○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………………

(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………………

(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………………

(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………………

(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………………

(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………………

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………………………

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

10

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当事業年度における世界経済は、インフレ沈静化、貿易持ち直しなどを背景に、底堅い成長を維持しております。先行きの世界経済の基調も、第2次トランプ政権の政策に左右されつつ、インフレ沈静化に伴う利下げ継続を背景に、緩やかな成長トレンドが続くと見られておりますが、今後の米国新政権による政策変更、米欧の物価高解消に対する利下げ政策、中国の内需不振と輸出拡大の持続性の状況如何では、国際情勢が一段と不安定化することも考えられ、依然として持続的な成長を見通しづらい状況が継続しております。

 日本経済は、物価高や海外経済減速などの下押し要因からの回復に伴い、内需を中心に底堅い成長が続いております。今後についても、25年春闘に向けて、労使ともに高めの賃上げが必要と認識していることから、物価の影響を考慮した実質賃金が上昇し、個人消費が実質賃金の回復、家計の節約志向緩和から、緩やかに持ち直すと予想され、企業の設備投資においては、デジタル化・脱炭素化・サプライチェーン強靱化に向けた取り組みや人手不足対応などを背景に、拡大傾向が続く見通しです。

 このような経済環境のもと当社においては、引き続き事業会社からのリサーチ需要が依然として高まりつつあり、主に飲料業界、情報・通信業界からの受注が伸長した一方で、大手調査会社を中心とした案件内製化の影響で、調査会社からの受注が減少いたしました。サービス別で見ると、対面でのグループ・インタビューやデプスインタビューといった、オフライン調査の受注が引き続き伸長した一方で、インタビューの参加対象者を募集するリクルーティングサービスについて、主要発注元の調査会社からの受注減を背景に需要が減少いたしました。

この結果、当事業年度における売上高は4,363,456千円(前年同期比1.9%増)、営業利益は360,772千円(前年同期比13.6%増)、経常利益は348,799千円(前年同期比4.8%増)、当期純利益は256,877千円(前年同期比8.6%増)となりました。

なお、当社はマーケティング・リサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当事業年度末における資産合計は2,340,274千円と前事業年度末に比べ441,802千円増加いたしました。これは主に、売掛金が35,957千円減少したものの、現金及び預金が449,167千円、投資有価証券が28,659千円、ソフトウエアが11,633千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当事業年度末における負債合計は890,652千円と前事業年度末に比べ15,661千円増加いたしました。これは主に、買掛金が26,295千円、賞与引当金が19,657千円減少したものの、未払金が29,066千円、ポイント引当金が17,429千円、株主優待引当金が4,011千円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

当事業年度末における純資産合計は1,449,621千円となり、前事業年度末に比べ426,141千円増加いたしました。これは主に、当事業年度において東京証券取引所スタンダード市場へ新規上場したことに伴う公募による募集株式発行及び新株予約権の行使に際しての払込により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ101,774千円増加したことに加え、当期純利益256,877千円及び剰余金の配当38,705千円により利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末と比べ449,167千円増加し、1,344,280千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、367,411千円の収入(前年同期は271,745千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益348,628千円、減価償却費40,723千円、売上債権の減少額38,507千円、未払金の増加額29,437千円などの資金の増加要因に対し、法人税等の支払額111,978千円などの資金の減少要因があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、81,361千円の支出(前年同期は79,670千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出41,582千円、投資有価証券の取得による支出28,659千円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、163,117千円の調達(前年同期は34,040千円の支出)となりました。これは主に、株式の発行による収入179,860千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入22,079千円、配当金の支払い38,651千円があったことによるものであります。

 

(4)今後の見通し

2025年11月期については、継続的な賃金上昇傾向に伴う、国民の生活様式や企業の在り方、消費者の購買行動の変化を背景に、各企業からのマーケティング・リサーチへのニーズは、引き続き底堅く推移すると想定しております。事業会社を中心とした営業戦略を通して国内のリサーチ事業を伸長させることに加え、海外クライアント向けの専任営業体制を確立することで、海外リサーチ売上の継続的な伸長を計画しており、安定した受注環境を構築した上で、社内外における環境変化に対応してまいります。

当社は、2025年11月期決算より連結決算に移行するため、当社単体の2025年11月期決算の個別業績予想については公表いたしません。なお、2025年11月期の連結業績見通しにつきましては、売上高4,800,000千円、営業利益400,000千円、経常利益400,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益285,000千円を見込んでおります。詳細は、本日(2025年1月14日)公表しました「連結決算への移行に伴う連結業績予想の公表に関するお知らせ」をご参照ください。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社は、国内の同業他社との比較可能性を確保するために、会計基準につきましては日本基準を適用しております。

