(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前中間連結会計期間(自  2024年2月1日  至  2024年7月31日)

1  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

中間連結損益
計算書計上額
(注)2

Webソリューション事業

デジタル人材育成派遣事業

推しカルチャー&ゲーム事業

売上高

 

 

 

 

 

 

受託開発

796,139

147,956

944,095

944,095

運用・保守

339,345

138,373

477,719

477,719

コンサルティング

335,745

335,745

335,745

人材派遣

18,948

706,428

325,917

1,051,294

1,051,294

オンラインゲーム運営におけるユーザーからの課金収入

950,580

950,580

950,580

オンラインゲーム運営における共同事業者から収受するレベニューシェア等

461,802

461,802

461,802

顧客との契約から生じる収益

1,490,178

706,428

2,024,630

4,221,237

4,221,237

外部顧客への売上高

1,490,178

706,428

2,024,630

4,221,237

4,221,237

セグメント間の内部売上高又は振替高

769

37,907

38,677

38,677

1,490,947

744,336

2,024,630

4,259,914

38,677

4,221,237

セグメント利益

184,699

35,591

159,983

380,274

367,012

13,262

 

(注)1.セグメント利益の調整額△367,012千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

     全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(のれんの金額の重要な変動)

「Webソリューション事業」セグメントにおいて、当中間連結会計期間に、Bee2B株式会社を完全子会社とすることにより、のれんが発生しております。当該事象によるのれんの増加額は、102,538千円であります。

 

 

当中間連結会計期間(自  2025年2月1日  至  2025年7月31日)

1  報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

中間連結損益
計算書計上額
(注)2

Webソリューション事業

デジタル人材育成派遣事業

推しカルチャー&ゲーム事業

売上高

 

 

 

 

 

 

受託開発

1,153,461

19,837

1,173,299

1,173,299

運用・保守

412,423

129,092

541,515

541,515

コンサルティング

340,881

340,881

340,881

人材派遣

35,279

887,908

266,741

1,189,930

1,189,930

オンラインゲーム運営におけるユーザーからの課金収入

963,857

963,857

963,857

オンラインゲーム運営における共同事業者から収受するレベニューシェア等

947,401

947,401

947,401

顧客との契約から生じる収益

1,942,045

887,908

2,326,930

5,156,884

5,156,884

外部顧客への売上高

1,942,045

887,908

2,326,930

5,156,884

5,156,884

セグメント間の内部売上高又は振替高

7,238

32,587

39,826

39,826

1,949,283

920,496

2,326,930

5,196,711

39,826

5,156,884

セグメント利益

231,725

22,982

131,118

385,827

404,334

18,507

 

(注)1.セグメント利益の調整額△404,334千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

     全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

2  報告セグメントの変更等に関する事項

① 収益の分解情報の区分変更

前連結会計年度より、従来「請負契約に係る取引」「準委任契約に係る取引」「人材派遣に係る取引」「オンラインゲーム配信サービスに係る取引」としていた収益の分解情報の区分をより明瞭な表示とするため、「受託開発」「運用・保守」「コンサルティング」「人材派遣」「オンラインゲーム運営におけるユーザーからの課金収入」「オンラインゲーム運営における共同事業者から収受するレベニューシェア等」に表示方法を変更しております。なお、当該変更は収益の分解情報の区分変更であり、顧客との契約から生じる収益に与える影響はありません。

② 報告セグメントの変更

2025年6月1日付けで当社連結子会社であった株式会社ムービングクルー(以下、「ムービングクルー」)を吸収合併したことにより、ムービングクルーが行っていた事業が当社に統合されたことから、経営管理区分の見直しを行い、サービスごとに適切な報告セグメントへの再配置を行っております。

これにより、従来の「オンラインゲーム事業」を「推しカルチャー&ゲーム事業」に名称変更するとともに、従来ムービングクルーが行い「Webソリューション事業」に含まれていたファンクラブサービスの企画・開発・運営に関する事業を「推しカルチャー&ゲーム事業」に含め、また、従来「デジタル人材育成派遣事業」に含まれていた人材派遣サービスの一部を「Webソリューション事業」及び「推しカルチャー&ゲーム事業」に含めることといたしました。

なお、前中間連結会計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

 

(企業結合等関係)

(共通支配下の取引等)

(連結子会社の吸収合併)

当社は、2025年3月17日開催の取締役会決議に基づき、当社の完全子会社である株式会社ムービングクルーを吸収合併する合併契約を締結し、2025年6月1日付で吸収合併しております。

なお、本合併は、2025年4月25日の当社の株主総会で承認可決されております。

 

