第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

 当社は、新製品の迅速な市場展開や新たなコア技術開発のための研究開発設備、高品質な体外診断用医薬品を安定して供給できる生産設備の拡充を目的とした設備投資を実施しております。なお、当社は、体外診断用医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 当事業年度における設備投資の総額は4,001,395千円であります。その内容は、新三島工場用に取得したイムノクロマト製造設備一式及びERPシステム等、生産設備の拡充を目的とした設備投資等によるものであります。

 なお、当事業年度において重要な設備の除却、売却等はありません。

 

 

2【主要な設備の状況】

 当社は、神島本社・工場及び清水町事業所を設けております。

2024年6月30日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(千円)

機械及び装置(千円)

工具、器具及び備品

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

その他

(千円)

合計

(千円)

神島本社・工場

(静岡県伊豆の国市)

工場・事務所設備

356,585

1,066,338

133,091

114,634

(8,730.44)

76,746

1,747,394

190

(143)

清水町事業所

(静岡県駿東郡清水町)

事務所設備

280,978

4,612

160,040

55,522

501,152

66

(10)

新三島工場

(静岡県三島市)

新工場建設用地

1,620,000

(34,081.28)

3,838,526

5,458,526

 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、車両運搬具、特許権、ソフトウエア、建設仮勘定を含んでおります。

2.現在休止中の設備はありません。

3.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。

4.当社は、体外診断用医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

 当社の設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。

 なお、当事業年度末現在における重要な設備の新設、改修計画は次のとおりであります。

(1)重要な設備の新設

事業所名

(所在地)

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定年月

完成後の増加能力

総額

(千円)

既支払額

(千円)

着手

完了

新三島工場

(静岡県三島市)

工場建物

9,070,000

3,200,000

自己資金、借入金及び補助金

2023年9月

2025年5月

(注)1

新三島工場

(静岡県三島市)

生産設備

1,268,141

638,526

自己資金、借入金及び補助金

2023年9月

2025年12月

(注)1

神島本社・工場

(静岡県伊豆の国市)

 

ERPシステムの導入

556,000

243,279

自己資金

2024年1月

2025年6月

(注)1

 (注)1.現状の月間生産能力は130万テストでありますが、新三島工場稼働後においては月間生産能力が260万テスト増加され、390万テストとなることを想定しております。月間生産能力は、平日昼間のみの稼働且つ外部委託を最小化した場合の見込み数量を計算して記載しております。

2.完成後の増加能力は計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。

3.当社は、体外診断用医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)重要な改修

事業所名

(所在地)

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定年月

完成後の増加能力

総額

(千円)

既支払額

(千円)

着手

完了

神島本社・工場

(静岡県伊豆の国市)

生産設備

210,020

自己資金

2024年7月

2025年6月

(注)1

清水町事業所

(静岡県駿東郡

清水町)

事業所設備

1,300

自己資金

2024年7月

2025年6月

(注)1

 (注)1.完成後の増加能力は計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。

2.当社は、体外診断用医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。