当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社グループは前第1四半期連結累計期間については、四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同期との比較分析は行っておりません。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業が手控えてきた設備投資や民間需要が持ち直しを見せたものの、2021年7月に4度目の緊急事態宣言が出されるなど新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、全体としては楽観できない状況であります。
当社グループのITソリューション事業及びビジネスプロダクト事業が属するITサービス市場においては、新型コロナウイルス感染症の影響下でも景気は回復局面にあります。特に中小企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れが指摘されていますが、当社グループとしては、これらの需要に対応していくことでビジネスチャンスが創出できる状況にあります。ゲームコンテンツ事業は、海外企業による日本市場の切り崩しが徐々に見られており、業界内の競争がさらに厳しさを増しております。
このような状況のもと、ITソリューション事業においては、受託開発と「ITソリューションのサブスクリプションモデル」と銘打つ「テンダラボ」(非常駐型準委任契約による開発)の契約推進を実施いたしました。ビジネスプロダクト事業においては、オンライン展示会やオンライン営業等の新しい集客・成約施策の推進と既存製品の付加価値向上のためのバージョンアップを行いました。ゲームコンテンツ事業においては主力タイトルの運営強化に注力いたしました。
以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は727百万円、営業利益は47百万円、経常利益は40百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は21百万円となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高は11百万円増加し、営業利益及び経常利益はそれぞれ1百万円増加しております。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業においては、企業のDX化等に向けた投資等が活性化されつつある状況もあり受託開発が順調に推移、また上記の「テンダラボ」も想定を上回る受注があったことなどから、売上高は481百万円、セグメント利益は157百万円となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は14百万円増加し、セグメント利益は5百万円増加しております。
(ビジネスプロダクト事業)
ビジネスプロダクト事業においては、緊急事態宣言発出により営業活動の滑り出しに影響がありましたが、主力製品が堅調に推移しており、売上高は127百万円、セグメント利益は26百万円となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は3百万円減少し、セグメント利益は3百万円減少しております。
(ゲームコンテンツ事業)
ゲームコンテンツ事業においては、主力プラットフォームにおける競合ゲームの活況を受け、自社タイトル「ヴァンパイア†ブラッド」等の業績に影響が出たため追加の集客施策などのイベントを実施しました。また、新規受託タイトル「新選組~桜華妖乱~」の運営を軌道に乗せるためリソースを投入したものの大きな成果に繋がらなかったこともあり、売上高は118百万円、セグメント損失は7百万円となりました。なお、収益認識会計基準等の適用による売上高及びセグメント損失への影響はありません。
財政状態については、次のとおりであります。
①資産の部
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ661百万円増加し、2,537百万円となりました。
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ678百万円増加し、2,293百万円となりました。これは主に現金及び預金の増加が634百万円あったこと、売上債権の増加が40百万円あったこと等によります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末に比べ16百万円減少し、243百万円となりました。これは主に有形固定資産の減少が3百万円あったこと、ソフトウエアの減少が3百万円あったこと、投資その他の資産の減少が10百万円あったこと等によります。
②負債の部
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ149百万円減少し、723百万円となりました。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ118百万円減少し、477百万円となりました。これは主に短期借入金の減少が50百万円あったこと、未払法人税等の減少が57百万円あったこと等によります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末に比べ30百万円減少し、246百万円となりました。これは、長期借入金の減少が30百万円あったことによります。
③純資産の部
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ811百万円増加し、1,813百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益を21百万円計上したこと、株式上場による新株発行及び自己株式の処分に伴い資本金及び資本剰余金の増加が692百万円あったこと、自己株式の減少が144百万円あったこと、剰余金の配当を44百万円行ったこと等によります。
収益認識会計基準等の適用により、利益剰余金の期首残高が3百万円減少したこと等により純資産が減少しております。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の総額は、5百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。