【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

INEST株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社であり、東京証券取引所に株式を上場しております。登記上の本社の住所は東京都豊島区東池袋一丁目25番9号であります。当第1四半期連結会計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)および当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)の要約四半期連結財務諸表は、当社およびその子会社(以下「当社グループ」という。)ならびに関連会社に対する当社グループの持分から構成されております。

当社グループは、主に中小企業や個人消費者に対して、モバイルデバイスやOA機器、ウォーターサーバー等の各種商品の販売を行う事業を営んでおります。当社グループの事業内容および主要な活動は、要約四半期連結財務諸表注記「7.事業セグメント」に記載しております。

 

2.要約四半期連結財務諸表作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨

当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、IAS第34号に準拠して作成されております。

 

(2)測定の基礎

本要約四半期連結財務諸表は「注記3.重要性のある会計方針」に記載のとおり、公正価値で測定している金融商品等を除き、取得原価を基礎として計上しております。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

本要約四半期連結財務諸表は当社の機能通貨である円(百万円単位、単位未満切捨て)で表示しております。

 

(4)未適用の公表済み基準書

本要約四半期連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が公表された未適用の基準および解釈指針のうち、重要な影響があるものはありません。

 

3.重要性のある会計方針

当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する会計方針は、2023年3月31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同様であります。

 

4.重要性のある会計上の見積り及び見積りを伴う判断

IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、その性質上これらの見積りおよび仮定とは異なる場合があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

本要約四半期連結財務諸表における重要性のある会計上の見積りおよび見積りを伴う判断は、2023年3月31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

 

5.金融商品

金融商品は、その公正価値の測定にあたって、その公正価値の測定に用いたインプットの観察可能性および重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。当該分類において、それぞれの公正価値のヒエラルキーは、以下のように定義しております。

 

レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格

レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプット

レベル3:観察可能でないインプット

 

当社グループは、公正価値の測定に使用される公正価値の階層のレベルを、公正価値の測定の重要なインプットの最も低いレベルによって決定しております

(1) 経常的に公正価値で測定する金融商品

① 公正価値のヒエラルキー

公正価値の階層ごとに分類された、金融商品は以下のとおりであります。

前連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

1,043

1,043

合計

1,043

1,043

 

 

当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

6

6

合計

6

6

 

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております

レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。

当第1四半期連結累計期間において、経常的に公正価値で測定するレベル3の資産および負債について、公正価値の測定が純損益またはその他の包括利益に与える影響に重要なものはありません。

 

② 公正価値の測定方法

・株式

非上場株式については、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技法、純資産価値に基づく評価技法、その他の評価技法を用いて算定しており、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分しております

 

③ レベル3に分類される資産に関する定量的情報

当社グループにおいて、レベル3に分類されている金融商品は、主に非上場株式により構成されています非上場株式の公正価値の測定は、対象となる金融商品の性質、特徴およびリスクを最も適切に反映できる評価技法およびインプットを用いて、入手可能なデータにより公正価値を測定しています。その結果は適切な権限者がレビューおよび承認しています。

なお、レベル3に分類した金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の増減は見込まれていません。

 

④ レベル3の調整表

  レベル3に分類した金融資産の当期首から当期末までの変動は、以下のとおりです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間
(自 2023年4月1日
 至 2023年6月30日)

期首残高

10

 

1,043

売却

 

△1,037

取得

 

包括利益

 

 

 

 その他の包括利益

1,033

 

期末残高

1,043

 

6

各会計期間末に保有する金融商品に関して

純損益に認識している利得又は損失

 

 

 

(2) 償却原価で測定する金融商品

① 公正価値

償却原価で測定する金融資産および金融負債の公正価値は以下のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2023年6月30日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

敷金及び保証金

466

459

468

464

金融負債

 

 

 

 

有利子負債

 

 

 

 

長期借入金(1年内返済予定含む)

1,170

1,118

1,085

1,052

 

 

 

 

 

 

