益558百万円となりました。
(その他)
国内研修事業において、2020年6月以降より開始する予定であった自治体より受託している保育士キャリアアップ研修等が、新型コロナウイルス感染症の影響により9月以降より開始となったことに伴い、一部研修の実施が当第1四半期連結累計期間に後ろ倒しになったこと、および同研修のオンライン化などの対応を進めた結果、売上高346百万円、営業利益115百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は14,886百万円(前連結会計年度末比354百万円増)となりました。
流動資産につきましては、11,299百万円(前連結会計年度末比210百万円増)となりました。その主な要因は、配当金の支払いにより現金及び預金が減少したものの、保育所の開設等に関する助成金の受入れにより流動資産その他が、また売上拡大により受取手形及び売掛金が増加したためであります。
固定資産につきましては、3,586百万円(前連結会計年度末比144百万円増)となりました。その主な要因は、賞与引当金の増加に伴う繰延税金資産の増加による投資その他の資産その他の増加によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は8,095百万円(前連結会計年度末比322百万円増)となりました。
流動負債につきましては、5,389百万円(前連結会計年度末比614百万円増)となりました。その主な要因は、流動負債その他および未払金が減少したものの、短期借入金および賞与引当金が増加したためであります。
固定負債につきましては、2,706百万円(前連結会計年度末比291百万円減)となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による減少によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は6,790百万円(前連結会計年度末比32百万円増)となりました。その主な要因は、配当の支払いにより利益剰余金が減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益371百万円を計上したことにより利益剰余金が増加したためであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は、45.6%(前連結会計年度末比0.9ポイント減)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(連結子会社間の吸収分割)
当社の連結子会社である株式会社ポピンズと株式会社ウィッシュは、2021年1月22日に吸収分割契約を締結いたしました。
1.取引の概要
⑴ 対象となった事業の名称及びその事業の内容
保育施設の運営及び保育施設の運営受託に係る事業
⑵ 企業結合日
2021年4月1日
⑶ 企業結合の法的形式
株式会社ウィッシュ(当社の連結子会社)を分割会社とし、株式会社ポピンズ(当社の連結子会社)を承継会社とする吸収分割
⑷ 結合後企業の名称
株式会社ポピンズ(当社の連結子会社)
⑸ その他取引の概要に関する事項
株式会社ウィッシュの保育施設の運営事業を株式会社ポピンズに吸収し運営主体を一本化することで、業務効率化を図るとともに、最高水準のエデュケアを各保育施設で提供することを目的としております。
2.実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定であります。
(連結子会社の新設分割)
当社は、2021年4月15日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社ポピンズの一部事業を会社分割(新設分割)し、新設する株式会社ポピンズファミリーケアおよび株式会社ポピンズプロフェッショナルに承継させるとともに、当社の連結子会社とすることを決議いたしました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。