1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………5
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………6
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………6
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、一部に足踏みが残るものの、雇用・所得環境が改善する下で緩やかに回復してきました。一方で、米国の関税政策により世界的な景気後退が懸念され、エネルギー価格は不安定な状況となり、先行きの不透明な状況が続きました。
エネルギー価格の変動の影響を大きく受ける電力に関しては、EVの普及やIT機器の利活用等により今後も旺盛な需要が続くと見込まれ、一層の安定的かつ経済的な供給体制が求められております。昨今は生成AIの需要の高まりに伴い、大規模な電力消費を伴うデータセンターの設置や増強が加速しております。また、大量のデータを必要とする社会全体のデジタル化に伴い、製造に膨大な電力を必要とする半導体の需要も急速に増加しております。電力広域的運営推進機関によると、データセンターや半導体工場の新増設に伴う需要電力量は2034年度までに514億kWh増加し、電力需要全体でも増加の見通しとなっております(出典:全国及び供給区域ごとの需要想定(2025年度)、電力広域的運営推進機関、2025年1月22日公表)。
このような状況下、当社は電力会社に対して、AI技術や数理最適化技術を用いた電力需給計画の最適化を提供し、電力会社のエネルギー消費量の削減を実現してまいりました。また、配船計画、生産計画、空調熱源制御等の最適化も提供しており、AIエンジン開発、システム開発、運用・サポートまで一貫したサービスとして展開してまいりました。これまでの計画業務は、オペレーションを熟知した熟練人材による多大な労力により成立しておりましたが、AI技術や数理最適手法を用いた当社の計画最適化サービスは、複雑かつ不確実性の高いビジネス環境下でも短時間で最適な計画を提供し、属人性を排することを可能としており、当社の事業に対する期待は一層高まっております。
当第3四半期累計期間は、引き続き電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティの3分野に注力いたしましたが、予算規模が大きい電力会社からの追加受注や本番導入開発が進展し、電力・エネルギー分野の売上が全体の6割を占めることとなりました。物流・サプライチェーン分野についても、配船計画における運用・サポート売上の増加により全体の3割を占める売上となりました。また、都市交通・スマートシティについても、鉄道会社の修繕計画におけるAIエンジン開発が進展し、堅調に推移しました。
当社は、AIエンジン及びシステム開発をフロー型売上、運用・サポートをストック型売上として定義しておりますが、当第3四半期累計期間の電力・エネルギー分野の合計売上高は909百万円(前年同四半期比101.2%増)、うちフロー型売上は782百万円(前年同四半期比111.9%増)でストック型売上は127百万円(前年同四半期比53.4%増)、物流・サプライチェーン分野の合計売上高は460百万円(前年同四半期比3.6%増)、うちフロー型売上は264百万円(前年同四半期比3.1%減)でストック型売上は195百万円(前年同四半期比14.3%増)、都市交通・スマートシティ分野の合計売上高は133百万円(前年同四半期比1.7%減)、うちフロー型売上は82百万円(前年同四半期比21.4%減)でストック型売上は50百万円(前年同四半期比64.7%増)、社会インフラ3分野に分類されないその他の合計売上高は13百万円(前年同四半期比29.7%減)となりました。
また、当社は開発体制の強化に向けて優秀なエンジニアの採用を行うことで今後の事業拡大に向けた取り組みを進めており、当第3四半期会計期間末におけるエンジニアは71名(前年同四半期比12.7%増)となりました。加えて、営業体制の強化も進めており、営業・管理部門は32名(前年同四半期比28.0%増)となりました。このことから、製造費用におけるエンジニアの人件費は574百万円(前年同四半期比25.5%増)、販管費における営業・管理部門の人件費は299百万円(前年同四半期比18.6%増)となりました。
以上より、当第3四半期累計期間について、売上高は1,515百万円(前年同四半期比44.3%増)となり、営業利益299百万円(前年同四半期比188.3%増)、経常利益301百万円(前年同四半期比261.6%増)、四半期純利益194百万円(前年同四半期比190.2%増)となりました。
①資産、負債および純資産の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の総資産は4,140百万円となり、前事業年度末と比較して39百万円増加いたしました。流動資産は3,899百万円となり、前事業年度末と比較して152百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が74百万円、売掛金及び契約資産が61百万円、その他に含まれる仕掛品が29百万円それぞれ増加した一方で、その他に含まれる前払費用が10百万円減少したことによるものであります。固定資産は241百万円となり、前事業年度末と比較して112百万円減少いたしました。これは主にソフトウエアの償却により無形固定資産が4百万円、投資その他の資産に含まれる繰延税金資産が105百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債は306百万円となり、前事業年度末と比較して156百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が52百万円、賞与引当金が18百万円、その他に含まれる契約負債が55百万円、預り金が14百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は3,834百万円となり、前事業年度末と比較して196百万円増加いたしました。これは主に四半期純利益の計上により利益剰余金が194百万円増加したことによるものであります。
2025年6月期の業績予想につきましては、2024年8月14日に公表いたしました「2024年6月期決算短信」に記載した内容から変更はございません。経営環境の動向を注視し、業績予想の修正が必要と判断した場合には速やかに開示いたします。当期は、電力・エネルギー分野を中心に第4四半期に受注が増加する見込みとなっておりますが、一部プロジェクトの契約時期の後倒しにより売上高は下振れとなる可能性があります。一方で、採用の後倒しにより人件費が減少する中で、大型プロジェクトの生産性が高い水準で推移するため、通期の営業利益は計画を達成する想定となっております。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
該当事項はありません。
該当事項はありません。
当社は、AI開発事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。