当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に対する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の五類感染症移行により、行動制限が緩和されたことで経済社会活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復傾向が続きました。
一方で、長期化するロシアによるウクライナ侵攻に加え、中東情勢の緊迫化、原材料価格の高騰、円安の進行など、今後の動向や影響についての予測が困難な状況が続いており、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクとなっております。
こうした環境の中、外出や旅行機会の増加やインバウンド需要の戻りなどを受けて、サービス産業全体はさらなる回復が期待される状況です。
このような状況下において、「インスタベース」では、WEBマーケティングの有効活用をはじめ、大手企業や地方自治体とのアライアンスに継続的に取り組むとともに、各種ユーザー向けキャンペーンの展開といったユーザー獲得の強化、ユーザーニーズの変化に対応したスペースの獲得や認知促進を図ることで、2023年11月に掲載数が30,000件を突破いたしました。
また、2023年11月には新サービスとなるコミュニティイベントサービス「TOIRO」をリリースいたしました。「TOIRO」を通じて、「インスタベース」において獲得してきた「場とコト」の需要に加えて「人とコト」の需要を喚起することで、場所を使う目的の上流から需要を創出していくことを目指しております。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,085,657千円(前年同期比28.6%増)、営業利益は256,225千円(前年同期比25.2%増)、経常利益は256,370千円(前年同期比29.6%増)、四半期純利益は162,950千円(前年同期比27.3%増)、となりました。
当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ307,540千円増加し、1,387,422千円となりました。これは主に、現金及び預金が275,231千円増加したこと、売掛金が30,162千円増加したことによるものです。
当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ143,497千円増加し、482,528千円となりました。これは主に、預り金が105,165千円増加したこと、未払金が20,114千円増加したこと、その他流動負債が24,422千円増加したことによるものです。
当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べて164,042千円増加し、904,893千円となりました。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が162,950千円増加したことによるものです。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。