当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業への影響については、今後も注視してまいります。
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大によるリスク)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経済・社会・生活への大きな影響が生じている中、当社グループでは、感染リスク低減に向けて不要・不急な出張、面談等の自粛、在宅勤務並びに時差出勤の奨励などの対応を行いながら、当社グループ製商品の安定供給に向けてすべての事業部門の活動を継続しており、現時点で当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに直接的な影響はありません。しかしながら、今後、当社グループでの新型コロナウイルス感染症の発症により、一時的に業務を停止するなど、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ16百万円減少し、24億53百万円(前連結会計年度末比0.7%減)となりました。これは主に棚卸資産が今後の販売を見据えたことにより増加した一方で、売上債権が回収によって減少したこと等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ30百万円減少し、9億67百万円(前連結会計年度末比3.1%減)となりました。これは主にのれん償却等によるものであります。この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ47百万円減少し、34億20百万円(前連結会計年度末比1.4%減)となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は前連結会計年度末に比べ7百万円増加し、18億48百万円(前連結会計年度末比0.4%増)となりました。これは主に新規借入による短期借入金が増加したこと等によるものであります。固定負債は前連結会計年度末に比べ97百万円減少し、2億73百万円(前連結会計年度末比26.3%減)となりました。これは主に長期借入金が返済により減少したこと等によるものであります。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ90百万円減少し、21億21百万円(前連結会計年度末比4.1%減)となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ42百万円増加し、12億99百万円(前連結会計年度末比3.4%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上の一方で、株主配当により利益剰余金が減少したこと及び自己株式を取得したこと等によるものであります。
(2)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年11月1日~2022年7月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の普及に伴い行動制限の緩和により経済活動に一部持ち直しの兆しが見られました。一方、直近足元においては、急激な円安の進行や、ロシア・ウクライナ情勢に起因する資源・エネルギー価格の高騰、更には新型コロナウイルス感染症「第7波」による感染拡大、海上輸送の遅れ等による機械部品の納入遅延などの懸念もあり、依然として経済の先行きは不透明な状況で推移しております。
当社グループの主要取引先であるコメ流通業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により消費者の生活スタイルが変化し、家庭内消費に関連する需要は堅調であり、外出自粛等により低迷しておりました外食関連の需要についても徐々に回復がみられております。また、物流業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響はありましたが、総じて復調傾向がみられております。
このような環境の下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は38億70百万円(前年同四半期比9.8%増)、営業利益は2億43百万円(前年同四半期比39.4%増)、経常利益は2億40百万円(前年同四半期比37.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億46百万円(前年同四半期比36.7%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次の通りであります。
(包装関連事業)
包装関連事業の主要取引先であるコメ流通業界は、少子高齢化による人口減や食の多様化により国内のコメ消費量が毎年減少傾向にある中、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により消費者の生活スタイルが変化したことや食料品の値上げなどの影響もあり家庭用向け販売は堅調に推移し、業務用向け販売は、外出自粛や営業時間短縮等による外食店の需要減などにより販売が減少しましたが、一部で回復傾向がみられました。その結果、売上高は32億73百万円(前年同四半期比10.7%増)となり、セグメント利益は2億17百万円(前年同四半期比34.0%増)となりました。
(物流梱包事業)
物流梱包事業につきましては、物流業界の市場規模は緩やかな拡大基調が予測され、省力化・自動化に伴う新たな需要が期待できる中、SDGsなど脱プラスチックの風潮に沿った商材の拡販や新規顧客開拓などに取り組み、売上と利益の増強を図っております。新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた製造業等で物流梱包関連商品の需要は減少しておりましたが回復傾向がみられ、また、消費者のネット購入拡大による需要は引き続き堅調に推移しております。その結果、売上高は5億96百万円(前年同四半期比5.0%増)となり、セグメント利益は25百万円(前年同四半期比110.8%増)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた経営方針・経営戦略等はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
「第2 事業の状況 1.事業等のリスク」に記載の通り、新型コロナウイルスの感染拡大により、当社グループの業績に影響を与える可能性があるため、事業への影響について注視し、対策を講じてまいります。その他については、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、包装関連事業における10百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。