(注) 短期の金融資産および金融負債は、公正価値と帳簿価額とが近似しているため、上記には含めておりません

 

② 公正価値の測定方法

・敷金および保証金

将来キャッシュ・フローを期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により測定しており、レベル2に分類しております

・借入金

元利金の合計を、当該借入金の残存期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2に分類しております

 

 

6.事業セグメント

(1)報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、法人向け事業および個人向け事業を営んでおり、その事業区分ごとに当社および当社の連結子会社が単一もしくは複数の事業に従事する事業活動を展開しております。

 

(2)報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「注記3.重要性のある会計方針」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部売上収益および振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)

要約四半期連結財務諸表計上額

 

法人向け事業

個人向け事業

売上収益

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

907

1,072

1,980

-

1,980

セグメント間の内部売上収益及び振替高

1

0

1

1

-

908

1,072

1,981

1

1,980

セグメント利益

139

38

177

132

44

金融収益

 

 

 

 

0

金融費用

 

 

 

 

10

持分法による投資損益

 

 

 

 

0

税引前四半期利益

 

 

 

 

34

 

(注) セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去および各セグメントに配分していない全社費用が含まれております。

 

 

7.売上収益

(収益の分解)

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

法人向け事業

個人向け事業

主要なサービスライン

通信インフラサービス

355

143

498

 

ライフラインサービス

193

728

922

 

オフィスソリューションサービス

110

-

110

 

店舗ソリューションサービス

13

-

13

 

ビジネス・プロセス・アウトソー

シングサービス

179

193

372

 

その他

55

6

62

合計

 

907

1,072

1,980

顧客との契約から認識した収益

 

907

1,072

1,980

その他の源泉から認識した収益

 

-

-

-

 

 

① 通信インフラサービス

テレマーケティングや訪問販売などのチャネルを通じて、モバイルデバイスや通信回線サービス等の販売を主要業務としております。このサービスは、当社グループと顧客との契約に基づき、サービス内容や当事者間の権利と義務が定められ、サービス内容等の区分可能性や顧客への移転パターンに基づき、主な履行義務を以下の通り識別し、収益を認識しております

当社グループは、サービス契約者のニーズに応じて契約を交わし、当該財又はサービスを提供した時点で、履行義務を充足されるものと判断し、収益を認識しております。当該金額は履行義務の充足時点から概ね1~2か月以内に支払を受けており、これらの契約についてはIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(以下、「IFRS第15号」という。)で規定される便法を適用して金融要素にかかる調整は行っておりません。

売上収益は契約において約束された対価で測定されます。

 

② ライフラインサービス

テレマーケティングや訪問販売などのチャネルを通じて、ウォーターサーバーや新電力等の販売を主要業務としております。当該サービスは、当社グループと顧客との契約に基づき、サービス内容や当事者間の権利と義務が定められ、サービス内容等の区分可能性や顧客への移転パターンに基づき、主な履行義務を以下の通り識別し、収益を認識しております

当社グループは、サービス契約者のニーズに応じてサービス契約を交わし、そのサービスを提供した時点で、充足されるものと判断し、収益を認識しております。当該金額は履行義務の充足時点から概ね1~2か月以内に支払を受けており、これらの契約についてはIFRS第15号で規定される便法を適用して金融要素にかかる調整は行っておりません。

売上収益は契約において約束された対価で測定され、顧客への返金が見込まれる金額は返金負債として認識しております。顧客への返金が見込まれる金額の測定については、過去の実績データに基づいて見積もっており、営業債務及びその他の債務に含めております。当社グループは、予想される返金率については、報告日毎に見直し、資産および負債の金額を更新しております。

 

③ オフィスソリューションサービス

テレマーケティングや訪問販売などのチャネルを通じて、OA機器や照明、蓄電池等の販売を主要業務としております。当該サービスは、当社グループと顧客との契約に基づき、サービス内容や当事者間の権利と義務が定められ、サービス内容等の区分可能性や顧客への移転パターンに基づき、主な履行義務を以下の通り識別し、収益を認識しております

