第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期累計期間における世界経済は、国や地域によるばらつきを伴いつつも、総じてコロナ危機による落ち込みからの回復基調が持続し、欧米先進国では、ワクチン接種完了者比率が人口の6割を超えつつあり、防疫と経済活動の両立が進んでおります。一方で、世界経済の回復ペースは2021年4~6月期に比べて7~9月期は減速し、部品・原材料不足の深刻化、資源価格の上昇、中国の電力不足による生産減速などが背景にあると見られております。

 これに対し日本経済は、10月の緊急事態宣言解除後も新規感染者数が低位で推移しており、飲食や宿泊など外出関連業種を含め、国内経済活動の再開が進んでおります。ワクチンの定期的な接種、無料のPCR検査の拡大、医療供給体制の強化などにより、外出関連の経済活動を本格的に再開させつつ、医療逼迫を回避できる期待が高まっております。

 このような状況の中、当社の当第3四半期累計期間は、売上高は概ね順調に推移しました。製品の市場別では、光計測・新領域事業においては、一部製品で納品の延伸が発生するも概ね堅調に推移しました。半導体事業においては、受注状況は順調であったもののレーザ装置の調達部品の一部で納期が延伸した影響により、売上高はやや見込みを下回りました。ヘルスケア事業においては、PET装置向けのシンチレータ単結晶の売上高が前事業年度後半の水準を維持しました。

 その結果、当第3四半期累計期間の売上高は3,572百万円(前年同期比56.2%増)、営業利益は495百万円(前年同期比348.8%増)、経常利益は499百万円(前年同期比643.9%増)、四半期純利益は415百万円(前年同期比749.1%増)となりました。

 なお、当社は、光学事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

(資産)

 当第3四半期会計期間末における総資産につきましては、前事業年度末に比べ1,975百万円増加し、8,541百万円となりました。これは主に、東京証券取引所マザーズへの上場に伴う公募増資及び第三者割当増資等により、現金及び預金が1,682百万円増加したことによるものであります。

 

(負債)

 当第3四半期会計期間末における負債につきましては、前事業年度末に比べ1,000百万円減少し、4,054百万円となりました。これは主に、短期借入金が850百万円、長期借入金が204百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期会計期間末における純資産につきましては、前事業年度末に比べ2,975百万円増加し、4,487百万円となりました。これは主に、東京証券取引所マザーズへの上場に伴う公募増資及び第三者割当増資等により資本金が1,280百万円、資本準備金が1,280百万円増加したことによるものであります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。

 詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計上の見積りの変更)」に記載の通りであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は228百万円であります。

 なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。