1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 ………………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 ………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………7
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………8
1.経営成績等の概況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が期待されるものの、中東情勢を含む地政学的リスクの高まりや為替動向を背景とした物価上昇が継続しているほか、原材料やエネルギー価格の高騰、人件費の上昇により企業のコスト負担が増しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社が展開する事業を取り巻く環境としましては、少子高齢化の進行等に伴う生産年齢人口の減少により、企業における人材確保の難しさが一層深刻化しております。マンパワーグループの「2026年 人材不足に関する調査」によると、国内雇用主の84%が「必要なスキルを持つ人材の確保が困難」と回答しており、 前年比で7ポイント上昇しました。この割合は、世界41か国・地域の平均(72%)を大きく上回り、調査対象国・地域の中で2番目に高い水準となっていることから、日本企業の人材不足の深刻さがうかがえます。人材不足が事業継続を脅かす深刻な局面を迎えるなか、業務効率化の有力な手段として生成AI等のデジタル活用への期待が高まる一方で、企業現場での浸透には依然として課題が残されています。帝国データバンクの「生成AIに関する企業の動向調査(2026年3月)」によると、業務で生成AIを「活用している」と回答した企業は34.5%にとどまり、企業規模により活用状況に差が生じているほか、「情報の正確性」「専門人材・ノウハウ不足」といった課題に加え、使いこなし方の格差などが引き続き運用の壁となっています。こうした状況下、持続的な事業運営の改善や維持を図る上で、限られた労働力を補う省力化・効率化の推進や、業務プロセスの最適化に向けた外部リソース・デジタル活用の重要性は、かつてないほど高まっております。
このような環境のもと、当社グループは「CASTER BIZ」シリーズ等のオンラインアシスタントサービスの提供に加え、SaaSベンダーやBPOベンダーとのアライアンス、業務領域におけるAI活用・導入支援、AI研修・人材育成の取り組みなどを通じ、人手不足への解決策を提供するとともに、企業の業務効率化と人材リソースの確保を支援しております。また、2025年9月より新たなミッション「創り変える。働くの全てを。」を掲げ、その実現に向けて収益性の強化と経営基盤の確立を進めております。具体的には、BPaaS・AI Techをコア領域として重点的に投資し、AI活用による生産性向上とサービス価値向上を図るとともに、HR事業において既存アセットを生かした利益確保を重視した運営とすることで、事業ポートフォリオの最適化を進めております。
さらに、AIのリテラシー向上や社内定着に対する企業ニーズの高まりを受け、株式会社キャスターテックジャパン(2025年9月1日付で株式会社LUVOより商号変更)では、AIリスキリング研修を中心とした教育事業の本格展開を開始しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高3,359,332千円(前年同期比2.6%減)、営業利益35,175千円(前年同期は営業損失362,007千円)、経常利益28,367千円(前年同期は経常損失366,141千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失13,035千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失371,862千円)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。前年同期比較につきましては、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照下さい。
(BPaaS事業)
BPaaS事業は、通期黒字化を最優先とする方針のもと収益性を重視し、CAC(顧客獲得単価)の最適化に向けた新たな集客チャネルへの検証やAI活用を継続的に推進しております。新規受注は堅調に推移している一方で、受注拡大に伴うリソース配置の最適化や稼働開始時期の調整等により、稼働社数の伸びは緩やかな増加にとどまりました。第3四半期の広告投資については、受注状況や稼働率を注視しながらコントロールし、段階的に実施しております。売上高は、採用領域において前第1四半期まで計上されていた大型解約案件の影響により減収となったものの、既存案件が安定的に推移したことに加え、新規案件の稼働が順次進み、その影響を一定程度吸収したことから、全体としては横ばいで推移しております。利益面については、受注率を見極めた原価の最適化や販売費及び一般管理費の圧縮に継続的に取り組んだ結果、収益性及びコスト構造の改善が進展しております。
以上の結果、売上高2,566,534千円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益(営業利益)630,493千円(前年同期比38.4%増)となりました。
(HR事業)
HR事業は、BPaaS事業からの顧客送客が限定的な状況が継続しており、全体としては低調に推移しております。
以上の結果、売上高523,718千円(前年同期比9.6%減)、セグメント利益(営業利益)59,089千円(前年同期比26.9%減)となりました。
(AI Tech事業)
AI Tech事業は、マイクロロット市場を対象としたMy Assistantにおいて、収益性を重視した広告投資の最適化を図りつつも、売上高は全体として堅調に推移しております。一方で、AI研修をはじめとする新規プロダクトの開発・市場投入を積極的に進めており、引き合いは着実に増加しているものの、収益化に向けた立ち上げフェーズにあることから、セグメント全体の売上高は前年同期比で概ね横ばいとなりました。利益面では、広告アロケーション・販売費及び一般管理費の最適化が寄与するとともに、AI研修の利用に伴うグループ内取引により利益が一時的に増加しており、当該取引はグループ全体でのAI活用促進にもつながっております。開発面では、ベトナムにおける開発体制が安定的に運用されており、事業横断的にサービス開発のスピードと柔軟性が向上しております。
以上の結果、売上高269,080千円(前年同期比0.8%減)、セグメント利益(営業利益)37,632千円(前年同期はセグメント損失228,632千円)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は2,042,639千円となり、前連結会計年度末に比べ170,387千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が144,320千円、無形固定資産その他が70,486千円増加したものの、のれんが39,338千円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は1,345,754千円となり、前連結会計年度末に比べ183,423千円増加いたしました。これは主に、短期借入金が200,000千円、未払法人税等が34,345千円、退職給付に係る負債が4,803千円増加したものの、長期借入金が27,819千円、未払費用が27,724千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は696,885千円となり、前連結会計年度末に比べ13,035千円減少いたしました。これは、利益剰余金が13,035千円減少したことによるものであります。
2026年8月期の連結業績予想につきましては、2025年10月10日に公表いたしました業績予想値を修正しております。詳細につきましては、本日公表しております「連結業績予想の修正及び中期経営計画の取り下げに関するお知らせ」をご参照下さい。また、当社が全従業員を対象に実施した株式会社キャスターテックジャパンの提供するAIリスキリング研修について、支給要件の充足等を前提として助成金の対象となる見込みであり、最大94百万円の助成金を受領する可能性があります。しかしながら、現時点において交付決定や受領時期が未確定であるため、修正後の連結業績予想には含めておりません。
なお、当該業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成されており、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自2024年9月1日 至2025年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△669,796千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△669,675千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る経費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自2025年9月1日 至2026年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注) 1.セグメント利益の調整額△692,039千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△697,963千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る経費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来の「BPaaS事業」、「その他事業」から「BPaaS事業」、「HR事業」、「AI Tech事業」に変更しております。
この変更は、当社グループの事業ポートフォリオを現在の戦略上の役割と立場に基づき再定義し、各事業セグメント間の相互関係を明確にすることを目的としております。具体的には、収益基盤である「BPaaS事業」及び「HR事業」と、成長投資領域である「AI Tech事業」にセグメントを再編し、「BPaaS事業」と「HR事業」で創出した利益を「AI Tech事業」へ戦略的に投資する体制を構築しております。
また、この変更に伴い、従来「BPaaS事業」に区分していたMy Assistantを成長投資領域の事業と位置づけ、「AI Tech事業」に移管しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分により作成したものを記載しております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。