 

3.財務諸表及び主な注記

(1)貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年11月30日)

当事業年度

(2024年11月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

895,112

1,344,280

受取手形

5,879

3,328

売掛金

509,063

473,106

仕掛品

64,445

61,014

前払費用

35,805

37,268

その他

13,719

5,302

貸倒引当金

△4,760

△6,716

流動資産合計

1,519,265

1,917,583

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

57,988

57,988

減価償却累計額

△19,066

△22,961

建物(純額)

38,922

35,027

器具及び備品

30,725

40,608

減価償却累計額

△21,575

△27,044

器具及び備品(純額)

9,149

13,563

その他

13,816

14,271

減価償却累計額

△9,445

△11,943

その他(純額)

4,370

2,328

有形固定資産合計

52,442

50,919

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

88,700

100,334

その他

9,776

16,229

無形固定資産合計

98,477

116,563

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

28,659

破産更生債権等

4,001

長期前払費用

309

488

繰延税金資産

134,590

135,709

敷金

92,993

90,150

その他

393

200

貸倒引当金

△4,001

投資その他の資産合計

228,285

255,208

固定資産合計

379,205

422,690

資産合計

1,898,471

2,340,274

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2023年11月30日)

当事業年度

(2024年11月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

152,255

125,960

未払金

51,716

80,782

未払費用

135,741

142,697

未払法人税等

54,853

56,934

契約負債

7,125

4,825

賞与引当金

81,715

62,057

ポイント引当金

234,869

252,298

株主優待引当金

4,011

その他

62,294

70,178

流動負債合計

780,572

799,746

固定負債

 

 

退職給付引当金

57,788

61,162

その他

36,630

29,743

固定負債合計

94,418

90,905

負債合計

874,991

890,652

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

50,000

151,774

新株式申込証拠金

286

資本剰余金

 

 

資本準備金

101,774

資本剰余金合計

101,774

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

960,176

1,178,348

利益剰余金合計

960,176

1,178,348

自己株式

△170

株主資本合計

1,010,176

1,432,013

新株予約権

13,303

17,607

純資産合計

1,023,480

1,449,621

負債純資産合計

1,898,471

2,340,274

 

(2)損益計算書

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

売上高

4,282,413

4,363,456

売上原価

2,681,954

2,646,782

売上総利益

1,600,458

1,716,673

販売費及び一般管理費

1,282,865

1,355,901

営業利益

317,593

360,772

営業外収益

 

 

受取利息

7

137

広告料収入

1,755

877

補助金収入

19,118

3,816

その他

3

575

営業外収益合計

20,886

5,406

営業外費用

 

 

支払利息

37

為替差損

154

3,426

株式交付費

5,270

629

上場関連費用

13,291

その他

333

32

営業外費用合計

5,795

17,379

経常利益

332,684

348,799

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

406

特別利益合計

406

特別損失

 

 

固定資産除却損

577

特別損失合計

577

税引前当期純利益

332,684

348,628

法人税、住民税及び事業税

115,222

92,869

法人税等調整額

△19,127

△1,118

法人税等合計

96,095

91,751

当期純利益

236,589

256,877

 

 

(3)株主資本等変動計算書

前事業年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

新株予約権

純資産合計

 

資本金

利益剰余金

株主資本合計

 

その他

利益剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益剰余金

当期首残高

50,000

723,587

723,587

773,587

3,454

777,041

当期変動額

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

236,589

236,589

236,589

 

236,589

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

9,849

9,849

当期変動額合計

236,589

236,589

236,589

9,849

246,438

当期末残高

50,000

960,176

960,176

1,010,176

13,303

1,023,480

 

当事業年度(自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

新株予約権

純資産合計

 

資本金

新株式申込証拠金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

資本準備金

資本剰余金合計

その他

利益剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益剰余金

当期首残高

50,000

960,176

960,176

1,010,176

13,303

1,023,480

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

89,930

 

89,930

89,930

 

 

 

179,860

 

179,860

新株の発行(新株予約権の行使)

11,844

21,792

11,844

11,844

 

 

 

1,896

 

1,896

新株式申込証拠金の払込

 

22,079

 

 

 

 

 

22,079

 

22,079

剰余金の配当

 

 

 

 

38,705

38,705

 

38,705

 

38,705

当期純利益

 

 

 

 

256,877

256,877

 

256,877

 

256,877

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

170

170

 

