第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、世界的な高インフレやロシアによるウクライナ侵攻といった不安要素はみられるものの、世界的なコロナ収束によるインバウンド増加による外需の拡大、個人消費や設備投資の増加による内需の拡大、それぞれが経済を牽引し、景気回復の傾向が見られました。

 また、サイバー攻撃被害は引き続き増加の一途をたどるなかで、サイバーセキュリティ対策サービスに対するニーズは堅調であり、当社事業に対する需要や社会的な期待が益々高まっていることが感じられております。

 このような環境下において、当社では当事業年度より開始した新「中期3か年経営計画」の計画達成に向け、より一層の飛躍を目指し、積極的な事業活動を行っております。

 以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は1,699,199千円(前年同期比20.4%増)、営業利益は210,902千円(前年同期比139.4%増)、経常利益は268,534千円(前年同期比128.7%増)、四半期純利益は191,130千円(前年同期比127.0%増)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 

データセキュリティ事業

 当第2四半期累計期間におけるデータセキュリティ事業は、サイバー攻撃を検知するためのログ管理製品の引き合いが増加し、売上高は前年同期比で伸長いたしました。

 新たにサービスを開始した「中堅・中小企業向けサイバー攻撃監視代行サービス」及び「サイバーセキュリティエンジニア教育サービス」が共に好調な受注傾向にあるため、対応拡充に向けた技術員の増加により、セグメント利益は前年同期比で微減となりました。

 この結果、当第2四半期累計期間における売上高は603,946千円(前年同期比10.1%増)、セグメント利益は280,960千円(前年同期比2.4%減)となりました。

 

ネットワークセキュリティ事業

 当第2四半期累計期間におけるネットワークセキュリティ事業は、エンジニアを現地に派遣せず、クラウドセンターから一括管理できる「SaaS型ネットワーククラウドサービス」が引き続き堅調に伸長し、人材不足を払拭するための手段として需要も強く、順調な販売結果となりました。さらに、前事業年度に講じた価格改定の効果が浸透し、セグメント利益は前年同期比で大幅に拡大しました。

 この結果、当第2四半期累計期間における売上高は1,095,252千円(前年同期比27.0%増)、セグメント利益は289,352千円(前年同期比103.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第2四半期会計期間末における総資産は3,075,755千円となり前事業年度末と比較して280,301千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が132,230千円、セキュリティ教育サービスの開始に伴う設備投資により工具、器具及び備品が110,171千円増加したこと等によるものです。

 

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債合計は1,433,872千円となり前事業年度末と比較して59,361千円増加いたしました。これは主に、契約負債が111,407千円、未払金が42,983千円、未払法人税等が40,530千円増加した一方で、役員退職慰労金制度の廃止により役員退職慰労引当金が140,800千円減少したこと等によるものです。

 

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産の合計は1,641,882千円となり前事業年度末と比較して220,939千円増加いたしました。これは主に、当四半期純利益の計上により利益剰余金が191,130千円、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分等により自己株式が27,627千円減少したこと等によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は、前事業年度末と比較して132,230千円増加し、1,503,264千円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの変動要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間の営業活動におけるキャッシュ・フローは239,365千円の収入となりました。これは主に、役員退職慰労引当金の減少額140,800千円等による資金の減少があった一方で、税引前四半期純利益268,258千円の計上、契約負債の増加額111,407千円等による資金の増加があったこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間の投資活動におけるキャッシュ・フローは75,947千円の支出となりました。これは主に、保険積立金の解約による収入66,330千円による資金の増加があった一方で、有形固定資産の取得による支出116,041千円、無形固定資産の取得による支出22,129千円等による資金の減少があったこと等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間の財務活動におけるキャッシュ・フローは31,510千円の支出となりました。これは主に、株式発行による収入8,640千円による資金の増加があった一方で、長期借入金の返済による支出40,411千円による資金の減少があったこと等によるものです。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第2四半期累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。

 

(6)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は50,982千円であります。なお、当第2四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(8)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当第2四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。