○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

(5)継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………

連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

10

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

11

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

11

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………

11

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………

11

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

11

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当連結会計年度における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞からの回復の兆しがみられた一方、ウクライナ情勢の長期化や資源価格の高騰をはじめとする物価上昇や各国の政策金利の引上げによる景気後退が懸念されており、先行きが依然として不透明な状況となっております。

 全国的にテレワークが定着する中、遠隔コミュニケーションの円滑化等のテレワークの実施に必要なツールや

様々な業務のペーパレス化をサポートするツールの導入が進展しているものと考えられる一方、多くの企業でデジ

タルトランスフォーメーション(DX)の推進が経営課題として意識されており、遠隔でのプロジェクト管理やコミ

ュニケーションの強化、データ・ナレッジ共有等をサポートするサービスは今後も継続して需要が高まるものと想

定しています。

 このような環境において、当社グループは「チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくするツールを提

供する」という方針の下、プロジェクト管理ツール「Backlog」、オンライン作図ツール「Cacoo」、ビジネスチャ

ットツール「Typetalk」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるツール「Nulab Pass」を提供してまいり

ました。2023年1月には主力サービスであるBacklogの料金改定を実施し、サービスの中長期的な安定稼働やユーザーへの提供価値向上のための収益性の強化を図っております。

 また、継続的な人材採用強化による人件費の増加、円安の進行にともなうサーバー費用を含む通信費の増加や東

京証券取引所グロース市場への新規上場及びこれにともなう公募増資や売出しに関連する費用の計上や機動的なマーケティングコストの投下といったコスト増要因があった一方、不急の外注業務の抑制などによる費用削減やBacklogの開発進捗にともなうソフトウエア資産化額の増加が生じております。

 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高2,706,183千円(前年同期比16.2%増)、営業利益101,150千円(前年同期比39.6%減)、経常利益92,564千円(前年同期比43.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は88,424千円(前年同期比55.3%減)となっております。

 なお、当社グループはクラウドサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

 当連結会計年度末における資産総額は2,611,400千円となり、前連結会計年度末に比べ992,833千円増加いたしました。これは主に新株発行等により現金及び預金が614,821千円、Backlogの利用増加により売掛金が41,116千円、サーバー費の年払い等により前払費用が262,828千円、繰延税金資産が16,951千円増加したことによるものです。

(負債)

 当連結会計年度末における負債総額は1,652,770千円となり、前連結会計年度末に比べ425,451千円増加いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が36,438千円、長期借入金が8,500千円減少したものの、Backlogの利用増加により前受収益が368,311千円、広告宣伝費等の支払に係る未払金が106,978千円増加したことによるものです。

(純資産)

 当連結会計年度末における純資産は958,630千円となり、前連結会計年度末に比べ567,381千円増加いたしました。これは主に、新株発行により資本金が234,738千円、資本剰余金が234,738千円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により、利益剰余金が88,424千円増加したことによるものです。

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ614,821千円増加し、1,742,622千円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、サーバー費の年払い等による前払費用の増加額262,682千円があったものの、税金等調整前当期純利益86,333千円、減価償却費92,457千円、Backlogの利用増加による前受収益の増加額368,311千円等があり、全体として297,323千円の獲得(前連結会計年度は401,015千円の獲得)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、主にパソコン等の工具、器具及び備品等の有形固定資産の取得による支出20,246千円、ソフトウエア及びソフトウエア仮勘定等の無形固定資産の取得による支出107,674千円があり、全体として130,737千円の使用(前連結会計年度は74,346千円の使用)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出44,938千円があったものの、株式の発行による収入462,351千円があり、全体として417,413千円の獲得(前連結会計年度は95,270千円の使用)となりました。

 

(4)今後の見通し

 今後の見通しにつきましては、我が国においては表計算ソフトを利用したプロジェクト管理・タスク管理を行う機能やメール・電話や対面のコミュニケーション手段を中心とする企業が多く存在しているとみられる一方、オンラインによる非対面コミュニケーションを前提としたプロジェクト管理の効率化やコミュニケーションの円滑化などのニーズは底堅く、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展によるクラウドサービス導入が増加する中、プロジェクト管理ツールの導入機会の広がりが想定され、継続的な事業成長を見込んでおります。また、2023年1月に実施したBacklogの料金改定が収益性の向上に寄与すると想定しております。

 また、当社グループの主要な市場であるSaaS型グループウェアの市場規模は2021年度から年平均5.6%と堅調に成長しており、2026年には3,150億円となることが見込まれております。さらに、Backlogの主要な市場であるSaaS型プロジェクト管理ツールの市場規模は2021年度から年平均13.3%の成長が推定されております。(株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2022年版」(2022年7月)より)。

一方で、当社グループが提供するサービスの認知度向上のためのマーケティング施策への投資強化、体制強化のための人員増加、機能増強のための通信費の増加等による費用増を見込んでおります。

 以上の見通しを踏まえ、2024年3月期の業績見通しは売上高は3,496百万円(前期比29.2%増)、営業利益218百万円(前期比115.6%増)、経常利益217百万円(前期比135.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益166百万円(同88.7%増)を見込んでおります。

 なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

 

(5)継続企業の前提に関する重要事象等

 該当事項はありません。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,127,801

1,742,622

売掛金

124,459

165,576

前払費用

42,009

304,837

その他

4,720

21,158

貸倒引当金

△1,731

△547

流動資産合計

1,297,259

2,233,647

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物附属設備(純額)