170

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

4,304

4,304

当期変動額合計

101,774

286

101,774

101,774

218,172

218,172

170

421,837

4,304

426,141

当期末残高

151,774

286

101,774

101,774

1,178,348

1,178,348

170

1,432,013

17,607

1,449,621

 

(4)キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前当期純利益

332,684

348,628

減価償却費

32,892

40,723

株式報酬費用

9,849

6,606

新株予約権戻入益

△406

上場関連費用

13,291

株式交付費

5,270

629

貸倒引当金の増減額(△は減少)

5,852

△2,045

賞与引当金の増減額(△は減少)

△6,265

△19,657

ポイント引当金の増減額(△は減少)

49,111

17,429

株主優待引当金の増減額(△は減少)

4,011

退職給付引当金の増減額(△は減少)

6,299

3,374

受取利息

△7

△137

支払利息

37

補助金収入

△19,118

△3,816

固定資産除却損

577

売上債権の増減額(△は増加)

△43,777

38,507

破産更生債権等の増減額(△は増加)

△4,001

4,001

仕掛品の増減額(△は増加)

4,477

3,430

仕入債務の増減額(△は減少)

8,692

△26,295

未払金の増減額(△は減少)

△370

29,437

未払費用の増減額(△は減少)

8,843

6,956

その他

△21,622

29,960

小計

368,846

495,206

利息の受取額

7

137

利息の支払額

△37

補助金の受取額

59,353

464

上場関連費用の支出

△13,291

株式交付費の支出

△2,772

△3,126

法人税等の支払額

△153,651

△111,978

営業活動によるキャッシュ・フロー

271,745

367,411

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△20,707

△10,631

無形固定資産の取得による支出

△46,603

△41,582

固定資産の除却による支出

△150

投資有価証券の取得による支出

△28,659

差入保証金の回収による収入

193

差入保証金の差入による支出

△193

敷金の回収による収入

12

敷金の差入による支出

△12,166

△542

投資活動によるキャッシュ・フロー

△79,670

△81,361

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

△34,040

株式の発行による収入

179,860

新株予約権の行使による株式の発行による収入

22,079

自己株式の取得による支出

△170

配当金の支払額

△38,651

財務活動によるキャッシュ・フロー

△34,040

163,117

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

158,034

449,167

現金及び現金同等物の期首残高

737,077

895,112

現金及び現金同等物の期末残高

895,112

1,344,280

 

(5)財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(持分法損益等)

当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

 当社は、マーケティング・リサーチ事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(1株当たり情報)

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

1株当たり純資産額

1,023.48円

1,274.98円

1株当たり当期純利益

236.59円

232.45円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

228.56円

222.08円

 (注)1.当社は2023年12月4日に東京証券取引所スタンダード市場に上場したため、当事業年度における潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、新規上場日から当事業年度末までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。

2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2022年12月1日

至 2023年11月30日)

当事業年度

(自 2023年12月1日

至 2024年11月30日)

1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益(千円)

236,589

256,877

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る当期純利益(千円)

236,589

256,877

普通株式の期中平均株式数(株)

1,000,000

1,105,083

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益調整額(千円)

普通株式増加数(株)

35,137

51,616

(うち新株予約権(株))

(35,137)

(51,616)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

新株予約権  1種類

個数    46,800個

普通株式  46,800株

 

(重要な後発事象)

当社は、2024年11月29日開催の取締役会において、株式会社販売促進研究所の株式を取得し、子会社化することについて決議し、2024年12月2日付で同社との間で株式譲渡契約を締結しました。

 

① 企業結合の概要

(1)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 株式会社販売促進研究所

事業の内容    マーケティング・リサーチの企画・実施・コンサルティング業務

(2)企業結合を行う主な理由

当社が持つ業界内での広範なネットワークやマーケティング力と、株式会社販売促進研究所の高度な分析技術や専門知識を組み合わせることで、新たな市場機会の創出や既存事業の強化を図ります。また、両社の連携により、より革新的なサービスや商品を迅速に展開し、お客様の期待を超える価値をお届けすることを目指します。

(3)企業結合日

2024年12月2日

(4)企業結合の法的形式

株式取得

(5)結合後企業の名称

結合後企業の名称に変更はありません。

(6)取得する議決権比率

100%

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として株式を取得したためであります。

 

② 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価 現金 250百万円

取得原価     250

 

③ 主要な取得関連費用の内容及び金額

現時点では確定しておりません。

 

④ 発生するのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

現時点では確定しておりません。

 

⑤ 企業結合日に受け入れる資産及び引き受ける負債の額並びにその主な内訳

現時点では確定しておりません。