該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、「金融をサービスとして再発明する」をミッションに掲げております。このミッションのもと、金融サービス事業者向けの次世代クラウド基幹システムの提供等を通じて、パートナー企業とともに人々にとって遠い存在である金融サービスを暮らしに寄り添ったものにすることを目指しております。
今般、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、わが国経済において景気の先行き不透明感が広がっているものの、金融サービスにおけるデジタルトランスフォーメーションが急速に後押しし、当社グループが提供するサービスのニーズもより一層高まっていると認識しております。
このような事業環境のもと、当第3四半期連結累計期間においては、継続的な事業成長を実現するため、引き続き人材採用や機能拡充に積極的に取り組んでまいりました。
この結果、前連結会計年度末以降、金融インフラストラクチャ事業のパートナー数が増加、ビッグデータ解析事業のデータライセンス契約件数が増加したことにより、初期導入収益及び月額固定収益が拡大し、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,497,478千円、営業損失648,096千円、経常損失691,933千円、親会社株主に帰属する四半期純損失728,819千円となりました。
セグメント別の業績は以下の通りです。
(ⅰ)金融インフラストラクチャ事業
金融インフラストラクチャ事業では、金融サービスを運営するのに必要となる複雑な基幹システムを、クラウド上でSaaS型のシステムとして顧客に提供するものであります。
証券インフラストラクチャビジネスでは、新規パートナーの獲得に向けた「BaaS」の機能及び金融商品の拡充と、合意済みのパートナーとのサービスローンチに向けた初期開発に注力しました。当第3四半期連結累計期間においては、米国株式や合同金銭信託の取り扱いを開始した他、独自性のある投資一任サービスを迅速かつ容易に構築できるプラットフォーム「Digital Wealth Manager」の開発に注力いたしました。初期開発は、いずれも開発中であり、当第3四半期連結累計期間中の新規ローンチはなかったため、「BaaS」上での稼働サービス数は3サービス(前連結会計年度末時点:3サービス)となっております。
保険インフラストラクチャビジネスでは、新規パートナーの獲得に向けた「Inspire」の機能の拡充と、合意済みのパートナーへの「Inspire」の初期導入支援に注力いたしました。当第3四半期連結累計期間においては、商品改定サポート機能をはじめ複数の機能を拡充いたしました。初期導入は、当第3四半期連結累計期間中に1件あり、「Inspire」上での稼働社数は3社(前連結会計年度末時点:2社)となっております。
コスト面については、証券インフラストラクチャビジネス及び保険インフラストラクチャともに、将来のビジネス拡大を見据え、引き続き人材採用、機能拡充の先行投資を行ってまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の金融インフラストラクチャ事業の売上高は426,542千円、セグメント損失は787,358千円を計上しました。
(ⅱ)フィンテックソリューション事業
フィンテックソリューション事業では、金融機関向けにデジタルトランスフォーメーション及びデジタルマーケティングの支援を行っております。
ソリューションビジネスでは、株式会社三菱UFJ銀行に当社のソリューションが採用され、同社の「Money Canvas」のシステム構築支援プロジェクトを納品いたしました。
以上の結果、新プロジェクトからの初期導入収益が拡大し、当第3四半期連結累計期間のフィンテックソリューション事業の売上高は536,101千円、セグメント利益は31,862千円となりました。
(ⅲ)ビッグデータ解析事業
ビッグデータ解析事業は、ビッグデータを保有する企業のデータ利活用の促進を支援しており、企業の持つビッグデータを機関投資家や官公庁に提供するデータライセンスビジネスや、企業のデータ利活用を支援するデータ解析支援ビジネスを行っております。
データライセンスビジネスでは、機関投資家向けにオルタナティブデータを提供する「Alterna Data」において、レポートサービス及びウェブポータルサービスの拡充を行いました。
以上の結果、「Alterna Data」の契約件数が伸長し、当第3四半期連結累計期間のビッグデータ解析事業の売上高は534,834千円、セグメント利益は119,150千円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産合計は15,560,439千円となり、前連結会計年度末に比べて2,905,343千円増加いたしました。
流動資産は15,326,485千円となり、前連結会計年度末と比較して2,900,033千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が2,314,154千円、証券インフラストラクチャビジネスの規模拡大に伴って証券業における預託金、信用取引資産、並びに短期差入保証金があわせて319,965千円増加したこと等によるものであります。固定資産は233,953千円となり、前連結会計年度末と比較して5,309千円増加いたしました。これは主に投資その他の資産が1,432千円減少した一方で、無形固定資産が6,630千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は6,422,596千円となり、前連結会計年度末と比較して253,450千円増加いたしました。
流動負債は6,312,048千円となり、前連結会計年度末に比べて314,571千円増加いたしました。これは主に、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が150,000千円減少した一方で、証券インフラストラクチャビジネスの規模拡大に伴って証券業における預り金、信用取引負債、並びに受入保証金が281,357千円、流動負債のその他に含まれている預り金が152,731千円増加したこと等によるものであります。固定負債及び特別法上の準備金は110,547千円となり、前連結会計年度末に比べて61,120千円減少いたしました。これは主に、長期借入金の返済により56,250千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は9,137,843千円となり、前連結会計年度末に比べて2,651,892千円増加いたしました。これは主に、新株発行による増資、および無担保転換社債型新株予約権付社債の新株への転換に伴い、資本金が1,747,112千円、資本剰余金が1,747,112千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失により利益剰余金が728,819千円、非支配株主持分が112,599千円減少したこと等によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。