該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されますが、世界的な金融引締め等による海外景気の下振れが、わが国の景気を下押しすることが懸念される等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経営環境のなか、当社は、ミッションである「心地よい未来を、データとつくる。」の実現に向け、リアル行動ビッグデータの収集体制の拡充や解析精度の向上、サービス開発の推進など、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank®」の基盤及び利活用の強化に注力してまいりました。
2023年8月14日、当社及び三菱食品株式会社は、両社の保有するデータ、技術、営業ネットワーク等を活用し、小売データ・位置情報・メディアを統合したプラットフォームの構築を通じたリテールメディアネットワーク事業を共同推進することを目的として資本業務提携をおこないました。
また、東京都の「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」 における「スマートサービス実装促進事業者」や「東京データプラットフォーム ケーススタディ事業」に採択されるなど、スマートシティ領域における活動も積極的に進めてまいりました。
以上の取り組みの結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高490,030千円(前年同四半期比9.1%増)、営業損失46,948千円(前年同四半期は営業損失30,244千円)、経常損失47,054千円(前年同四半期は経常損失34,967千円)、四半期純損失29,222千円(前年同四半期は四半期純損失30,479千円)、リカーリング顧客売上高470,395千円、リカーリング顧客売上高比率96.0%、リカーリング顧客数89社、リカーリング顧客平均売上高5,285千円、NRR110.4%となりました。
なお、当社はBeacon Bank事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べて336,738千円増加し、1,847,286千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加336,444千円によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べて84,546千円減少し、328,909千円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金の減少104,993千円、その他の増加14,243千円によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて421,285千円増加し、1,518,377千円となりました。これは主に、資本金の増加225,650千円、資本剰余金の増加225,925千円によるものであります。
(3)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、150千円であります。なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。