当社グループは、サービス契約者のニーズに応じてサービス契約を交わし、その財又はサービスを提供した時点で、充足されるものと判断し、収益を認識しております。当該金額は履行義務の充足時点から概ね1~2か月以内に支払を受けており、これらの契約についてはIFRS第15号で規定される便法を適用して金融要素にかかる調整は行っておりません。

売上収益は契約において約束された対価で測定されます。

 

 

④ 店舗ソリューションサービス

テレマーケティングや訪問販売などのチャネルを通じて、CAT等の販売を主要業務としております。当該サービスは、当社グループと顧客との契約に基づき、サービス内容や当事者間の権利と義務が定められ、サービス内容等の区分可能性や顧客への移転パターンに基づき、主な履行義務を以下の通り識別し、収益を認識しております

当社グループは、サービス契約者のニーズに応じてサービス契約を交わし、その財又はサービスを提供した時点で、充足されるものと判断し、収益を認識しております。当該金額は履行義務の充足時点から概ね1~2か月以内に支払を受けており、これらの契約についてはIFRS第15号で規定される便法を適用して金融要素にかかる調整は行っておりません。

売上収益は契約において約束された対価で測定されます。

 

⑤ ビジネス・プロセス・アウトソーシングサービス

顧客企業の営業・マーケティング活動に関連する業務の受託により、当社の人材による電話コンタクト、直接訪問、Webコンタクト等のチャネルを通じて、顧客企業に代わってエンドユーザーに対し商品・サービスのセールス、訪問のためのアポイントの獲得等を行っており、そのサービスが提供されるにつれて収益を認識しております。

当社グループは、サービス契約者のニーズに応じてサービス契約を交わし、そのサービスを提供するにつれて、履行義務が充足されるものと判断し、収益を認識しております。当該金額は履行義務の充足時点から概ね1~2か月以内に支払を受けており、これらの契約についてはIFRS第15号で規定される便法を適用して金融要素にかかる調整は行っておりません。

売上収益は契約において約束された対価で測定されます。

 

8.その他の収益

その他の収益には、特定の訴訟にかかる和解金の受取額が61百万円含まれております。

 

 

9.1株当たり四半期利益

基本的1株当たり四半期利益および算定上の基礎、希薄化後1株当たり四半期利益および算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)

(1) 基本的1株当たり四半期利益 (△損失)

△3円89銭

(算定上の基礎)

 

親会社の所有者に帰属する四半期利益(△損失)(百万円) 

△354

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

基本的1株当たり四半期利益の算定に用いる金額(△損失)(百万円)

 

△354

発行済普通株式の加重平均株式数(千株)

90,927

(2) 希薄化後1株当たり四半期利益 (△損失)

△3円89銭

(算定上の基礎)

 

基本的1株当たり四半期利益の算定に用いる金額(△損失)(百万円)

△354

子会社及び関連会社の潜在株式に係る利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり四半期利益の算定に用いる金額 (△損失)(百万円)

△354

発行済普通株式の加重平均株式数(千株)

90,927

新株予約権による普通株式増加数(千株)

希薄化後1株当たり四半期利益の算定に用いる普通株式の

加重平均株式数(千株)

90,927

逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり四半期利益の

算定に含めなかった金融商品の概要

新株予約権2種類

(新株予約権の数44,618個)

 

 

10.関連当事者取引

当社グループと関連当事者との重要な取引は以下のとおりであります。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)

(単位:百万円)

種類

会社等の名称

又は氏名

取引の内容

取引金額

未決済残高

主要株主の孫会社

㈱第二通信

株式の売却

1,036

 

(注) 株式の売却価額については、第三者算定機関により算定した評価額を基礎とし、両社協議のうえ決定しております。

 

 

11.後発事象

該当事項はありません。

 

12.承認日

2023年8月14日に当要約四半期連結財務諸表は、取締役会によって承認されております。

 

2 【その他】

該当事項はありません。