第3【設備の状況】

 当社は、地球観測衛星データ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

1【設備投資等の概要】

 当事業年度において、設備投資の総額は7,849百万円であり、主に小型SAR衛星の開発及び研究開発拠点の新設に係るものであります。

 なお、重要な影響を及ぼす設備の除却又は売却はございません。また、当事業年度において減損損失1,636百万円を計上しております。減損損失の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(損益計算書関係)」をご参照ください。

 

2【主要な設備の状況】

2025年5月31日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物

(百万円)

構築物

(百万円)

機械装置

(百万円)

工具,器具及び備品

(百万円)

人工衛星

(百万円)

建設仮勘定

(百万円)

その他

(百万円)

合計

(百万円)

福岡オフィス

(福岡市中央区)

本社等

2

0

33

63

99

24

(7)

研究開発拠点(Q-SIP)

(福岡県)

(注)1

工場、小型SAR衛星等

525

0

155

76

3,233

6,582

13

10,587

38

(2)

 (注)1.安全上の観点から、市区町村の記載は省略しております。

2.その他の主なものは、ソフトウエアであります。

3.福岡オフィス及び研究開発拠点(Q-SIP)の建物は賃借しており、年間賃借料は8百万円及び47百万円であります。

4.帳簿価額は減損損失計上後の金額であります。

5.現在休止中の主要な設備はありません。

6.従業員数は、社外から当社への出向者を含む就業人員であります。また、臨時雇用者数は期中平均人員を()外数で記載しております。

7.当社は地球観測衛星データ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

(1)重要な設備の新設等

事業所名

(所在地)

設備の内容

投資予定額

資金調達方法

着手及び完了年月日

完成後の増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

 

 

小型SAR衛星

10号機

1,942

1,886

自己資金、増資資金及び銀行借入

2023年11月

2025年6月

(注)1

 

小型SAR衛星

11号機

1,899

1,727

自己資金、増資資金及び銀行借入

2023年11月

2025年7月

(注)1

 

小型SAR衛星

12号機

524

480

自己資金、増資資金及び銀行借入

2023年11月

2025年8月

(注)1

福岡オフィス

(福岡市中央区)

小型SAR衛星

13-15号機

5,621

1,380

自己資金、増資資金及び銀行借入

2023年11月

2026年4月

(注)1

 

小型SAR衛星

16-18号機

3,590

955

自己資金、増資資金及び銀行借入

2024年6月

2026年10月

(注)1

 

小型SAR衛星

19-21号機

6,005

64

自己資金及び増資資金

2025年7月

2027年4月

(注)1

 

小型SAR衛星

22-24号機

7,221

自己資金及び増資資金

2025年12月

2027年10月

(注)1

研究開発拠点(Q-

SIP)(福岡県)

(注)2

研究開発設備(注)3

598

自己資金及び増資資金

2025年6月

2027年3月

(注)1

 (注)1.完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。

2.安全上の観点から、市区町村の記載は省略しております。

3.研究開発設備の一部については、研究開発拠点の追加工事を含みます。

4.自己資金については、「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載の宇宙戦略基金事業をご参照ください。現時点で当社に交付されることが決定された補助金の額は8,465百万円ですが、実際の交付状況に応じて、当該補助金を充当いたします。

 

(2)重要な設備の除却等

 重要な設備の除却等の計画はありません。