当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により第7波を迎えているものの、従前のような行動制限は加えられていないことから大幅な落ち込みは回避されている一方で、急激な円安による為替相場の変動、並びにロシアによるウクライナへの侵攻が原材料価格の高騰を招く等、依然として不透明な状況が続いております。
このような経済環境下において、当社の各販売経路別の売上高の状況は次のとおりです。
「家具販売店向け」は、住空間におけるパーソナルスペース環境の見直しもありligne roset(リーン・ロゼ)商品の販売は好調を維持しているものの、新型コロナウイルス感染症拡大における巣ごもり需要が一巡したのに加え、当第2四半期における第7波の爆発的な感染拡大により家具販売店での集客が伸び悩み、前年同四半期累計期間と比して28,580千円減少しております。
「商業施設向け」は、長引くコロナ禍においてホテル業界の需要回復は依然として鈍く、緊急事態宣言が発出されていた前年同四半期累計期間と比して33,660千円減少しております。
「ショップ/ショールーム」向けは、前年リニューアルオープンした東京ショールーム、及び新規オープンしたリーン・ロゼ福岡店に加え、既存ショールームにおける高価格帯商品の販売が増加し、前年同四半期累計期間と比して141,737千円増加しております。
「ハウスメーカー向け」は、ハウスメーカーによる催事の開催がコロナ前に完全に戻ったわけではありませんが、各ショールームと連携しての来客誘致が奏功し、前年同四半期累計期間と比して28,727千円増加しております。
このような状況の中、2022年8月には当社として中部地方に初出店となる名古屋ショールームをグランドオープンし、Serta(サータ)ブランド商品、特に新商品Serta Tradition(サータトラディション)の好調な販売を後押ししております。さらにリアル店舗への送客を促すためAmazon(アマゾン)ECモールへの出店を開始し、当社各ブランドの認知度向上に取り組んでおります。
またこれら施策に取り組むとともに、原材料の高騰に対しては必要に応じた売価値上げにて対応してまいりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高4,697,611千円(前年同四半期比3.2%増)、営業利益224,858千円(同0.6%減)、経常利益220,797千円(同13.3%減)、四半期純利益144,161千円(同12.6%減)となりました。
また、当社はホームファニシング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は3,946,711千円となり、前事業年度末に比べ397,361千円減少いたしました。これは主に現金及び預金の減少462,908千円及び売掛金の減少128,457千円等によるものであります。一方で、商品及び製品の増加121,466千円等がありました。現金及び預金の減少の主な要因は八千代第一工場の新設及び増改築に511,434千円を充当したことであります。また、固定資産は4,608,282千円となり、前事業年度末に比べ691,994千円増加いたしました。これは主に建設仮勘定の増加657,286千円及び投資その他の資産におけるその他の増加24,955千円等によるものであります。建設仮勘定の増加の主な要因は八千代第一工場の新設及び増改築に係る511,434千円であります。投資その他の資産におけるその他の増加の主な要因は名古屋ショールーム(2022年8月開設)に係る敷金25,545千円であります。一方で、機械及び装置(純額)の減少14,103千円、ソフトウエアの減少7,005千円がありました。これらは主に減価償却によるものであります。
この結果、総資産は8,554,994千円となり、前事業年度末に比べ294,633千円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は4,211,117千円となり、前事業年度末に比べ491,956千円増加いたしました。これは主に短期借入金の増加322,000千円及び未払金の増加141,063千円等によるものであります。一方で、買掛金の減少30,614千円及び未払法人税等の減少19,205千円等がありました。また、固定負債は536,246千円となり、前事業年度末に比べ202,379千円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少170,000千円及びその他に含まれる長期未払金の減少31,520千円等によるものであります。
この結果、負債合計は4,747,363千円となり、前事業年度末に比べ289,576千円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は3,807,630千円となり、前事業年度末に比べ5,056千円増加いたしました。これは主に四半期純利益144,161千円を計上したものの、配当金の支払い103,820千円、自己株式の取得37,133千円により減少したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は44.5%(前事業年度末は46.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ462,909千円減少し、586,063千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、297,361千円(前年同四半期は346,848千円の獲得)となりました。これは主に税引前四半期純利益220,797千円、売上債権の減少額202,207千円及び減価償却費101,173千円等によるものであります。一方で、棚卸資産の増加額184,320千円及び長期未払金の減少額31,520千円等による資金の減少がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、769,219千円(前年同四半期は166,782千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出738,371千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、8,948千円(前年同四半期は970,988千円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純増加額322,000千円によるものであります。一方で、長期借入金の返済による支出170,000千円及び配当金の支払額103,820千円等による資金の減少がありました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、33,030千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)主要な設備
主要な設備の新設について、当第2四半期累計期間に完成したものは次のとおりであります。
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事業所名 |
所在地 |
設備の内容 |
完了年月 |
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名古屋ショールーム |
名古屋市中区 |
ショールーム開設 |
2022年8月 |
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、2,132,629千円となっております。また、当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は586,063千円となっております。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(3)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
②財政政策
当社の運転資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料等の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社は、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、生産設備等の長期資金は長期借入金で調達することを基本としております。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。