当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を与える可能性がある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、今後も影響を最小限に抑えるために引き続き動向を注視していきます。
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により厳しい状況が続いていましたが、ワクチン接種の進展や各種規制の緩和等により経済活動の正常化に向けた持ち直しの動きがみられました。しかしながら、為替市場の急激な変動や、国際情勢の緊迫化による影響など、依然として先行きは不透明な状況が続いています。
当業界においては、アウトソーシング需要が引き続き堅調に推移したことに加え、生活様式の変化やDXの推進を背景に、非対面販売チャネルをはじめとする新たなサービスへのニーズが高まっています。
こうした環境のもと、当社グループは通信インフラからの業務受託が順調に展開したほか、新たな事業領域の開拓も進みました。
また、新型コロナウイルスワクチン接種予約関連業務が堅調に推移したことにより利益を押し上げるとともに、社会インフラとしての一翼を担いました。
加えて、成長戦略を推進するため、既存顧客の深耕や新規クライアントの開拓に注力したほか、採算性の向上や低採算業務の見直しなどにより収益力アップに努めてきました。さらに、競争力の源泉である優秀な人材の確保、育成を図るため、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を勘案した多様な勤務体系やオフィス環境の改善、独自の教育体制・評価体系の構築等、従業員が活躍できる環境づくりを進め、働きがいのある企業風土の醸成に取り組んでいます。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上収益は26,106百万円(前年同四半期比13.3%増)、営業利益は4,811百万円(前年同四半期比10.5%増)、税引前四半期利益は4,780百万円(前年同四半期比13.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,048百万円(前年同四半期比3.9%増)となりました。
各セグメントの経営成績は以下のとおりです。
(マーケティング事業)
既存顧客や新規クライアント向け業務受託が順調に推移したほか、新型コロナウイルスワクチン接種関連の業務受託等が業績向上に寄与しました。
この結果、マーケティング事業の売上収益は23,882百万円(前年同四半期比11.6%増)、営業利益は5,680百万円(前年同四半期比12.9%増)となりました。
(オンサイト事業)
近年の労働環境の変化により営業人材の派遣ニーズは底堅く推移しました。一方、労働市場において、優秀な人材の確保や知名度の底上げを狙うため、広告宣伝活動に係る費用を増加しました。
この結果、オンサイト事業の売上収益は3,734百万円(前年同四半期比14.8%増)、営業利益は9百万円(前年同四半期比90.7%減)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、28,094百万円となりました(前連結会計年度末は26,837百万円)。これは主に、現金及び現金同等物が1,325百万円、その他の流動資産が115百万円及びその他の金融資産が114百万円それぞれ増加した一方、営業債権及びその他の債権が239百万円減少したこと等によるものです。
② 負債の分析
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、13,589百万円となりました(前連結会計年度末は15,238百万円)。これは主に、その他の流動負債が127百万円増加した一方、営業債務及びその他の債務が1,008百万円、借入金が572百万円及びその他の金融負債が141百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
③ 資本の分析
当第3四半期連結会計期間末における資本合計は、14,504百万円となりました(前連結会計年度末は11,599百万円)。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により利益剰余金が2,826百万円増加したこと等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,325百万円増加し、6,392百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,417百万円となりました(前年同四半期は2,975百万円の収入)。これは主に、税引前四半期利益が4,780百万円、減価償却費及び償却費が1,082百万円の計上、営業債権及びその他の債権の増加が233百万円、営業債務及びその他の債務の減少が958百万円及び法人所得税の支払額が1,374百万円それぞれ生じたこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、474百万円となりました(前年同四半期は954百万円の支出)。これは主に、有形固定資産の取得による支出が302百万円生じたこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,617百万円となりました(前年同四半期は1,492百万円の支出)。これは主に、長期借入金の返済による支出が580百万円、リース負債の返済による支出が851百万円及び配当金の支払額が222百万円それぞれ生じたこと等によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。