(1)取引の概要

①被結合企業の名称及びその事業の内容

被結合企業の名称:株式会社ムービングクルー

事業の内容   :WEBシステム開発、スマホアプリ開発

②企業結合日

2025年6月1日

③企業結合の法的形式

当社を吸収合併存続会社、株式会社ムービングクルーを吸収合併消滅会社とする吸収合併

④結合後企業の名称

株式会社アピリッツ

⑤その他取引の概要に関する事項

当社は、「ザ・インターネットカンパニー」という理念のもと、「セカイに愛されるインターネットサービスをつくり続ける」ことを目指し、デジタルトランスフォーメーション時代に対応し進化したデジタル技術を用いて、顧客のサービスひいては人々の生活をよいものへ変革するという考え方の基に事業を展開しております。

当社連結子会社である株式会社ムービングクルーは、当社のWebソリューション事業と同様に、システム開発において一気通貫にてコンサルティングから企画・開発・保守を行っております。また、グローバルに活躍するアーティストのファンコミュニティサイトの企画・開発・運営事業も手掛け、エンターテインメント事業の分野においてデジタル化支援を行っております。

今般、株式会社ムービングクルーの経営資源を当社へ集約して組織運営を一体化し、システム開発に関わる事業はWebソリューション事業へ統合、ファンコミュニティサイトの企画・開発・運営等は、オンラインゲーム事業のIPを活用した「推し活」ビジネスとして統合し、サービス提供の強化を目的として吸収合併することといたしました。

 

(2)実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載の通りであります。

 

(1株当たり情報)

1株当たり中間純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前中間連結会計期間

(自  2024年2月1日

至  2024年7月31日)

当中間連結会計期間

(自  2025年2月1日

至  2025年7月31日)

1株当たり中間純損失(△)

△3円92銭

△8円82銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する中間純損失(△)(千円)

△16,163

△35,531

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
中間純損失(△)(千円)

△16,163

△35,531

普通株式の期中平均株式数(株)

4,127,562

4,029,532

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり中間純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

2022年5月19日開催の取締役会決議による第10回A新株予約権及び2022年7月22日開催の取締役会決議による第10回B新株予約権は、権利行使条件の未達により一部失効しております。

 

2024年5月17日開催の取締役会決議による第12回新株予約権

 新株予約権の数 1,390個

(普通株式   139,000株)

2022年5月19日開催の取締役会決議による第10回A新株予約権、2023年5月19日開催の取締役会決議による第11回新株予約権及び2024年5月17日開催の取締役会決議による第12回新株予約権は、権利行使条件の未達により一部失効しております。

 

2025年5月22日開催の取締役会決議による第13回新株予約権

 新株予約権の数  540個

(普通株式    54,000株)

 

(注) 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間の潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり中間純損失であるため、記載しておりません。

 

 

(重要な後発事象)

(簡易新設分割による子会社の設立)

当社は、2025年8月1日付で、当社の推しカルチャー&ゲーム事業(以下、「本事業」)に関する権利義務について、新設分割(以下、「本新設分割」)により、新たに設立した株式会社アピリッツ・ファンカルチャーパートナー(以下、「新設会社」)に承継させるとともに、当社の100%子会社としております。

 

1.本新設分割の目的

当社は、「セカイに愛されるインターネットサービスをつくり続ける」をミッションに、最新のデジタルテクノロジーとクリエイティブ・マーケティングを駆使し、顧客のサービス、ひいては人々の生活をよりよいものへ変革するために事業を拡大しています。当社は、顧客と社員に寄り添い共に成長しながら、セカイを代表するインターネットカンパニーとなることを目指しております。

当社はその中で、ゲーム事業及びファンクラブ運営等の“推し”文化を支援する事業を展開してまいりました。しかしながら、近年、当該事業を取り巻く市場環境は大きく変化しており、迅速な意思決定の重要性がますます高まっております。

このような事業環境下において、経営判断の迅速化と経営責任の明確化を行い、さらなる事業の成長と拡大を図るため、本事業を分社化することにいたしました。

 

2.本新設分割の要旨

(1)本新設分割の日程

新設分割計画承認取締役会決議日:2025年6月13日

会社分割日(効力発生日)   :2025年8月1日

(2)本新設分割の方式

当社を分割会社とし、本新設分割により設立される新設会社を承継会社とする簡易分割であり、新設会社は当社の100%子会社となりました。

(3)本新設分割に係る割り当ての内容

本新設分割に際し、新設会社は普通株式10,000株を発行し、そのすべてを当社(分割会社)に交付いたしました。

(4)本新設分割に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に係る取扱い

当社が発行した新株予約権については、本新設分割による取扱いの変更はありません。また、新株予約権付社債は発行しておりません。

(5)本新設分割により増減する資本金

本新設分割による当社の資本金の増減はありません。

(6)新設会社が承継する権利義務

効力発生日における本事業に関する資産、債務、契約その他の権利義務を新設分割計画書の定めに従って承継いたしました。

(7)債務履行の見込み

本新設分割により当社及び新設会社が負担すべき債務については、履行の見込みに問題がないものと判断しております。

 

