当中間会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社は「女性の笑顔でいっぱいに – A Sea of Smiling Women –」をビジョンに掲げ、女性の一生を支える情報発信を中心としたメディア事業と、全国の産婦人科をはじめとする医療機関へITソリューションを提供する医療法人向け事業を展開してまいりました。今期からは、長期フェーズで掲げてきた「みんなの笑顔でいっぱいに – A Sea of Smiling Faces –」を新たな方針として定め、出産・子育て領域を起点に、更年期・高齢期まで性別を問わずあらゆるライフステージに寄り添う総合プラットフォームを構築し、事業領域の拡大を推進しています。
こうした取り組みの結果、当中間会計期間の売上高は920,395千円(前年同期比25.1%増)、売上総利益620,086千円(前年同期比26.5%増)、営業利益は98,894千円(前年同期比234.9%増)、経常利益は95,099千円(前年同期比222.7%増)、中間純利益は58,921千円(前年同期比127.3%増)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
(メディア事業)
メディア事業は「ベビーカレンダー」「ムーンカレンダー」「ウーマンカレンダー」「シニアカレンダー」をはじめ、女性のライフステージそれぞれに注力した専門サイトを運営し、①PV連動型広告、②タイアップ広告、③成果報酬型広告の3つの収益モデルで展開しています。当中間会計期間は各サイトともPV数・UU数が堅調に増加し、広告販売枠の売上も順調に拡大しました。また、今期からあらゆるライフステージを対象とした総合プラットフォームへと事業領域を拡大しております。
その結果、売上高は812,931千円(前年同期比37.9%増)、セグメント利益は224,481千円(前年同期比61.8%増)となりました。
(医療法人向け事業)
医療法人向け事業は、医療機関が抱えるさまざまな課題解決のために「ベビーパッドシリーズ」「エコー動画館」「かんたん診察予約システム」「おぎゃー写真館・動画館」「産院アプリ・クリニックアプリ」といった各種サービス、およびホームページや動画制作、SEOコンサルティングなど総合的な「Webマーケティング」「グラフィック制作」といった幅広いソリューションの拡販をおこなっております。特に「エコー動画館」の売上を順調に拡大しましたが、「ベビーパッドシリーズ」における契約更新件数が前年と比較すると少なかったため売上高、セグメント利益ともに減少する結果となりました。
その結果、売上高は107,464千円(前年同期比26.3%減)、セグメント利益は前年同期の13,232千円から9,596千円の損失となりました。
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて10,191千円増加し、718,372千円となりました。これは、主に売掛金が26,962千円減少したものの、現金及び預金が36,773千円増加ことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べて44,836千円減少し、805,975千円となりました。これは、主に減価償却により無形固定資産が46,495千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は前事業年度末に比べて34,645千円減少し、1,524,347千円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて74,688千円減少し、577,708千円となりました。これは、主に短期借入金が20,004千円、その他流動負債が62,825千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べて22,277千円減少し、179,734千円となりました。これは、主に長期借入金が22,210千円減少したことによるものです。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べて96,965千円減少し、757,443千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べて62,320千円増加し、766,904千円となりました。これは、主に中間純利益の計上により利益剰余金が58,921千円増加したことによるものであります。
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「現金」という。)は、前事業年度末と比べて36,773千円増加し、430,976千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は108,829千円(前年同期は98,595千円の獲得)となりました。
これは主に、税引前中間純利益95,099千円、のれん償却額27,570千円、減価償却費27,041千円及び売上債権の増減額(26,961千円の減少)によるものであります 。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は46,400千円(前年同期は13,530千円の支出)となりました。
これは主に、事業譲受による支出30,000千円、無形固定資産の取得による支出5,180千円及び有形固定資産の取得による支出2,792千円によるものであります 。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は25,655千円(前年同期は92,071千円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入50,000千円があったものの、それを上回る返済支出55,554千円があったこと、および短期借入金の純減額20,004千円によるものであります。
当中間会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当中間会計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当中間会計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
該当事項はありません。