13,985

18,967

その他(純額)

18,739

20,820

有形固定資産合計

32,724

39,788

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

177,762

151,549

ソフトウエア仮勘定

25,328

84,675

無形固定資産合計

203,090

236,224

投資その他の資産

 

 

繰延税金資産

53,445

70,397

その他

32,045

31,343

投資その他の資産合計

85,491

101,740

固定資産合計

321,307

377,753

資産合計

1,618,567

2,611,400

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

2,099

1,045

1年内返済予定の長期借入金

44,938

8,500

未払金

76,936

183,914

未払法人税等

23,569

13,865

前受収益

892,081

1,260,392

賞与引当金

36,803

42,916

その他

132,151

131,892

流動負債合計

1,208,580

1,642,528

固定負債

 

 

長期借入金

13,750

5,250

その他

4,988

4,991

固定負債合計

18,738

10,241

負債合計

1,227,318

1,652,770

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

382,397

617,135

資本剰余金

370,397

605,135

利益剰余金

△359,922

△271,497

株主資本合計

392,871

950,772

その他の包括利益累計額

 

 

繰延ヘッジ損益

△1,581

為替換算調整勘定

△1,622

9,439

その他の包括利益累計額合計

△1,622

7,857

純資産合計

391,248

958,630

負債純資産合計

1,618,567

2,611,400

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上高

2,328,264

2,706,183

売上原価

911,968

972,535

売上総利益

1,416,296

1,733,647

販売費及び一般管理費

  1,248,940

  1,632,496

営業利益

167,355

101,150

営業外収益

 

 

受取利息

6

11

補助金収入

1,178

3,251

還付消費税等

212

117

その他

389

391

営業外収益合計

1,787

3,771

営業外費用

 

 

支払利息

1,097

345

株式交付費

7,124

為替差損

4,028

4,420

その他

10

468

営業外費用合計

5,136

12,358

経常利益

164,007

92,564

特別損失

 

 

固定資産除却損

 

 6,231

特別損失合計

6,231

税金等調整前当期純利益

164,007

86,333

法人税、住民税及び事業税

21,223

14,166

法人税等調整額

△55,101

△16,258

法人税等合計

△33,877

△2,091

当期純利益

197,884

88,424

親会社株主に帰属する当期純利益

197,884

88,424

 

(連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当期純利益

197,884

88,424

その他の包括利益

 

 

繰延ヘッジ損益

△1,581

為替換算調整勘定

10,705

11,061

その他の包括利益合計

10,705

9,480

包括利益

208,590

97,905

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

208,590

97,905

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

その他の包括利益累計額

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

382,397

370,397

557,807

194,986

12,328

12,328

182,657

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

197,884

197,884

 

 

197,884

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

10,705

10,705

10,705

当期変動額合計

197,884

197,884

10,705

10,705

208,590

当期末残高

382,397

370,397

359,922

392,871

1,622

1,622

391,248

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

その他の包括利益累計額

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

繰延ヘッジ損益

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

382,397

370,397

359,922

392,871

1,622

1,622

391,248

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

234,738

234,738

 

469,476

 

 

469,476

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

88,424

88,424

 

 

88,424

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

1,581

11,061

9,480

9,480

当期変動額合計

234,738

234,738

88,424

557,900

1,581

11,061

9,480

567,381

当期末残高

617,135

605,135

271,497

950,772

1,581

9,439

7,857

958,630

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

164,007

86,333

減価償却費

100,907

92,457

貸倒引当金の増減額(△は減少)

△691

△1,183

受取利息

△6

△11

支払利息

1,097

345

株式交付費

7,124

売上債権の増減額(△は増加)

△13,066

△41,116

前払費用の増減額(△は増加)

1,015

△262,682

仕入債務の増減額(△は減少)

△14,843

△1,054

未払金の増減額(△は減少)

△5,515

106,107

前受収益の増減額(△は減少)

152,853

368,311

賞与引当金の増減額(△は減少)

7,688

6,113

その他

16,946

△30,821

小計

410,390

329,923

利息の受取額

6

11

利息の支払額

△1,099

△343

法人税等の支払額

△8,281

△32,267

営業活動によるキャッシュ・フロー

401,015

297,323

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△13,805

△20,246

無形固定資産の取得による支出

△65,924

△107,674

敷金の回収による収入

7,146

146

敷金の差入による支出

△1,251

その他

△510

△2,962

投資活動によるキャッシュ・フロー

△74,346

△130,737

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

△95,058

△44,938

株式の発行による収入

462,351

その他

△212

財務活動によるキャッシュ・フロー

△95,270

417,413

現金及び現金同等物に係る換算差額

17,425

30,821

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

248,825

614,821

現金及び現金同等物の期首残高

878,976

1,127,801

現金及び現金同等物の期末残高

  1,127,801

  1,742,622

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

当社グループはクラウドサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

当社グループはクラウドサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

1株当たり純資産額

65.87円

148.62円

1株当たり当期純利益

33.31円

13.98円

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、前連結会計年度は潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、また、当連結会計年度は希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

197,884

88,424

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

197,884

88,424

普通株式の期中平均株式数(株)

5,940,097

6,327,365

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 新株予約権3種類(新株予約権の数584,473個)

 新株予約権3種類(新株予約権の数562,274個)

 

(重要な後発事象)

 該当事項はありません。