第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、2020年8月21日に提出した有価証券届出書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による事業への影響については、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1) 経営成績等の状況の概要

① 財政状態の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は972,476千円となり、前連結会計年度末に比べ457,353千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が434,512千円、ソフトウエア(ソフトウエア仮勘定含む)が14,006千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は545,736千円となり、前連結会計年度末に比べ85,243千円増加いたしました。これは主に、前受収益が72,919千円、未払法人税等が9,978千円増加した一方、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が16,281千円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は426,740千円となり、前連結会計年度末に比べ372,109千円増加いたしました。これは主に、当社普通株式の東京証券取引所マザーズへの上場に伴う新株発行により、資本金及び資本準備金が153,180千円ずつ増加したこと、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上67,356千円による利益剰余金の増加によるものであります。この結果、自己資本比率は43.9%(前連結会計年度末は10.6%)となりました。

 

② 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業収益は大幅な減少が続き、設備投資も弱い動きとなるなど、依然として厳しい状況が続いております。先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。

当社グループが事業展開するソフトウェア業界におきましては、政府が推進する「働き方改革」への取り組みに加え、新型コロナウイルス感染症の影響によるテレワークや在宅勤務の実施などを背景に、企業の生産性向上や業務効率化、テレワークに関連したシステム投資需要は引き続き拡大が見込まれております。

このような状況の中、当社グループは、「仕事をラクに。オモシロく。」というビジョンのもと、オフィスの生産性向上に貢献すべく、企業向けグループウェア製品「rakumo」の機能強化及び更なる拡販に注力しました。新型コロナウイルス感染症への対応による国内企業のテレワーク移行や在宅勤務環境整備が継続的に進んだこともあり、大企業も含めた新規案件の獲得や、既存顧客の他サービス追加契約(クロスセル)、ライセンス追加契約等により、収益の拡大に繋がりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高602,759千円、営業利益92,221千円、経常利益72,729千円、親会社株主に帰属する四半期純利益67,356千円となりました。

 

なお、当社グループはITビジネスソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、サービス別の経営成績は、以下の通りであります。

 

(SaaSサービス)

当サービスにおいては、新規顧客の増加やライセンス追加等により堅調に推移し、2020年9月末のクライアント数は1,965社(2019年12月末比161社増)、ユニークユーザー数は404千人(同31千人増)となりました。新型コロナウイルス感染症への対応による国内企業のテレワーク移行や在宅勤務環境整備に伴い、第2四半期においては中小規模顧客からの新規契約が多く生じたことに加え、第3四半期においては継続商談となっていた大企業案件も成約に至りました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は492,810千円となりました。

 

(ソリューションサービス)

当サ―ビスにおいては、大企業からのライセンスサービスに関する導入支援案件の受注・提供の他、業務支援案件等の受注・提供により、当第3四半期連結累計期間の売上高は35,611千円となりました。

 

(ITオフショア開発サービス)

当サービスにおいては、既存顧客からのラボ型開発案件が継続的に推移したことに加え、新規顧客からの案件受注により、当第3四半期連結累計期間の売上高は74,336千円となりました。

 

(2)当第3四半期連結累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

(売上高)

当第3四半期連結累計期間における売上高は602,759千円となりました。サービス別の売上高につきましては「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載しております。

 

(売上原価及び売上総利益)

当第3四半期連結累計期間における売上原価は252,029千円、売上原価率は41.8%(前連結会計年度は47.0%)となりました。これは主に、労務費や製品の製作費、プラットフォーム利用料等によるものであります。

この結果、売上総利益は350,729千円となりました。

 

(販売費及び一般管理費並びに営業利益)

当第3四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は258,507千円、売上高販管費率は42.9%(前連結会計年度は49.3%)となりました。これは主に、人件費、支払手数料、保守料、販売促進費及び広告宣伝費等によるものであります。

この結果、営業利益は92,221千円となりました。

 

(営業外収益、営業外費用及び経常利益)

当第3四半期連結累計期間における営業外収益は33千円となりました。これは主に、受取利息によるものであります。また、営業外費用は19,525千円となりました。これは主に、上場関連費用、株式交付費及び支払利息等によるものであります。

この結果、経常利益は72,729千円となりました。

 

(特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する四半期純利益)

当第3四半期連結累計期間における特別利益及び特別損失は発生しておりません。

この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は67,356千円となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4,150千円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。