1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 ………………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 ………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………8
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ……………………………………………………8
(セグメント情報等の注記) ……………………………………………………………………………………8
1.経営成績等の概況
当社グループの属する医療・介護業界においては、2024年6月(薬価等の改定は2025年4月)に調剤報酬改定、介護報酬改定が行われ、団塊の世代が後期高齢者になり本格的な在宅医療介護時代が始まっています。
当社グループは、企業理念である「患者さん(利用者さん)が24時間365日、自宅で「安心」して療養できる社会インフラを創る」を実現するため、在宅訪問薬局事業、きらりプライム事業及びプライマリケアホーム事業の主力3事業を中心に着実な拡大を図り、「プライマリーケアのプラットフォーム企業」という目標に向けて尽力しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は8,718百万円(前年同期比19.9%増)となり、利益面では営業利益が411百万円(前年同期比39.1%減)、経常利益が380百万円(前年同期比40.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が246百万円(前年同期比37.5%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(在宅訪問薬局事業)
在宅訪問薬局事業では、高齢化による要介護者人口の増加により在宅患者も増加が続いております。一方で当事業の特徴として労働負荷の高い業務が上げられますが、これに対応するため、先行的な人材採用及び薬剤師負荷軽減のための自動監査システムを導入するなど、労働環境の改善を進め着実に離職率が低減しております。また、生成AIを利用したRPA(※)を報告書作成業務に導入し、業務負荷軽減と運営効率が上がり残業時間の低減に繋がっております。
2025年5月14日に改正薬機法が成立し、調剤業務の一部について外部委託が可能になりました。本格的な施行時期は未定ですが、当社が目指すセントラルファーマシー構想の実現に近づいたと言えます。詳細については今後決定していくため、情報収集の上対応を検討してまいります。
当第3四半期連結会計期間末時点における在宅患者数は大台の1万人(11,982人 前年同期比23.2%増)を突破し好調に推移しております。店舗の新規出店については、西日本では福岡県に西長住店(福岡市南区)、井相田店(福岡市博多区)、津福公園前店(福岡県久留米市)の出店及び佐賀県伊万里市の松尾薬局をM&Aにより取得しております。東日本では千葉県に本千葉店(千葉市中央区)、北柏店(千葉県柏市)、神奈川県に神大寺店(横浜市神奈川区)を開局しております。さらに、当社にとって北海道初進出となる在宅専門店として、月寒店(札幌市西区)、発寒店(札幌市豊平区)、円山公園前店(札幌市中央区)の3店舗を同時開設しており、在宅患者数も順調に増加しております。
当第3四半期連結累計期間では、合計10店舗を出店しておりますが、今後も関東エリアを中心に在宅患者の大幅な増加を見込んでおり、出店ペースは高く推移する見込みです。そのため、店舗の出店費用及び人材採用費用だけでなく、在宅患者増加に備えるための人材採用費用や出店準備費用が大きく先行して発生しておりました。売上高は過去最高を更新しており、収益面では新規出店した店舗が損益分岐点を超えはじめ、今後の収益貢献につながると予測しております。
以上の結果、売上高は6,165百万円(前年同期比16.2%増)、セグメント利益は386百万円(前年同期比21.2%減)となりました。
(※)RPA:ロボティクス・プロセス・オートメーションの略で、人がパソコン上で日常的に行う業務を同じかたちで自動化するもの
(きらりプライム事業)
きらりプライム事業は、中小規模の薬局と提携し、効率的な在宅薬局の運営ノウハウの提供、人材研修、24時間対応のためのオンコール体制の支援、在宅薬局特化型の在宅訪問支援情報システム「ファムケア」の貸与及び医薬品購入支援などのサービスを行っております。
営業活動は引き続き好調に推移しており、生成AIを利用したRPA報告書支援システム(エイドプライム)の受注も始まりました。しかし、大型のコンサルティング案件である「リージョンプライム」の契約を2025年9月に締結し約2億円の売上および営業利益を計上する見込みでしたが、収益認識に関して監査法人と相違があり、2026年3月期第2四半期に計上しないこととなりました。当第3四半期連結会計期間において当該案件は進捗しているため、収益認識について引き続き協議を続け、2026年3月期下期に計上できるよう進めております。
これにより、当第3四半期連結会計期間末時点で加盟法人数は928社(前年同期は824社)、加盟店舗数は2,831店舗(前年同期は2,345店舗)となりました。
以上の結果、売上高は892百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益は519百万円(前年同期比11.4%増)となりました。
(プライマリケアホーム事業)
プライマリケアホーム事業では、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスを行う住宅型有料老人ホームを運営しております。当事業の特徴は、在宅訪問薬局事業で培った在宅医療ノウハウとネットワークを生かし、要介護度が高く、医療依存度が高い在宅患者に対応できる施設であることです。