 

3.本新設分割の当事会社の概要

 

分割会社

(2025年1月31日現在)

新設会社

(2025年8月1日)

名称

株式会社アピリッツ

株式会社アピリッツ・ファンカルチャーパートナー

所在地

東京都渋谷区桜丘町1番1号

東京都渋谷区渋谷二丁目16番1号

代表者の役職・氏名

代表取締役社長執行役員CEO 和田 順児

代表取締役 八木 広道

事業内容

ECサイト・Webシステムの受託開発、オンラインゲームの運営、デジタル人材派遣

オンラインゲームの企画・開発・運営、ファンクラブサービスの企画・開発・運営

資本金

645百万円

100百万円

設立年月日

2000年7月18日

2025年8月1日

発行済株式数

4,158,762株

10,000株

決算期

1月31日

1月31日

大株主及び株主比率

株式会社エイ・ティー・ジー・シー          

38.80%

クリプトメリア株式会社      6.00%

魚谷 幸一            5.97%

和田 順児            5.19%

笠谷 真也            2.12%

楽天証券株式会社         2.10%

アピリッツ従業員持株会      1.65%

JPモルガン証券株式会社     1.36%

八木 広道            1.20%

冨田 英揮            1.15%

株式会社アピリッツ       100.00%

 

(注)持株比率は、発行済株式総数から自己株式数を控除して計算しております。また、当社保有の自己株式150,000株がございます。

 

4.分割する事業の概要

(1)分割する事業の内容

オンラインゲームの企画・開発・運営

ファンクラブサービスの企画・開発・運営

 

(2)分割する事業の経営成績(2025年1月期)

売上高 3,659百万円

 

5.実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

 

(取得による企業結合)

当社は、2025年8月29日、会社法第370条及び当社定款第25条第2項の規定による決議によって、以下のとおり、Bunbu Joint Stock Company(以下、Bunbu社という。)の全株式を取得し、完全子会社化することを決議いたしました。

 

1.企業結合の概要

(1)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:Bunbu Joint Stock Company

事業の内容   :ソフトウェア開発等

(2)企業結合を行った主な理由

当社は、「セカイに愛されるインターネットサービスをつくり続ける」をミッションに、2000年の創業より企業のデジタルビジネスの変革をご支援してまいりました。エンジニアを中心としたデジタル人材を事業成長の源泉と考えており、「人と事業」が継続して成長できる、助け合える環境づくりを進めていく「VISION2030」を定めております。また、中期的な成長戦略においても、当社と同領域の事業を営む企業のM&Aに取り組み、売上規模の拡大と同時に、ノウハウの強化と、優秀な人材の迎え入れを実現することを方針に掲げております。

この度完全子会社となるBunbu社は、ギア社長が2010年の慶應義塾大学への留学を契機に日本の技術力と発展に触発され、帰国後、日系IT企業で約5年の実務を経て有限会社BUNBUを創業。ベトナム各地の優秀なエンジニアと日本のエンジニアの協働でトップクラスの開発力を確立し、現在は約40名の体制へ拡大しました。これまで蓄積したノウハウと精神を次世代へ継承し、「日本の高い技術」と「ベトナムの若い情熱」を結ぶことで、両国にとってWin-Winの輝く未来を創出することを方針に掲げております。

今回の株式取得により、収益の拡大、コストの最適化、優秀なタレントの確保、品質の向上、海外における事業展開等が期待でき、より効率的な運営が可能となるものと考えております。今後、当社とのシナジーの創出により、さらなる事業拡大を見込めるものと判断し、同社の全株式を取得し子会社化するものといたしました。

(3)企業結合日

未定

(4)企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

(5)結合後企業の名称

変更はありません。

(6)取得した議決権比率

100%

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として、株式を取得するためであります。

 

2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

25,634百万VND(約145,981千円)

取得原価

 

25,634百万VND(約145,981千円)

 

※2026年12月期から2027年12月期までの業績達成度合いに応じて、アーンアウト対価で最大9,787百万VND(約55,740千円)の支払が行われます。

※日本円表記は、1円=175.6VNDにて計算しております。

 

3.主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等(概算額)     25,912千円

 

 

4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

現時点では確定しておりません。

 

5.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

現時点では確定しておりません。