当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、2021年3月19日に提出した有価証券届出書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第3四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、1,467,520千円となり、前連結会計年度末に比べ485,456千円増加いたしました。これは主に、償却等による固定資産の減少14,069千円があったものの、新規上場に伴う新株式の発行等による現金及び預金の増加487,398千円、仕掛品の増加12,656千円があったことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債につきましては、706,770千円となり、前連結会計年度末に比べ63,406千円減少いたしました。これは主に、未払法人税等の増加13,042千円、賞与引当金の増加12,545千円、ポイント引当金の増加12,829千円があったものの、長期借入金の減少103,979千円があったことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産につきましては、760,750千円となり、前連結会計年度末に比べ548,862千円増加いたしました。これは主に、新規上場に伴う新株式の発行及び自己株式の処分により、資本金が33,120千円、資本剰余金が281,150千円増加するとともに、親会社株主に帰属する四半期純利益169,733千円の計上による利益剰余金の増加があったためです。
(2)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により多くの産業において経済活動の縮小・停滞等の状況が継続しております。国内でのワクチン接種が開始されたことに伴い、経済活動も徐々に回復していくことが期待される一方で、世界的に見ても感染症の拡大傾向は継続しており、依然として国内外における経済的な見通しは不透明な状況となっております。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、当社グループにおいては、前連結会計年度より従業員の安全・安心を守る施策として、二酸化炭素濃度測定器導入による換気と密の回避、始業前の全従業員への非接触型検温測定の義務付け、全社的なテレワークの推奨とそれに向けての機器及びルールの整備・体制の構築等の対策について、グループ一丸となって取り組んでまいりました。
当社グループのメインの顧客層である製造業のお客様においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は他業種との比較において軽微であり、現時点の経済活動状況を前提とした場合に当社グループが業績面において受ける影響は限定的と考えております。中長期的に社会がWithコロナ時代に適合していく過程で変化していく生活者の意識や消費行動を捕捉する必要性があることから、当社グループが提供するマーケティングサービスの需要が喚起されていくものと予想しております。
このような状況の中、日本のマーケティング研究における第一人者である早稲田大学の恩藏直人教授と共同でエボークトセット(想起集合)研究プロジェクトを立上げ、エボークトセットを用いた調査サービスの提供を開始いたしました。エボークトセットとは、例えば「ビールが飲みたい」「洗剤を買おう」と思った時に、頭の中でイメージされるブランドの集合体のことを指します。リアル店舗において商品棚を眺めながら値札やパッケージを吟味して行う買い物のプロセスにおいては、エボークトセットに入っていない商品が購買される可能性もありましたが、オンライン上で購買が完結される場合、WEBの指名検索から商品の購買につながることが多いため、検索される段階で想起されないブランドは今まで以上に購買されにくくなっております。そのような背景から、エボークトセットはECやD2C等オンライン販売が加速する現代において重要なマーケティング指標になると考え、新たなサービスとして開発いたしました。
また、当社は2021年6月に、noteに執筆した「『1時間で分かる』P&G流マーケティングの教科書」が大きな反響を呼んだ石井賢介氏が代表を務めるMarketing Demo株式会社(東京都港区)との協業を開始し、これによりエボークトセット調査で課題が明らかになったクライアント企業に対し、第一想起獲得の為のマーケティング戦略を立案し実行するまでのシームレスな支援が可能となりました。
営業面での取り組みにおいては、獲得した顧客に対し、独自に開発した「マーケティングフレームワーク4K」に基づいてクロスセル・アップセルの提案活動を進行する体制を整備し、案件単価増大に向けた流れを構築いたしました。
見込顧客の獲得や営業リード獲得戦略につきましては、マーケティングに関連するWEBセミナーを毎週開催する体制を整備しセミナー参加者を顧客に引き上げる仕組みを構築し、オンライン商談による営業効率化との相乗効果で案件創出機会が増大いたしました。
以上の取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,397,309千円、営業利益268,687千円、経常利益251,596千円、親会社株主に帰属する四半期純利益169,733千円となりました。
なお、当社グループはマーケティング支援事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。