第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、有価証券届出書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前第3四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っておりません。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、ワクチン接種が進み、国内外の経済活動にも明るい兆しが見えてはおりますが、新たな変異株の出現による感染再拡大が懸念されるなど、先行きは依然不透明な状況となっております。

当社の属する医療・介護業界においては、新型コロナウイルス感染拡大により、医療・介護従事者及び患者様の感染対策やオンライン診療の一時的規制緩和措置を恒久化する議論が行われており、経営環境が変化しようとしております。

このような経営環境のなか、当社は、企業理念である「患者さん(利用者さん)が24時間365日、自宅で「安心」して療養できる社会インフラを創る」を実現するため、急成長しているきらりプライム事業を今後の企業展開の中核に据え、また新たな事業の開発に注力するなどして、当社の目指す「プライマリーケアのプラットフォーム企業」に向け尽力しております。

この結果、当第3四半期累計期間の売上高は4,274百万円となり、利益面では営業利益が360百万円、経常利益が345百万円、四半期純利益が231百万円となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

(在宅訪問薬局事業)

在宅訪問薬局事業では、新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、店舗では引き続き感染対策を実施し、患者様及び従業員の健康を守る取り組みを行っております。在宅患者数は当第3四半期末時点において7,766人(前年同四半期比8.7%増)と好調に推移しており、2022年2月には当社36店舗目となる「きらり薬局八千代台店」(千葉県八千代市)を開局予定であるなど、引き続きドミナント出店戦略を推進しております。

以上の結果、売上高は3,812百万円、セグメント利益は418百万円となりました。

 

(きらりプライム事業)

きらりプライム事業は、中小規模の薬局と提携し、効率的な在宅薬局の運営ノウハウの提供、人材研修、24時間対応のためのオンコール体制の支援、在宅薬局特化型の在宅訪問支援情報システム(ファムケア)の貸与及び医薬品購入の支援などのサービスを行っております。中小規模の薬局における在宅薬局の認知が高まっているなか、当事業の営業体制の強化及びWeb広告による加盟店増加施策を新たに実施することなどにより、当第3四半期末時点で加盟法人数は364社(前年同四半期末は165社)、加盟店舗数は921店舗(前年同四半期末は448店舗)となり、提携薬局数は大幅な増加となっております。

以上の結果、売上高は305百万円、セグメント利益は181百万円となりました。

 

(ケアプラン事業)

ケアプラン事業では、「ケアプランサービスひゅうが大倉山事務所」(神奈川県横浜市港北区)の営業を一時休止しておりましたが、よりシナジーが見込める立地への開設を検討するため、2022年2月末に事務所の廃止を予定しております。現在は西日本エリア3拠点、東日本エリア1拠点で引き続き事業体制強化に取り組んでおります。

以上の結果、売上高は91百万円、セグメント損失は4百万円となりました。

 

 

(タイサポ事業)

タイサポ事業は、医療介護の専門スタッフが、高齢者施設等への入居を検討される利用者様の医療依存度及び介護度の高さに対応し、その利用者様のご要望などを満たした施設を提案・紹介し、サポートするサービスであります。当社においては、在宅訪問薬局事業やケアプラン事業等において広げている医療・介護ネットワーク(医療ソーシャルワーカー、ケアマネージャー及び介護施設との連携網)を有効活用することで、順調に成約数を増やしております。

以上の結果、売上高は57百万円、セグメント利益は21百万円となりました。

 

②財政状態

(資産)

当第3四半期会計期間末における流動資産は1,951百万円となり、前事業年度末に比べ389百万円増加いたしました。これは主に、2021年12月20日に東京証券取引所マザーズへの上場にあたり実施した公募増資による新株式発行50,000株等により現金及び預金が248百万円増加したこと及び新店舗の開局等により売掛金が123百万円増加したことなどによるものであります。

固定資産は628百万円となり、前事業年度末に比べ174百万円増加いたしました。これは主に、在宅訪問支援情報システム(ファムケア)の改修等により無形固定資産が116百万円増加したこと及び本社事務所の改修や新店舗の開局、既存薬局の移転等により有形固定資産が54百万円増加したことなどによるものであります。

その結果、総資産は2,579百万円となり、前事業年度末に比べ564百万円増加いたしました。

 

(負債)

当第3四半期会計期間末における流動負債は1,351百万円となり、前事業年度末に比べ258百万円増加いたしました。これは主に、既存店の売上増加や新店舗の開局に伴う仕入増加等により買掛金が138百万円増加したこと及び運転資金として短期借入金が100百万円増加したことなどによるものであります。

固定負債は266百万円となり、前事業年度末に比べ45百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金が約定返済等により47百万円減少したことなどによるものであります。

その結果、負債合計は1,618百万円となり、前事業年度末に比べ212百万円増加いたしました。

 

(純資産)

当第3四半期会計期間末における純資産は961百万円となり、前事業年度末に比べ351百万円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が231百万円増加したこと及び2021年12月20日に東京証券取引所マザーズへの上場にあたり実施した公募増資による新株式発行50,000株等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ60百万円増加したことによるものであります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

有価証券届出書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。