2024年3月期連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(1)概況
当社グループで2024年3月期に実施した設備投資の金額は3,051億円です。フラッシュメモリ、SSDの競争力強化と生産能力増強のため、開発及び製造設備に対して継続的に投資を行いました。加えて、四日市工場(三重県四日市市)の新しい製造棟となる第7製造棟や、北上工場(岩手県北上市)の第2製造棟に関する投資を行いました。メモリ需要増加に備え生産能力の拡大を図ると共に生産効率の改善やコスト競争力などを強化しております。
当社グループはメモリ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しています。
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設備投資額(億円)(注) |
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3,051 |
(注) 無形資産を含む、支払ベース
(2)主要設備投資
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概要 |
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当期継続拡充 |
製造設備、建屋、建屋内装、動力設備 |
(3)重要な設備の除却・売却等
該当事項はありません。
2025年3月期中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
当中間連結会計期間に実施した設備投資の金額は875億円(無形資産を含む、支払ベース)です。フラッシュメモリ、SSDの競争力強化と生産能力増強のため、開発及び製造設備に対して継続的に投資を行いました。加えて、四日市工場(三重県四日市市)の新しい製造棟となる第7製造棟や、北上工場(岩手県北上市)の第2製造棟に関する投資を行いました。メモリ需要増加に備え生産能力の拡大を図ると共に生産効率の改善やコスト競争力などを強化しております。
当社グループはメモリ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しています。
当社グループはメモリ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しています。
(1)提出会社
傘下会社の管理・監督機能を拡充しガバナンスの強化を図るとともに、M&Aを含むグループの経営戦略の策定、資源配分、リスク管理及び資金調達等の機能を担う持株会社であり該当事項はありません。
(2)国内子会社
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2024年3月31日現在 |
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (名) |
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建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
土地 (面積 千㎡) |
リース資産 |
その他 |
合計 |
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キオクシア㈱ |
四日市工場 (三重県四日市市) |
製造設備 研究開発設備 等 |
161,265 |
99,503 |
20,041 |
39,561 |
14,667 |
335,039 |
7,204 |
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(717) [659] |
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北上工場 (岩手県北上市) |
製造設備等 |
88,804 |
47,286 |
10,331 |
56,076 |
110,467 |
312,966 |
- |
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(229) |
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キオクシアエネルギー・マネジメント㈱ |
四日市工場 (三重県四日市市) |
製造設備等 |
83,113 |
22,680 |
- |
- |
363 |
106,157 |
116 |
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(-) |
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(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計です。
3.従業員数は、正規従業員及び期間の定めのある雇用契約に基づく労働者のうち1年以上働いている又は働くことが見込まれる従業員(キオクシア株式会社については、同社から同社外への出向者を除き、同社外から同社への出向者を含む。また、キオクシアエネルギー・マネジメント株式会社も同様に、同社から同社外への出向者を除き、同社外から同社への出向者を含む。)の合計数です。
4.キオクシア株式会社北上工場の従業員には、キオクシア岩手株式会社の従業員数1,447名は含まれておりません。
5.帳簿価額は、日本基準に基づく金額を記載しております。
6.上記資産には、国内関連会社である製造合弁会社3社の保有資産は含まれておりません。
7.キオクシア株式会社四日市工場の土地は、一部を当社グループ外から賃借しており、年間賃借料は2,667百万円です。なお、賃借している土地の面積については、[ ]で外書きしております。
8.リース資産は、メモリウェハー製造関連の機械設備等であります。
9.上記の他、当社グループ外から賃借している設備(年間賃借料3,907百万円)があり、主な内容は製造設備等であります。
(3)国内関連会社
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2024年3月31日現在 |
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
設備の内容 |
帳簿価額 (百万円) |
従業員数 (名) |
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フラッシュアライアンス㈲ |
キオクシア㈱ 四日市工場(三重県四日市市) 北上工場(岩手県北上市) |
製造設備等 |
216,791 |
- |
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フラッシュフォワード合同会社 |
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フラッシュパートナーズ㈲ |
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(注)1.上記3社は、ジョイント・オペレーション(共同支配事業)です。共同支配営業活動から生じる資産の帳簿価額のうち、当社グループの共同支配の取決めに関する権利のみ認識しています。
2.上記の他、みずほ東芝リース株式会社等から賃借している主要な設備として、製造設備(年間賃借料76,937百万円)等があります。
3.帳簿価額は、日本基準に基づく金額を記載しております。
(4)在外子会社
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2024年3月31日現在 |
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (名) |
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建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
使用権資産 |
その他 |
合計 |
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Solid State Storage Technology Corporation |
Hshin-Chu Factory Plant (台湾・新竹市) |
製造設備 研究開発設備 |
548 |
1,113 |
648 |
648 |
2,957 |
861 |
(注) 帳簿価額は、IFRSに基づく金額を記載しております。
なお、2025年3月期中間連結会計期間において主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等はありません。
3【設備の新設、除却等の計画】(2024年10月31日現在)
当社グループは、メモリ市場の周期的市況における平均値として、売上収益の20%以内を目安として、需要動向、生産プロセス技術の開発状況及びその投資効率などを総合的に勘案しつつ、四日市工場及び北上工場における生産設備等への投資並びに研究開発等に係る設備投資を行う予定です。
(1)重要な設備の新設等
最近日現在における2025年3月期第3四半期連結会計期間の支払いベースでの設備投資額は、主に四日市工場及び北上工場における前工程製造設備及び建屋に係る設備投資として約680億円を予定しています。その所要資金は、自己資金を充当する予定です。なお、四日市工場及び北上工場において今後次世代フラッシュメモリ(第8世代3次元フラッシュメモリ)である218層積層プロセスを適用したBiCS FLASH™向け前工程製造設備の取得及び建屋建設を含む設備投資を実施する計画であり、2025年3月期に発生する予定の所要資金の支払いの一部には新規上場時における新株発行による増資資金を充当する予定です。
(2)重要な設備の除却等
該当事項はありません。