1棟目の「プライマリケアホームひゅうが春日ちくし台(定員102名)」、2棟目の「プライマリケアホームひゅうが博多麦野(定員162名)」は冬季に入りご逝去等による退居も増えておりますが、2026年1月末時点で入居率90%を超え、入居予約者を含めるとほぼ満床という状態です。
2024年12月に開設した3棟目の「プライマリケアホームひゅうが熊本はません(定員168名)」については、当社の在宅訪問薬局がないエリアに初めての開設となりました。当第3四半期連結会計期間では入居者のご逝去や、「プライマリケアホームひゅうが久留米聖マリア病院前駅(定員144名)」を2025年4月18日に開設した影響もあり、想定を下回る入居率が続いておりましたが、営業人員の増員などが功を奏し、2026年1月末時点で入居者は137名となり、入居率の課題は解決しております。一方医療サービスの提供体制が急速に増加した入居者に対して追いついておらず、入居者単価が上がらないという課題がありましたが、医療サービスの充実により徐々に入居単価は上昇しており、施設単体では単月黒字を達成できる見込みになりました。
4棟目となる「プライマリケアホームひゅうが久留米聖マリア病院前駅(定員144名)」については、2026年1月末時点で、入居者が121名(入居予約を含む)となっており、施設単体での単月黒字化を達成しております。
以上の結果、売上高は1,660百万円(前年同期比42.0%増)、セグメント損失は14百万円(前年同期はセグメント利益189百万円)となりました。
(その他事業)
当社グループのその他事業は、ICT事業を含めております。
ICT事業では、入居者の健康状態を自動的に把握するウェアラブルウォッチ以外にも、入居者の離床、座位、臥床を検知するベッドセンサーを開発し、当社グループの介護施設での実装実験を進めながら本格的な販売に向け準備しております。このベッドセンサーは、介護保険適用となるTAISコード及び貸与マークを取得しており、「福祉用具貸与商品」として取り扱うことが可能となり、当社グループの施設で貸与を開始し、プライマリケアホーム事業の福祉用具貸与サービスとして収益を上げております。
また、オムツ内の排泄の有無、量を検知・計測する「排泄見守りセンサー」を追加開発し、高齢者のQOLの向上ならびに排泄ケアにおける介護現場の労務負担軽減を図る取り組みを進めております。
以上の結果、売上高は0百万円(前年同期比11.1%減)、セグメント損失は26百万円(前年同期はセグメント損失7百万円)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,842百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,139百万円増加いたしました。これは主に売掛金が638百万円、現金及び預金が387百万円増加したことによるものであります。
固定資産は4,828百万円となり、前連結会計年度末に比べ480百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が453百万円増加したことによるものであります。
その結果、総資産は8,670百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,619百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は3,160百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,214百万円増加いたしました。これは主に買掛金が331百万円、短期借入金が800百万円増加したことによるものであります。
固定負債は3,033百万円となり、前連結会計年度末に比べ300百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が210百万円増加したことによるものであります。
その結果、負債合計は6,194百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,514百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,476百万円となり、前連結会計年度末に比べ104百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により246百万円増加したものの、配当金の支払いにより142百万円減少したことによるものであります。
連結業績予想につきましては、第3四半期連結会計期間における実績を踏まえ、2025年5月14日の「2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」で公表いたしました通期の連結業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日(2026年2月13日)公表いたしました「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ICT事業であります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「在宅訪問薬局事業」セグメントにおいて、減損損失44,990千円を計上しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ICT事業であります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「在宅訪問薬局事業」セグメントにおいて、減損損失4,080千円を計上しております。